植物が好きだけど手が出せない、そんなもどかしい気持ちから創られた「陶植」
LOVEGREEN編集部
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プロフィール
■名前:滝上玄野
■年齢:31歳
■職業:STUDIO.ZOK代表/クリエイター
■出身:愛知県知多郡
■居住地:愛知県知多郡
■ボタニカル歴:2年
自己紹介
STUDIO.ZOKという土モノをもっと生活の中に様々な形で取り入れるというコンセプトを掲げて、陶製を中心としたインテリアツールを企画・制作をしている滝上玄野と申します。
全て手作業で制作しており、それぞれ媒体の違うアイテムを色々制作していますが、その中でもボタニカルに関連した「陶植」という陶製の植物オブジェや一輪挿しの花器などを制作しています。
あとはもともとグラフィックデザインの仕事をしていたので、そちらの仕事もしています。
植物や花との出会い、好きになったきっかけを教えてください
思えば子供のころから家やキャンプ、ハイキングなど緑の風景に囲まれていたのが根っこになるかもしれません。
制作の中でのきっかけは盆栽作家のmoss green ikkeiさんとの出会いが始まりで、コラボとして鉢を制作したのがきっかけです。
それから仕事で盆栽やサボテン・ドライフラワーなどに触れる機会が多くなり空間をガラっと上げてくれる存在に魅了されています。
初めて育てた植物や花について教えてください
ikkeiさんに植込んでもらったトキワシノブです。
自分の鉢に初めて植込んでもらったので嬉しかったですね。
思い出に残る植物や花があれば教えてください
色々ありますが、サボテンですかね。まだ何も知らない時に初めて農家さんにお邪魔して面白い形の種類の多さに驚きました。
それまではTHEサボテンといった象徴的なものしか知らなかったので衝撃をうけましたね。
自宅で育てている植物や花について教えてください
今はギムノカリキウムやエルサム・セローム・十二の巻・小さなバリダなどです。まずは比較的育てやすいものを挑戦しています。
エケベリアの徒長をあえて盆栽風っぽくするのも個体の味が出て以外と面白いですね。
いまお気に入りの植物や花を教えてください
何と言っても今はオベサですね~!陶植ですが。宣伝っぽいですが。ダメですかね?(笑)
普段のボタニカルライフを教えてください。
普段から緑に囲まれているので無意識にボタニカルライフしてますね。季節を感じられるので特に春は染みます。
たまに仕事の息抜きで散歩しながら草花を取って一輪挿しに入れたりしています。
特別なものではなく普通にどこにでもあるようなものでも面白い見え方がするんです。
まだまだ植物を育てることに関しては浅いので枯らしてしまうこともしばしば、勉強中といったところです。
だからこそ、そんな方とも共有できる陶植が生まれるきっかけにもなったんだと思います。
よく行くショップやおススメのショップを教えてください
garageさんは空間も楽しめるお店でテンションも上がります。
後藤サボテンさんにも鉢に植込んでもらったりしていて、制作した鉢を片手に持ちながら合うものを自分でじっくり園内をぐるぐる回って吟味している時はたまらない時間です。日によって直売もされているので一般の方でも入れてくれますよ。
仕事場の様子や過去の作品、商材などのご紹介をお願いします。
やはりここでのメインは「陶植」ですね。
壁のテクスチャーをイメージした一輪挿し・苔も飾れる枯山水・落葉の箸置きなど植物にまつわる作品も多いです。
▼一輪挿し
▼枯山水
▼箸置き
仕事場は家に隣接した工房で緑に囲まれていて、ふと落ち着かせてくれます。
木漏れ日とか最高です。
好きなボタニカルスポットを教えてください
家の壁面にアイビーとハツユキカズラが生えていて古ぼけたコンクリートとの相性がなんとも惹かれます。
インテリアに取り入れたいって思っちゃいますね。
いま欲しい植物や花を教えてください
オベサ・黒王丸がかっこいいですね。憧れます。
今後はペケ(失敗作)になった鉢を自分用にして色々な植物を植込んで飾りたいです。
あとは陶植を部屋の壁に並べ尽くしてみたいですね。
最後に何かあれば一言お願いします。
植物を育てて枯らしてしまう方は多いと思います。僕もその一人ですし分かるまでに自分なりの工夫や経験がいる誰もが通る道なんだと思います。
ただ、枯らすことでそれから億劫になってしまう方も少なくはないと思います。植物が好きだけど手が出せない、そんなもどかしい気持ちから陶植はできています。
陶製だから管理がいらないし置く場所も自由に飾れる植物として表現しています。
ここから植物を育てたい!と興味をもってもらえるきっかけにもなれたら嬉しいですし、植物好きの方のコレクションとしても楽しんでもらえたら最高です。
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