6月10日の誕生花|アカンサス
LOVEGREEN編集部
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6月10日の誕生花は「アカンサス」です。「アカンサス」について、花言葉や花の特徴、花言葉の由来など気になる情報をご紹介!
6月10日の誕生花
6月10日の誕生花は「アカンサス」
「アカンサス」の花言葉は「芸術」「技巧」
アカンサスについて|基本情報
科・属 | キツネノマゴ科・ハアザミ属 |
和名 | 葉薊(ハアザミ) |
英名 | Acanthus |
学名 | Acanthus |
原産地 | 地中海沿岸 |
開花期 | 6月~8月 |
アカンサスとは|花の特徴、花言葉の由来
アカンサスは日本ではあまり名前が知られていないかもしれませんが、原産地である地中海沿岸、その中でもギリシャでは国花に指定されるほど愛されていたり、建築や壺などの装飾柄として使われるくらい葉が美しいとされています。イングリッシュガーデンではおなじみの大型の宿根草でもあります。
アカンサスは花期に花茎を長く伸ばし、花を穂状に密につけます。紫色の萼と白い花弁のコントラストがとても魅力的で、濃緑色で光沢のある大きな葉も見ごたえがあります。アカンサスは暑さにも寒さにも強く、野生でも自生しているくらい丈夫です。背の高さは大きなものになると150cmにも生長し、花穂も葉もとても大型で、切り花にもよく使われます。
学名のAkanthaはギリシャ語の刺に由来し、花の下部の苞葉には鋭いトゲがあります。また、アザミに似てトゲのあるものが多いことから「ハアザミ(葉薊)」とも呼ばれていますが、葉にはトゲはありません。イギリスでは「熊のズボン」や「熊の手」とよばれ、これはアカンサスの巨大な葉と深く切れ込みの入った葉の形からつけられたといわれています。
アカンサスの葉が「アカンサス模様」として古代ギリシャ建築の柱装飾のモチーフになっていることから、「芸術」「技巧」の花言葉がついたそうです。
アカンサスの種類
アカンサス属は地中海沿岸地方を中心に50種ほどがありますが、最も多く栽培されている種はアカンサス・モリス(和名ハアザミ)です。
いずれも大型宿根草ですが、種類によって1mくらいで収まるもの、葉の切れ込み具合、斑入り種、若い苗のうちから花つきが良いもの……など、品種によって特性が違います。花色は白、ベージュ、ピンク、複色などがあります。
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