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植物の葉水とは? やり方やメリット・デメリットを解説

葉水とは何のためにするの? そんな疑問から、葉水のやり方、NG行為、メリット・デメリット、葉水をした方がよい植物の種類を紹介します。

目次

葉水とは

葉水

葉水とは、植物の葉の表裏に霧吹きなどを使用して水を散布する作業のことで、植物の手入れ方法のひとつです。植物は根から水分を吸い上げて生きているので、あくまで主となるのは土に行う水やりで、葉水は水分補給ケアのようなもの。補助的な作業ですが、乾燥に弱い植物には有効な方法です。

何のためにするの?

葉水は、①葉の乾燥を防ぐ、②休眠期の水やり補助、③肥料の散布、④病害虫予防、⑤ほこりや汚れの除去、⑥リフレッシュ効果を目的として行います。

①乾燥を防ぐ

植物の葉には気孔があり、呼吸をしたり、水分を蒸発させたりしています。空気が乾燥しているような時期は、葉からも水が失われていくので、葉水をすると健やかな生育につながります。

②休眠期の水やり補助

観葉植物の多くは熱帯地域原産で、寒さが苦手。冬は休眠期に入るため、水やりを控えめに管理したほうがよい種類がたくさんあります。さらに、人間が居住している室内で管理しているものは暖房による乾燥のダメージも受けます。

このような理由から、冬の観葉植物には葉水で水分を補うようにすると、ダメージを少なく抑えられます。

③肥料の散布

液体肥料を希釈した水を散布することで、葉の気孔から効率よく栄養を吸収することができます。結果的に植物の活性化につながります。

④病害虫予防

乾燥によって植物に負担がかかり病害中の被害にあいやすくなる心配があるため、日頃から葉水をして適度な湿度を保つようにしましょう。

屋外で育てている植物は、乾燥が続くとハダニという害虫の被害にあうことがあります。特にナスやミニトマト、ミント、ローズマリーなどが被害にあいやすい種類です。ハダニは、葉の裏側や葉柄について植物の養分を吸汁するため、放っておくと全体が弱る原因となります。葉の表面がまだらに白くなったり、赤く小さなクモのような虫が付いているので、見た目で判別ができます。乾燥を好み、水を苦手とする害虫であるため、日頃から葉水を行うことで発生を防ぐことができるうえ、初期であれば水で洗い流して駆除することもできます。

また、木酢液を希釈した葉水を散布することで、植物の免疫力を高めたり、害虫を忌避する効果が期待できるようになります。

⑤ほこりや汚れの除去

室内で管理している植物は、自然界のように風に当たる機会があまりないため、葉にほこりや汚れが付着しやすくなります。この場合の葉水は、水分を補うためではなく、洗い流すことを目的として行うので、葉水をした後に軽く汚れごと水滴を拭き取るようにしましょう。

⑥リフレッシュ効果

リフレッシュ効果というのは、人間と植物双方のためのものです。高温多湿を好む植物は、雨で葉が濡れるような環境を好むものもあります。時々葉水をかけて、雨に濡れているような状態にしてあげてみてはいかがでしょうか。葉水をしているこちらも心地よくなれる、ちょっとしたコミュニケーションです。

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葉水のやり方やNG行為、メリット・デメリット

葉水

葉水のやり方

用意するもの

  • スプレーボトルや霧吹き
  • 室温に戻した水

方法

冬なら午前中から日中、夏は午前中に、スプレーボトルや霧吹きに水を入れて植物の葉の表裏に水を吹きかけます。葉の裏にも気孔があるので、忘れないようにしましょう。濡れて困るようなものが近くにある場合は、浴室に鉢を移動させて一気に散布すると、手間が少なくすみます。冷たい水を使用すると温度差で葉がダメージを受けてしまう心配があるので、数時間置いて室温に馴染ませるようにしましょう。

休眠期の観葉植物に行う際は、土が濡れるほど吹きかける必要はありません。葉の表面に水滴が付く程度で十分です。

害虫の予防と駆除を目的とする際は、葉の表裏まんべんなく濡れるまで行ってください。茎と葉柄の付け根まで濡らすくらいで問題ありません。

葉水のNG行為と注意すること

多肉植物やサボテン

多肉植物やサボテンのような葉茎に水分を蓄えているような植物への葉水は控えるようにしましょう。過度な水分は株を傷め、腐らせてしまう心配があります。

夜間

夜間は気温が下がり、水分の蒸発も減ります。この時間に葉水を与えても意味がないほか、蒸れなどで植物へ負担をかけることになるので、避けるようにしましょう。

新芽

新芽はまだ赤ちゃんの葉っぱです。耐性ができておらず、外からのちょっとした刺激にもダメージを受けやすい時期。葉水で枯れてしまうことはないと思いますが、刺激を与えないように生育を見守ってあげるのが賢明です。

夏の日中

気温が高くなる夏の日中は、水の温度も上がりやすくなるのでNGです。良かれと思って行った葉水が蒸れや病気の原因になってしまうことも考えられます。夏に葉水を行うなら朝のうちに済ませるようにしましょう。

直射日光

直射日光の下で葉水を行うと葉焼けを起こす恐れがあるので避けるようにしましょう。強い日差しの下では葉の温度も上がっています。そこに葉水をすると、急激な温度変化にびっくりしてダメージを受けてしまいます。結果、葉の色が茶色く焦げたようになってしまうのが葉焼けです。

また、日頃室内の弱い光のもとで管理しているような植物を急に直射日光の下に出して葉水を行うと、環境の変化についていけずに生育に影響が出る心配もあります。

お日様の下で葉水をした方が気持ちよさそうに思えますが、植物にとっては刺激が強すぎるので、控えるようにしましょう。

メリット・デメリット

葉水のメリットは「水分を補って乾燥を防ぐ」「植物の健やかな生育の手助けになる」です。また、直接葉に触れて世話をすることから「植物を育てている」という満足感を得られ、心身ともに癒されるというメリットもあります。

デメリットは、時間帯やタイミング、やり方を間違うと植物にとって負担となってしまうほか、効果を得られないなどが挙げられます。

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葉水をしたほうがよい植物

葉水

アジアンタム

ライムグリーンの柔らかな葉が魅力のアジアンタムは、乾燥が苦手な観葉植物。乾燥が続くような時は葉水で水分を補うようにしましょう。

ベンジャミン

ベンジャミンは乾燥が苦手で、葉をポロポロと落としてしまうこともあります。まずは表土が乾いたらたっぷりと水やりして、それでも足りないようであれば葉水をしてみましょう

エバーフレッシュ

羽のような軽やかな葉が印象的なエバーフレッシュは、乾燥するとオジギソウのように葉を閉じてしまいます。そんなときは鉢にもしっかりと水やりして、さらに葉水で補うようにしてください。

カシワバゴムノキ

大きく厚みのある葉が特徴のカシワバゴムノキは、葉の表面にほこりや汚れが溜まりやすいので、時々葉水をして汚れを拭き取るようにしましょう。

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葉水は、植物を乾燥や病害虫から守るための水分補給ケア方法。丁寧に世話をすれば、植物も生き生きとした姿で応えてくれます。葉水は植物とのコミュニケーション手段だと思って、楽しみながら続けてください。

 

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