オシロイバナの花言葉|花の特徴、名前や花言葉の由来
更新
公開

オシロイバナの花言葉、花の特徴、名前や花言葉の由来をご紹介!オシロイバナは、夏から秋にかけて、華やかな色の花を無数に咲かせる多年草。
目次
オシロイバナの花言葉
オシロイバナの花言葉は「恋を疑う」「内気」
オシロイバナとは|花の特徴、花言葉の由来
オシロイバナは、夏から秋にかけて、華やかな色のロート状の花を無数に咲かせる熱帯アメリカ原産の多年草。夏の間休むことなく次々と咲き続け、爽やかな香りもします。午後4時ごろから開花するため、英名は four-o’clock flower です。
オシロイバナには花びらがなく、花に見える部分は華やかな色の萼(がく)です。花の色は、赤、ピンク、白、黄色などの単色のほか、絞り咲きや染め分けがあり、さらに1つの茎から異なった色の花が咲きます。ひとつひとつの花は一日花ですが、次から次へと無数に開花するため、夏から秋の庭が華やかになります。
オシロイバナは寒さにそれほど強くない性質と、種をまいて簡単に育てられることから一年草として扱われていることの多い草花ですが、本来は多年草です。関東より西の地域では、冬場は地上部が枯れますが根は生きていて春になるとまた芽吹きます。
オシロイバナの花言葉「内気」は、明るい昼間には咲かず、夕暮れを待って咲く様子に由来しています。また、「恋を疑う」という花言葉は、オシロイバナが一日花で次々と新しい花を咲かせたり、同じ株から違う色の花を咲かせることにちなんでいます。
オシロイバナは花後に黒い実が実り、割ると白い粉が出てきます。オシロイバナ(白粉花)という和名の由来は、この白い粉をおしろい(白粉)に見立てたことによります。また、夕方から花が咲き出すことから夕化粧とも呼ばれます。学名の Mirabilis はラテン語で美しいことや賞賛を意味し、この花の美しさにちなみます。
オシロイバナは、古くから種の中の白い粉を鼻筋などに塗っておしろいとして遊んできたことが知られていますが、それ以外には、花の汁を爪にこすりつけてマニキュアのように染めて遊んだり、花の付け根の緑色の部分を開いてめしべをひっぱって花のパラシュートを作ったりする遊びがあり、昔から子どもたちの遊び道具として親しまれてきました。
そんな子どもの遊びに用いられるイメージがあるオシロイバナですが、実は特に根や種に毒がある植物で、中毒症状には嘔吐や腹痛などがあります。誤って口に入れたりしないように注意しましょう。
オシロイバナの種類
ブロークン・カラーズ
赤と黄、赤と白など、花色が混ざって咲きます。
フタエオシロイバナ
花とその根もとのガクが花のように色づき、二重咲きに見えるタイプ。
微笑みがえし
フタエオシロイバナの品種。2段咲きオシロイバナとも呼ばれます。
ナガバナオシロイバナ
花首が非常に長く10cmほどあるオシロイバナ。
▼オシロイバナの詳しい育て方
▼オシロイバナの関連記事はこちら
▼366日誕生花一覧
▼前向きな花言葉一覧