ヒヤシンスとは?育て方、水栽培の方法や花と球根の特徴、生け方、飾り方

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山田智美

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ヒヤシンスを自宅で育てたことはありますか?春に爽やかな香りの花を咲かせるヒヤシンス。ボリュームのある豪華な花と、香りの良さが人気の球根植物です。知っているようで知らないヒヤシンスの水耕栽培の方法や、庭植えでの育て方、花と球根の特徴、生け方、飾り方など。さらにヒヤシンスの名前の由来となっている伝説まで、詳しく紹介します。

目次

ヒヤシンスとは?ヒヤシンス基本情報

学名:Hyacinthus orientalis 科名、属名:キジカクシ科(ユリ科とされることもある)ヒヤシンス属 分類:球根性多年草 ヒヤシンスの特徴 ヒヤシンスは香りの良い花を咲かせる球根植物です。水耕栽培で花を咲かせることも容易で、室内で香りの良い花を楽しむことができます。  ヒヤシンスとは本来、地中海沿岸からアフリカ、ヨーロッパ、中央アジアなどにおよそ3種が分布しています。中でも地中海沿岸地域に分布する耐寒性の強い種が園芸用として流通しています。

  • 学名:Hyacinthus orientalis
  • 科名、属名:キジカクシ科(ユリ科とされることもある)ヒヤシンス属
  • 分類:球根性多年草

ヒヤシンスの特徴

ヒヤシンスは、香りの良い花を咲かせる球根植物です。水耕栽培で花を咲かせることも容易で、室内で香りの良い花を楽しむことができます。

ヒヤシンスは、本来、地中海沿岸からアフリカ、ヨーロッパ、中央アジアなどにおよそ3種が分布しています。中でも地中海沿岸地域に分布する耐寒性の強い種が園芸用として流通しています。

▼ヒヤシンスについて詳しくはこちら

 

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ヒヤシンスの花の咲く季節

ヒヤシンスの花の咲く季節は春です。庭植えなど屋外で育てているヒヤシンスは3月~4月頃に開花します。寒冷地では4月~5月頃に咲くようです。  室内で水耕栽培しているヒヤシンスは一足早く、2月頃から開花を楽しめます。室内でも涼しいところで管理すれば、露地のヒヤシンスと同じように3月~4月に花を楽しむこともできます。

ヒヤシンスの花の咲く季節は春です。庭植えなど屋外で育てているヒヤシンスは、3月~4月頃に開花します。寒冷地では4月~5月頃に咲くようです。

室内で水耕栽培しているヒヤシンスは、一足早く、2月頃から開花を楽しめます。室内でも涼しいところで管理すれば、露地のヒヤシンスと同じように3月~4月に花を楽しむこともできます。

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ヒヤシンスの花の特徴

ヒヤシンスの花は総状花序といって、茎の周囲に小さな花が複数密集するように咲きます。そのため、一輪でもボリュームのある花姿を楽しめます。  一つ一つの花は直径1~2cmと小さく、ラッパのような形をしています。花の付け根は繋がっていて、先端は6つに裂けています。スズランやムスカリは釣り鐘のように、花を俯かせて咲かせますが、ヒヤシンスは真横を向くように咲きます。  ヒヤシンスは、小さな花一つ一つにしっかりと芳香があるので、取れてしまった花も拾って飾っておくと、また香りを楽しめます。

ヒヤシンスの花は、総状花序といって、茎の周囲に小さな花が複数密集するように咲きます。そのため、一輪でもボリュームのある花姿を楽しめます。

一つ一つの花は直径1~2cmと小さく、ラッパのような形をしています。花の付け根は繋がっていて、先端は6つに裂けています。スズランやムスカリは釣り鐘のように、花をうつむかせて咲かせますが、ヒヤシンスは真横を向くように咲きます。

ヒヤシンスは、小さな花一つ一つにしっかりと芳香があるので、取れてしまった花も拾って飾っておくと、また香りを楽しめます。

ダッチ系ヒヤシンス

流通しているヒヤシンスの多くは、オランダで品種改良された、ダッチ系といわれるヒヤシンスです。花数が多く、花付きも良く、豪華なのが特徴です。

ローマン系ヒヤシンス

ダッチ系に対してローマン系と呼ばれるヒヤシンスもあります。ダッチ系に比べて花数が少なく、野花のような控えめな趣が可愛らしいヒヤシンスです。

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ヒヤシンスの花の色

ヒヤシンスの原種の花の色は青紫です。そこから多くの園芸品種が作出されました。現在流通しているヒヤシンスの花の色は、青紫の他に白、黄、ピンク、赤、赤紫などがあります。  最近ではダークカラーの大人っぽいヒヤシンスも流通しています。

ヒヤシンスの原種の花の色は青紫です。そこから多くの園芸品種が作出されました。現在流通しているヒヤシンスの花の色は、青紫の他に白、黄、ピンク、赤、赤紫などがあります。

最近ではダークカラーの大人っぽいヒヤシンスも流通しています。

▼ダークカラーのヒヤシンスを紹介

 

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ヒヤシンスの球根の特徴

ヒヤシンスの球根は、直径4~5㎝で、どっしりとしたタマネギ型をしています。ヒヤシンスの球根の流通時期は秋です。ヒヤシンスは秋植え春咲きの球根植物です。  秋に流通するヒヤシンスの球根は、薄皮で包まれた、芽も根もないかたまりです。この球根の中に花芽を持っています。

ヒヤシンスの球根は、直径4~5㎝で、どっしりとしたタマネギ型をしています。ヒヤシンスの球根の流通時期は秋です。ヒヤシンスは秋植え春咲きの球根植物です。

秋に流通するヒヤシンスの球根は、薄皮で包まれた、芽も根もないかたまりです。この球根の中に花芽を持っています。

ヒヤシンスの球根の選び方

ヒヤシンスの球根は、その球根の中に花を咲かせる栄養や力を蓄えています。ヒヤシンスの球根を選ぶ際には、ずっしりと重さがあるよく太ったものを選びましょう。しっかりと太った球根はたくさんの栄養を蓄えています。

さらに、球根の下部までよく観察して、カビが生えていないか、傷が付いていないかを確認します。カビや傷のある球根は、きれいな花が咲かない心配があります。健やかで美しいヒヤシンスの花を楽しむために、球根選びにちょっとした注意を払うとよいでしょう。

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ヒヤシンスの育て方

ヒヤシンスの育て方

ヒヤシンスを土に植えて育てる方法を紹介します。

球根の植え付け時期

ヒヤシンスの球根は、10月~11月の秋に植え付けます。冬の寒さがやってくる前に土に植えましょう。

ヒヤシンスの球根の植え方は、タマネギの先端のように尖った部分を上にして植え付けます。庭植えのヒヤシンスの植え付ける深さは、球根2~3個分の深さ(10~12㎝)くらいの深さが適当です。

鉢植えのヒヤシンスは、植え付ける鉢に深さがない場合は、庭植えより多少浅植えでも構いません。(根が伸びるスペースを与えることが重要なため)

置き場所、用土

ヒヤシンスは、日当たり、水はけ、共に良い環境を好みます。庭植えのヒヤシンスは、日当たり良く、霜が当たらない場所を選びましょう。

鉢植えのヒヤシンスは、市販の培養土で問題なく育てられます。芽が出るまではしっかりと戸外の寒さに当て、芽が出てきたら日当たりの良い室内に取り込むようにすると、庭植えのヒヤシンスよりも一足早く開花を楽しめます。

水やり

庭植えのヒヤシンスは、表土が乾いたらたっぷりと水やりしましょう。鉢植えのヒヤシンスは、表土が乾いたら、鉢底から流れ出てくるくらいたっぷりと水やりをします。

屋外で育てているものは、庭植えも鉢植えもお昼くらいまでに水やりを済ませましょう。夕方以降に水やりをすると、夜の寒さで土の中で水分が凍ってしまい、根が傷む原因となります。

肥料

ヒヤシンスは、球根にたっぷりと栄養を蓄えているので、特に肥料を与えなくても開花します。心配な場合は、芽吹いてから薄めた液肥などを月に1~2回程度与えるようにしましょう。

病害虫と対処方法

特に目立った病害虫の心配はありません。

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ヒヤシンスの水耕栽培での育て方

ヒヤシンスの水耕栽培での育て方です。水耕栽培とは土を使わず、水を使用して植物を育てる方法のことです。ヒヤシンスのような球根植物を水耕栽培にすると、球根から根までが観察できるので、視覚的に楽しめます。  用意するもの ヒヤシンスの球根 ガラスやプラスチックなど透明の器(なければ水が漏れなければなんでも) 水 球根のセット 器に球根を入れて、球根の下部が水に触れる程度に浅く水を入れます。球根が水に使ってしまうと腐りやすくなるので注意しましょう。  球根の水耕栽培用の器も流通しています。球根が水に浸からないような作りになっているので、管理が楽です。  置き場所 芽吹くまで ヒヤシンスの球根は芽吹くまで2週間~1ヶ月程度冷暗所で保管します。ヒヤシンスの球根を芽吹かせるには寒さに当てる必要があります。さらに暗いところで保管することで土の中にいると錯覚させることができます。 下駄箱の中や、暖房を使わない部屋のクローゼットの中などに置いておくとよいでしょう。冷蔵庫で管理するという方法もあります。  芽が出たら ヒヤシンスの球根から芽が出てきたら、室内の暖かい窓辺などに移動させます。開花するためには日光が必要です。日当たりの良い室内で管理しましょう。  水換えのタイミング 水耕栽培の水が腐らないように1週間に1度のペースで水換えを行ってください。このタイミングで、球根から芽吹いてきたかどうか、また球根をひっくり返してカビや腐っていないかの確認もしましょう。  ヒヤシンスの水耕栽培のコツ ヒヤシンスの水耕栽培のコツは、芽吹くまでは寒さと暗さにしっかり当てること、水換えをきちんと行うことです。  ヒヤシンスの水耕栽培の注意点 球根が水に浸かりっぱなしになると、そこから腐ってしまう心配があります。水の入れ過ぎに注意してください。  ヒヤシンスの花が終わったら? ヒヤシンスの花が咲き終わった球根は、エネルギーを使い果たしています。そのまま処分しましょう。  土に植わっている球根植物は、花後残った葉で光合成を行い、また球根に栄養を蓄えて翌年の花芽の準備に入ります。水耕栽培で育てた球根は土からの栄養がないため球根に栄養を蓄えることができません。このため、花が終わったら処分します。  稀に土に植え替えて葉が黄色くなるまで光合成をさせておくと翌年花が咲くことがあります。試してみるのも楽しいかもしれません。

ヒヤシンスの水耕栽培での育て方をご紹介します。水耕栽培とは土を使わず、水を使用して植物を育てる方法のことです。ヒヤシンスのような球根植物を水耕栽培にすると、球根から根までが観察できるので、視覚的に楽しめます。

用意するもの

  • ヒヤシンスの球根
  • ガラスやプラスチックなど透明の器(なければ水が漏れなければなんでも)

球根のセット

器に球根を入れて、球根の下部が水に触れる程度に浅く水を入れます。球根が水に使ってしまうと腐りやすくなるので注意しましょう。

球根の水耕栽培用の器も流通しています。球根が水に浸からないような作りになっているので、管理が楽です。

置き場所

芽吹くまで

ヒヤシンスの球根は、芽吹くまで2週間~1ヶ月程度冷暗所で保管します。ヒヤシンスの球根を芽吹かせるには寒さに当てる必要があります。さらに暗いところで保管することで土の中にいると錯覚させることができます。

下駄箱の中や、暖房を使わない部屋のクローゼットの中などに置いておくとよいでしょう。冷蔵庫で管理するという方法もあります。

芽が出たら

ヒヤシンスの球根から芽が出てきたら、室内の暖かい窓辺などに移動させます。開花するためには日光が必要です。日当たりの良い室内で管理しましょう。

水換えのタイミング

水耕栽培の水が腐らないように1週間に1度のペースで水換えを行ってください。このタイミングで、球根から芽吹いてきたかどうか、また球根をひっくり返してカビや腐っていないかの確認もしましょう。

ヒヤシンスの水耕栽培のコツ

ヒヤシンスの水耕栽培のコツは、芽吹くまでは寒さと暗さにしっかり当てること、水換えをきちんと行うことです。

ヒヤシンスの水耕栽培の注意点

球根が水に浸かりっぱなしになると、そこから腐ってしまう心配があります。水の入れ過ぎに注意してください。

ヒヤシンスの花が終わったら?

ヒヤシンスの花が咲き終わった球根は、エネルギーを使い果たしています。そのまま処分しましょう。

土に植わっている球根植物は、花後残った葉で光合成を行い、また球根に栄養を蓄えて翌年の花芽の準備に入ります。水耕栽培で育てた球根は土からの栄養がないため球根に栄養を蓄えることができません。このため、花が終わったら処分します。

稀に、花茎のみ切り取った球根を土に植え替えて葉が黄色くなるまで光合成をさせておくと、翌年花が咲くことがあります。試してみるのも楽しいかもしれません。

▼ヒヤシンスの水耕栽培の記録

▼水耕栽培のヒヤシンスの後の処理について

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ヒヤシンスは植えっぱなしOK?

庭植えのヒヤシンスは植えっぱなしで問題ありません。うまくいけば分球して増えていきます。ヒヤシンスは植えっぱなしで毎年可愛らしい花を咲かせてくれます。  ヒヤシンスの球根は分球しにくいのか、思うように増えていかないことがあります。そんな時は花が終わった後、周囲の土に緩効性肥料をまくようにしましょう。肥沃な土壌でしっかりと光合成をさせて球根を太らせることで、子株ができやすくなります。  瘦せた土壌に植えっぱなしにしておくと年々花が小さくなっていきます。数年経過するとヒヤシンスとは思えないくらい小さな花が咲いたりします。それはそれで何とも言えない可愛らしさがあります。

庭植えのヒヤシンスは、植えっぱなしで問題ありません。うまくいけば分球して増えていきます。ヒヤシンスは、植えっぱなしで毎年可愛らしい花を咲かせてくれます。

ヒヤシンスの球根は分球しにくいのか、思うように増えていかないことがあります。そんな時は花が終わった後、周囲の土に緩効性肥料をまくようにしましょう。肥沃な土壌でしっかりと光合成をさせて球根を太らせることで、子株ができやすくなります。

瘦せた土壌に植えっぱなしにしておくと、年々花が小さくなっていきます。数年経過するとヒヤシンスとは思えないくらい小さな花が咲いたりします。それはそれで何とも言えない可愛らしさがあります。

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ヒヤシンスの英語の名前は?

ヒヤシンスの英語の名前を紹介します。

  • 英名:hyacinth(ヒヤシンス)

学名がHyacinthusなので、ほぼ学名と同じです。日本での流通名も英語の名前そのままでした。

因みに、日本名の「風信子」はヒヤシンスの音をそのまま当てた当て字だそうです。

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ヒヤシンスの切り花の生け方

ヒヤシンスは切り花でも流通しています。もちろん自宅で咲いたものを花瓶に生けてもよいでしょう。ヒヤシンスの生け方にはコツがあります。

ヒヤシンスは切り花でも流通しています。もちろん自宅で咲いたものを花瓶に生けてもよいでしょう。ヒヤシンスの生け方にはコツがあります。

ヒヤシンスの生け方|水は少なめ

ヒヤシンスなどの球根植物の茎は水分が多く、腐りやすいという特徴があります。ヒヤシンスの切り花を生けるときは、水を浅く張るようにして生けましょう。花茎の先端が水に2~3㎝使っていればじゅうぶんです。

ヒヤシンスの生け方|花茎を補強する

ヒヤシンスはたくさんの小花を密集させるように咲かせる豪華な花です。そのため花の部分が重く、途中で花茎が折れてしまうことがあります。ヒヤシンスの球根を生けるときには、花茎の真ん中に竹串を通すなどして、補強してあげると良いでしょう。

ヒヤシンスは、たくさんの小花を密集させるように咲かせる豪華な花です。そのため花の部分が重く、途中で花茎が折れてしまうことがあります。ヒヤシンスの球根を生けるときには、花茎の真ん中に竹串を通すなどして、補強してあげると良いでしょう。

ヒヤシンスの花茎は、中心部に穴が空いています(空いていないこともあります)。この穴に竹串を通すと花茎が安定します。

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ヒヤシンスの飾り方

ヒヤシンスは何よりも香りが良いのが魅力。さらにつるりとした質感の花茎も相俟って、ガラス細工のようなテクスチャーを楽しめる花です。  ヒヤシンスのおすすめの飾り方は、透明なガラス容器に入れて飾ることです。飾る場所は玄関やトイレ、リビングルームがおすすめです。  帰宅した時、来客があったときなど、ふわりと花の香りが漂う玄関というのは、気持ちの良いものです。

ヒヤシンスは、何よりも香りが良いのが魅力。さらにつるりとした質感の花茎も相俟って、ガラス細工のようなテクスチャーを楽しめる花です。

ヒヤシンスのおすすめの飾り方は、透明なガラス容器に入れて飾ることです。飾る場所は玄関やトイレ、リビングルームがおすすめです。

帰宅した時、来客があったときなど、ふわりと花の香りが漂う玄関というのは、気持ちの良いものです。

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ヒヤシンスの楽しみ方

ヒヤシンスの花は水分が多く、摘んでもすぐには萎れません。この特徴を生かしてヒヤシンスでレイを作ってみましょう。  作り方は簡単です。針でヒヤシンスの花に糸を通して、花を繋いでいきます。好きな長さになるまで繋いだら、糸の端を結び合わせて完成です。ブレスレットにしたり、壁に吊るしたりして、香りを楽しみます。

ヒヤシンスの花は、水分が多く、摘んでもすぐには萎れません。この特徴を生かして、ヒヤシンスでレイを作ってみましょう。

作り方は簡単です。針でヒヤシンスの花に糸を通して、花を繋いでいきます。好きな長さになるまで繋いだら、糸の端を結び合わせて完成です。ブレスレットにしたり、壁に吊るしたりして、香りを楽しみます。

 

ヒヤシンス1本分の花を繋ぎ合わせたら、猫のティアラにちょうどよいサイズになりました。

ヒヤシンス1本分の花を繋ぎ合わせたら、猫のティアラにちょうどよいサイズになりました。

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ヒヤシンスの香り

ヒヤシンスの香りは、春の訪れを告げるような甘く爽やかな香りです。ヒヤシンスの香りを嗅ぐと、目が覚めるようなすっきりとした気持ちになります。  ヒヤシンスの優しい香りは、空気の中に充満して、部屋いっぱいに広がるような、そんな皮可愛らしさがあります。

ヒヤシンスの香りは、春の訪れを告げるような甘く爽やかな香りです。ヒヤシンスの香りを嗅ぐと、目が覚めるようなすっきりとした気持ちになります。

ヒヤシンスの優しい香りは、空気の中に充満して、部屋いっぱいに広がるような、そんな可愛らしさがあります。

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ヒヤシンスの伝説|名前の由来

ヒヤシンスの学名はHyacinthus。学名の由来になっているのはギリシャ神話にでてくるヒアキントスという美少年の名前です。  ある日、太陽神アポロンはお気に入りの美少年ヒアキントスと鉄輪投げをして遊んでいました。二人の中に嫉妬した西風の神ゼピュロスが強風で鉄輪をヒアキントスの額にぶつけました。ヒアキントスは額から血を流し、そのまま息絶えてしまいました。  ヒアキントスの血が流れ落ちた地面から咲き出した花が現在のヒヤシンスだといわれています。

ヒヤシンスの学名はHyacinthus。学名の由来になっているのはギリシャ神話にでてくるヒアキントスという美少年の名前です。

ある日、太陽神アポロンは、お気に入りの美少年ヒアキントスと鉄輪投げをして遊んでいました。二人の仲に嫉妬した西風の神ゼピュロスが、強風で鉄輪をヒアキントスの額にぶつけました。ヒアキントスは額から血を流し、そのまま息絶えてしまいました。

ヒアキントスの血が流れ落ちた地面から咲き出した花が、現在のヒヤシンスだといわれています。

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ヒヤシンスの育て方や飾り方、名前の由来の神話を紹介しました。香りの良い花を咲かせるヒヤシンス。ヒヤシンスの魅力を知って、もっとヒヤシンスを好きになってください。

 

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植物が好きで好きで、植栽設計、ガーデナー、生花店勤務を経て現在は、フリーランスの花屋「花や蜜」として活動中。「てのひらに森を」がテーマの花屋です。森の中にいるような、見ているだけで力が抜けていくようなお花を作り続けたいと思ってます。街中で突然お花を配る、「花ゲリラ棘」というゲリラ的花配り活動も不定期決行しています。

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