ササユリ(笹百合)の花言葉|種類、特徴、色別の花言葉 

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ササユリ(笹百合)の花言葉や種類、特徴をご紹介!ササユリ(笹百合)は、日本原産のユリ。淡いピンク色の美しい花を横向きに咲かせます。栽培が難しく、自生地では保護活動も行われています。

 

ササユリ(笹百合)の花言葉

「ササユリ(笹百合)」の花言葉は「上品」「希少」。

 

ササユリ(笹百合)について

科・属 ユリ科・ユリ属
和名 笹百合
英名 bamboo lily
学名 Lilium japonicum
原産地 日本
開花期 6月~7月

 

ササユリ(笹百合)の特徴

ササユリ(笹百合)は、6月~7月頃に茎の先に淡いピンク色の花を咲かせる球根植物。日本特産の日本を代表するユリで、中部地方から九州にかけて分布しています。ロート状の花は大輪で、長さが10cm~15cmくらいあり、横向きに花をつけます。雄しべの先につく赤い葯が印象的で、とても強い香りがします。草丈は50~60cmほどです。

ササユリ(笹百合)の名は、葉が笹の葉と見分けがつかないくらいよく似ていることから付けられたと言われています。そもそも、ユリという名前は、風にあおられて花が揺れる様子から「揺すり」と呼ばれ、それが変化して「ユリ」になったそうです。

ササユリ(笹百合)は、環境の変化に敏感で、病害虫にもとても弱く、種から花を咲かせるまでに5~8年ほどかかることもあり、栽培が難しいとされています。野生の厳しい条件の下では、種から開花まで10年以上かかってしまうこともあるそうです。また、とても美しい花なので盗掘をされることが多く、近年はめったに目にしないほど減少してしまっています。そんなササユリ(笹百合)を保護するため、各地で保護活動を行う団体も増えています。

ササユリ(笹百合)の鱗茎(地下部)は「百合(ひゃくごう)」と呼ばれ、生薬として使われてきました。ササユリ(笹百合)はヤマユリという別名もありますが、栽培することが難しく自生しているものを愛でることから付けられた名前と言われています。

ササユリ(笹百合)の花言葉「上品」は、淡いピンク色の花を少しうつむき加減に咲かせる姿が控え目で上品なことから付けられました。立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花という言葉があるように、美人の代名詞とも言えるユリにピッタリな花言葉です。また、ササユリ(笹百合)の栽培が難しく、発芽から開花まで数年かかる珍しい希少な花とされていることから、「希少」という花言葉が付いたと言われています。

 

ササユリ(笹百合)の種類

ササユリ(笹百合)の種類としては、自生地の名前が入ったり、葉の特徴が名前に付けられているものが多くあります。

ヒュウガササユリ

宮崎県に分布。日本で最も早く開花します。やや濃いピンクの花を咲かせます。草丈が低めです。

ジンリョウユリ

徳島県神山町神領村に自生するササユリ。濃いピンクの花を咲かせます。花は同種の中で最も小さく、葉に白い縁取りが入る特徴があります。

イシマササユリ

徳島県伊島に自生。葉の幅が広い特徴があります。

フクリンササユリ

高知県と愛媛県で自生。葉が白く縁取られている特徴があります。

ヒロハササユリ

長野県、新潟県、山口県などに自生。葉が長くて厚みがあります。

 


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