シダ植物の魅力! 人気の観葉から日陰のグランドカバー向きの種類について
大曽根百代
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シェードガーデンに向いているシダ植物の種類
シダ植物にはグランドカバーとしても使える種類があります。 他の植物が嫌うような、暗くて少しジメジメした場所を好み、日陰のグランドカバーにぴったり。 そんなシダの魅力と特徴をご紹介します。
ニシキシダ
日陰や湿地の場所に強い植物はあまり多くないと思います。そんな場所におすすめのニシキシダ。日本各地に自生しているため、日本の気候にあったシダです。涼し気でナチュラルな雰囲気が日陰で映えます。そのほかにシルバーリーフが特徴の、シルバーフォールという名前の品種もあります。日向や乾いた場所ですと色が褪せてしまいますので、ぜひ日陰で管理を。ニシキシダはグリーンばかりになってしまいがちなガーデンにさし色として使え、お庭を明るくしたいときやおしゃれなシェードガーデンにしたい時にぴったりなシダです。
クサソテツ(こごみ)
食べられる山野草として流通しているクサソテツ。こちらも日陰のグランドカバーとして使うことができます。胞子やランナーで増えるのであっという間に増えます。日陰で、夏でも乾燥しないところを好みます。新芽のゼンマイ部分は、お料理に使えるので、食べられるグランドカバーにもなりますよ。アクもほとんどないので、ゼンマイやワラビより使いやすいですよ。5月上旬頃にゼンマイが顔を出し、グランドカバーでたくさん増えたら、とてもかわいらしい群生を見ることができます。ニシキシダもクサソテツも冬は休眠して落葉してしまいますが、春になればちゃんと顔を出すのでご安心を。
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オフィスで育てているシダ植物をご紹介
タニワタリ
樹木や岩に着生して育つシダで、光沢のある葉っぱが観葉植物として人気です。
タニワタリの葉裏を見てみると、黒い線が見えます。これが胞子嚢です。
ビカクシダ ビーチ―
シルバーリーフが美しいビカクシダの種類。新芽はとても美しいです。
ヒトツバ
日本でも自生した姿の見れるヒトツバ。岩や樹木に張り付いて生息しています。
フレポディウム ブル―スター
海藻のような見た目がおしゃれなシダ植物。こちらもビカクシダと同じウラボシ科です。
シダ植物の世界はいかがでしたしょうか。
観葉植物として、庭の植栽として、シダ植物を取り入れて一緒に暮らしてみては♪
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