冬の三大植物特集

腐りにくい着生素材「コルク」の切り方や使い方、メリットって何?

松本卓

松本卓

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エアプランツや着生ランを育てる時に何に着生させればいいのか分からないですよね。調べてみるとへゴやバーク、焼き板なんてものも出てきて訳が分からない!という方も多いと思います。

そこで、今回ご紹介するのは魔法の着生素材コルクです。コルクボードやコルク栓に使われていて、身近な存在のコルクですが、非常にポテンシャルが高いんです!

 

目次

コルクって何?

コルクのメリット

コルクの切り方や使い方

 

コルクってナニモノ…?

コルクはコルクガシというブナ科コナラ属に分類される樫(ドングリが実る木)の樹皮のことです!

主な生産地はポルトガルで、地中海沿岸に分布しています。コルク樫は樹齢20年を過ぎた辺りから分厚いコルク層(多孔質で弾力のある樹皮)を形成するようになり、樹齢が25年を過ぎた辺りに手作業で樹皮を剥がしていきます。

コルクは約9年おきに剥がされ、最初に剥がされたコルクをヴァージンコルクと言います。

ヴァージンコルクは凹凸が大きいため植物を着生させるのに向いています。また、インテリア性も高いので人気があります。大型園芸店やインターネット通販で購入することが出来ます。

 

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まるで魔法!コルクの優れているポイント

コルクは非常に優れた着生素材なんです。

まずは、コルクの優れているポイントを列挙していきます。

1.見た目がいい

2.軽い

3.腐りにくい

4.虫が湧きにくい

5.根が張りやすい

6.加工がしやすい

他にも断熱作用や遮音性などもあるのですが、今回は着生素材としてのコルクなので割愛します。

 

1.見た目がいい

着生素材としてだけでなく、インテリアとしても使われるので、見た目は非常に良いです。

バークなどを使うよりも、よりプロっぽい仕上がりになります!

また、樹皮なのでまるで自生地のような雰囲気になります。

 

2.軽い

コルクは普通の板と違って中に空気がたくさん入っているので大きさのわりに軽く、扱いやすいです。

壁に掛ける時は少しでも軽くした方が安全性が増すので、おすすめです。

3.腐りにくい

水やりの時に、直接着生素材に水をかける着生植物にとって、腐りにくいというのは非常に重要なポイントです。流木などは数年で朽ち果ててしまうことがありますが、コルクは撥水性に優れており、耐腐食性が高い着生素材です。

4.虫が湧きにくい

天然のコルクにはスベリンという防虫物質が多く含まれています。そのため、ダニなどが湧きにくくなっています。しかし、カイガラムシなど植物本体に湧く虫は防げないので、防虫対策はしっかり行ってください。

5.根が張りやすい

コルク、特にヴァージンコルクは凹凸が大きいため、根が張りやすくなっています。

 

6.加工しやすい

コルクは軟らかいので、切ったり穴を開けたりするのが簡単です。

大き目のコルクを買えば、植物の大きさに合わせて好きな大きさに切って使用できます。

 

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コルクを好きな大きさに切る方法

今回はヴァージンコルクカヌー(無加工のコルク)を使っていきます。

 

まず、コルクを適当に分けていきます。

コルクは軟らかいので、亀裂が入っていればそこから手や足を使えば簡単に分ける事ができます。

 

足で両端を踏むと綺麗に割れます。

 

コルクは蜘蛛の巣やゴミが付着している場合があるので、気になる方は水で洗い流してください。

 

今回はエアプランツを着生させるのに使いたいので、植物を乗せて大体の大きさを考えます。

 

大きさを考えたらノコギリで切っていきます。自分の足を切らないよう気をつけてください。

 

これで完成です。

 

エアプランツをコルクに着生させる方法はコチラです。

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いかがでしたでしょうか。これを機に、ぜひいいこと尽くめのコルクを使ってみませんか?

 

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松本卓

趣味はチランジアの管理と爬虫類の世話。些細なきっかけでチランジアを育て始めたが、チランジア好きが派生して現在は日本ブロメリア協会にも所属。チランジアは小型で花の綺麗なものが好きで、チランジアを眺めているときが至福のひと時。最近の悩みは自宅で育てているチランジアが多くなりすぎて置き場所が無くなってきたこと。

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