洋ラン初心者にもおすすめ「ランのコルク付け」にチャレンジ!
LOVEGREEN編集部
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ランをコルク付けする理由
根がむき出しの状態は着生ランの本来の姿。水苔が見えるので水やりのタイミングがわかりやすく、初心者さんには育てやすい栽培方法なんです。
今回は花の形とサイズ感が可愛らしいミニカトレアを使ってレクチャーします。インテリアではなく、植物ということを忘れずに愛情を持って育てるということも楽しみましょう。
準備するもの
(左上から)
水苔・ゴムテグス(または#24か#26の園芸用ワイヤー)・コルク・フックネジ・ハサミ
-POINT-
水苔には品質によって等級が変わります。
販売会社や産地によって同じ等級でも品質が変わってきますが、編集部のおすすめはニュージーランド産のAAAかAAAAです。
基本的にAの数が多くなるほど水苔の品質が高くなります。
ランのコルク付けにチャレンジ!
1水苔を戻す
新しい乾燥水苔を多めの水に浸して戻します。ある程度水苔が戻ってきたら、草の茎などの不純物を取り除きます。
2ミニカトレアをポットから出す
ミニカトレアをポットから出して根に付いている用土を取り除く。黒くなっている古い根も用土と一緒にに取り除きましょう。
ミニカトレアの根を傷つけないように優しく行いましょう。
3水苔を敷いてランを置く
コルクの上に水苔を軽く敷き、その上にミニカトレアを置きます。この時にミニカトレアの根を広げ、水苔に抱き着くように置くと根が張りやすくなります。
次に軽く絞った水苔で株元を包み込むように巻きます。
4ゴムテグスでぐるぐる
根を傷つけないようにゴムテグスを使ってミニカトレアをコルクに固定します。花が垂れている場合はワイヤーで調節しましょう。
根元は強くしすぎないように注意します。
5コルクにフックネジをつけて吊るす
コルクにフックネジを取り付けます。水平に取り付けるよりも、斜め上から取り付けると壁に掛けやすくなります。
管理方法
水やり
週に2~3回やりします。水の量はたっぷりと。
水苔がカラカラに乾いているようであれば、一度水を張ったバケツに半日ほど浸けて置くとよいでしょう。
置き場所
ミニカトレアは風通しと日当たりが好きな着生ランです。レースカーテン越し程度の日光が入る場所に置きましょう。
コルクの代用品
ミニカトレアの着生はコルク以外にもできちゃうんです。あなたの好みの素材に着生してみましょう。
(左から)流木 板 フェイクフェゴ
意外と簡単なランのコルク付け。
管理もしやすく、日当たりと風通しがよい場合は壁や窓際などデッドスペースでも植物を育てることができます。
着生材にしっかりと着いた時の感動と喜びは半端ないです!ぜひ、これを機にチャレンジしてみてはいかがでしょう。
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