ロシアの新年は街中クリスマスのようなディスプレイ

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これはロシアのある時期の画像です。みなさんはどの時期か分かりますか?

正解は「ロシアの新年」です。まるでクリスマスのようですね。  日本ではクリスマスツリーとして認知されているこの飾りつけは、ロシアでは「ヨールカ」といって年末から年明け1月14日ごろまで飾られているモミの木のことを意味します。  ちなみにロシアのクリスマスは1月7日ですが、なぜ1月7日がクリスマスなんでしょうか?今回はちょっと変わったロシアのクリスマスとお正月についてご紹介します。

正解は「ロシアの新年」です。まるでクリスマスのようですね。

日本ではクリスマスツリーとして認知されているこの飾りつけは、ロシアでは「ヨールカ」といって年末から年明け1月14日ごろまで飾られているモミの木のことを意味します。

ちなみにロシアのクリスマスは1月7日ですが、なぜ1月7日がクリスマスなんでしょうか?今回はちょっと変わったロシアのクリスマスとお正月についてご紹介します。

目次

1月7日がクリスマスになる暦とは

ロシアの新年とクリスマス

ロシアという国

1月7日がクリスマスになる暦とは

暦の種類は沢山あります。太陽・月・惑星・恒星などからなる天体暦、天体の位置を把握して船の位置を知る航海暦、農業に便利な農業暦、漁業に便利な漁業暦などなど…。

その中でも、大きく分けると太陽暦・太陰暦・太陰太陽暦の3つになります。

太陽暦

地球が太陽の周りを一回りする時間を1年とするお馴染みの暦です。4年に1日、閏日として2月29日があります。

太陰暦

月の満ち欠けの周期「朔望(さくぼう)」を基準としています。月が地球の周りを一周する時間は季節によって多少の違いはありますが、ひと月が29日、30日の月を組み合わせます。

太陰太陽暦

太陰暦に季節変化の太陽暦の要素を取り入れたのがこの太陰太陽暦です。陰暦や旧暦と呼ばれています。太陽暦と太陰太陽暦との差は毎年11日のズレが生まれるため、両者のズレが1か月位になった時閏月を設けて調整します。

日本の伝統的な行事を行うときいつも引っかかってくるのが旧暦の扱いです。旧暦ですべきなのか、今現在の新暦である太陽暦ですべきなのかということです。いつも迷ってしまいます。

ロシアで使用されているユリウス暦

私たちが使っている暦は太陽暦の中でも「グレゴリオ暦」という暦です。この暦でいうと、12月25日がクリスマスとなります。  一方ロシアで使用されているのは「ユリウス暦」といいます。ユリウス暦では、通常の年(平年)は1年を365日とし、4年ごとに置く閏年を366日とまではグレゴリオ暦と変わらないのですが、簡単に言うとと平均日数の差からグレゴリオ暦と13日のズレが生じ、その結果クリスマスが13日後の1月7日になったというわけです。

私たちが使っている暦は太陽暦の中でも「グレゴリオ暦」という暦です。この暦でいうと、12月25日がクリスマスとなります。

一方ロシアで使用されているのは「ユリウス暦といいます。ユリウス暦では、通常の年(平年)は1年を365日とし、4年ごとに置く閏年を366日とまではグレゴリオ暦と変わらないのですが、簡単に言うとと平均日数の差からグレゴリオ暦と13日のズレが生じ、その結果クリスマスが13日後の1月7日になったというわけです。

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ロシアの新年とクリスマス

ロシアでは12月末から新年、クリスマスをはさみ、1月14日ごろまでモミの木を飾ります。トルコでもロシアのように新年にクリスマスツリーを飾るそうです。  「ヨールカ」とは、ロシア語で〈小さなモミの木〉を意味します。ロシアでは、切り出したモミの若木に豆電球や綿雪などで飾りつけをし、年末と年始に主として子どものために行う祭りをヨールカというそうです。  1840年ころに西ヨーロッパからロシアに伝わったクリスマス・ツリーの風習とロシア独自の年末の習慣が合わさって、このような新年にツリーを飾る光景が見られるというわけです。

ロシアでは12月末から新年、クリスマスをはさみ、1月14日ごろまでモミの木を飾ります。トルコでもロシアのように新年にクリスマスツリーを飾るそうです。

「ヨールカ」とは、ロシア語で〈小さなモミの木〉を意味します。ロシアでは、切り出したモミの若木に豆電球や綿雪などで飾りつけをし、年末と年始に主として子どものために行う祭りをヨールカというそうです。

1840年ころに西ヨーロッパからロシアに伝わったクリスマス・ツリーの風習とロシア独自の年末の習慣が合わさって、このような新年にツリーを飾る光景が見られるというわけです。

ロシアでは大晦日の晩に、サンタクロースにそっくりな白いひげを生やし、杖を持ったマロース爺さんと孫娘の雪娘が贈り物を届けにやってくると言われています。  クリスマスは1月7日ですからマロース爺さんが持ってくるプレゼントは新年のプレゼントという意味合いになるようです。日本でいうところのお年玉みたいですね。  ソリにもトナカイにも乗っていないサンタクロースのような方が、お隣の国ロシアに存在していたのですね。ロシアという国は、知っているようで意外に知らない国かもしれません。

ロシアでは大晦日の晩に、サンタクロースにそっくりな白いひげを生やし、杖を持ったマロース爺さんと孫娘の雪娘が贈り物を届けにやってくると言われています。

クリスマスは1月7日ですからマロース爺さんが持ってくるプレゼントは新年のプレゼントという意味合いになるようです。日本でいうところのお年玉みたいですね。

ソリにもトナカイにも乗っていないサンタクロースのような方が、お隣の国ロシアに存在していたのですね。ロシアという国は、知っているようで意外に知らない国かもしれません。

ニコライ堂のクリスマス

東京都にあるロシア正教のニコライ堂はビザンチン様式の建築です。国の重要文化財でもあるドーム型の天井で、レンガ造りとしては日本で最古級の建物です。

ニコライ堂のクリスマスもやはり1月7日にありました。正確には降誕祭聖体礼儀といいます。前日の1月6日はクリスマスイブで降誕祭です。

1月6日の降誕祭に参加してみると、中に入るとロウソクの灯でイコンが浮かび上がり、聖歌隊の歌声がまるでオペラを聴いているようです。

さらに、振香(振り回すことのできる香炉)の中に乳香と呼ばれるお香が焚かれているので、視覚・聴覚・臭覚がとても刺激されました。日本人にとってイベントとしてのクリスマスしか知らない者にとって、クリスマス本来の姿を垣間見ることが出来たような気がしました。

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ロシアという国

私たちがよく知っている「ロシア」と言ってまず頭に思い浮かぶのは、広い!ということです。世界で一番面積の大きい国で、日本の面積の45倍ほどの大きさともいわれています。  森や草原がどこまでも続き、東西に長いシベリア鉄道が横断しています。  次に思い浮かぶのは芸術が盛んであるということです。実際に国立の音楽学校や美術学校が多数あります。また、「トルストイ」でも有名な文学の国という一面もあります。ボリジョイサーカス、オペラ、バレーやスケートでも有名で、世界的にも芸術大国として素晴らしい国です。

私たちがよく知っている「ロシア」と言ってまず頭に思い浮かぶのは、広い!ということです。世界で一番面積の大きい国で、日本の面積の45倍ほどの大きさともいわれています。

森や草原がどこまでも続き、東西に長いシベリア鉄道が横断しています。

次に思い浮かぶのは芸術が盛んであるということです。実際に国立の音楽学校や美術学校が多数あります。また、「トルストイ」でも有名な文学の国という一面もあります。ボリジョイサーカス、オペラ、バレーやスケートでも有名で、世界的にも芸術大国として素晴らしい国です。

ロシア人の生活

一般の方はどんなライフスタイルを送っているのでしょうか。  ロシアの人々は都市で日常生活を送り、休みの日はセカンドハウス暮らしをしている方が多いようです。セカンドハウスでは、森でキノコや木の実を取ったり、家庭菜園で野菜を育てたりしている人が多いそうですよ。  いかがでしたか?  芸術を楽しみ、植物を育てる生活を送るロシア。クリスマスツリーのようなヨールカは、ロシアでは1月14日まで飾るようです。そんなロシアのサンタさん「マロース爺さん」に一度はプレゼントをもらってみたいですね。

一般の方はどんなライフスタイルを送っているのでしょうか。

ロシアの人々は都市で日常生活を送り、休みの日はセカンドハウス暮らしをしている方が多いようです。セカンドハウスでは、森でキノコや木の実を取ったり、家庭菜園で野菜を育てたりしている人が多いそうですよ。

いかがでしたか?

芸術を楽しみ、植物を育てる生活を送るロシア。クリスマスツリーのようなヨールカは、ロシアでは1月14日まで飾るようです。そんなロシアのサンタさん「マロース爺さん」に一度はプレゼントをもらってみたいですね。

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