スイカの花言葉|種類、特徴、色別の花言葉
LOVEGREEN編集部
このライターの記事一覧
スイカの花言葉や種類、特徴をご紹介!スイカは夏の風物詩。暑い夏に食べると疲労回復につながる甘くて美味しい野菜(果物)です。
スイカの花言葉
スイカの花言葉は「どっしりしたもの」「かさばるもの」。
スイカについて
科・属 | ウリ科・スイカ属 |
和名 | 西瓜 |
英名 | Watermelon |
学名 | Citrullus lanatus |
原産地 | 熱帯アフリカサバンナ、砂漠地帯 |
開花期 | 6月~7月 |
スイカの特徴
スイカはつる性の植物で、葉は大きく切れ込みが入った形をしています。他のウリ科の野菜と同じように、1株に雌花と雄花が存在する雌雄異花(しゆういか)の植物です。
スイカの雄花
スイカの雌花
スイカは、6月~7月頃に黄色い花を咲かせます。花は朝、太陽が昇ってから咲き始めます。雄花の中には雄しべがあり、黄色い花粉がたっぷりついています。一方、雌花には花粉はありません。雌花の花の下にはすいかの赤ちゃんのような小さなふくらみがあります。花が枯れた後に、雌花にスイカの実ができ、雄花は枯れてしまいます。
スイカは熱帯アフリカサバンナ、砂漠地帯が原産なこともあり、高温と乾燥を好むため、多湿に弱い性質があります。実に水分が多く、西域から伝わったため、中国で「西瓜」と呼ばれるようになり、日本でも漢字で西瓜と書きます。
スイカの実の大きさは大玉、小玉があり、形には球形、楕円形があります。皮に縞模様のあるなしがあったり、皮の色も緑、黒、黄色の違いがあったり、果肉の色も赤や黄色、白色などがあり、本当に多種多様です。ちなみに、スイカの形は日本では球形が主流ですが、海外では楕円形が主に流通しています。
スイカの果肉の成分は、約95パーセント程が水分ですが、ビタミンA(カロテン)、B1、B2、Cの他、カルシウム、リン、鉄、カリウムなどのミネラル類、グルタミン酸やアルギニンなど、多くの成分をバランスよく含んでいます。猛暑に冷たいスイカを食べて、疲れた体が元気に回復した経験がある方も多いのでは。塩をかけて食べるとスポーツ飲料と同じ効果を得られ、夏の水分補給にはもってこいの果実です。
スイカの花言葉「どっしりしたもの」「かさばるもの」は、大きくて重たいスイカのイメージそのままで付けられたと思われます。確かにスイカを買ってくるのは重くて一苦労ですし、冷蔵庫に入れるとかさばりますが、もう少し良い言い回しで表現してもらえたら良かったのにと思ってしまいますね。水分がいっぱいで甘くて美味しい夏の風物詩でもあるスイカですから、「どっしり」を、「腰が据わっている」「安定している」「威厳がある」などの意味にとらえてみるのもいいかもしれません。
スイカの種類
大玉スイカ
大玉スイカは最もポピュラーなスイカ。「縞王」などがあり、重さは約3~5kg、大きいものでは7~9kgにもなります。
小玉スイカ
小玉スイカは、重さが約1.5~3kgと小さいスイカです。支柱仕立てにして縦の空間を使って育てることもできるので家庭菜園でも育てやすい特長があります。大玉に比べると皮が薄いので可食部の割合が多く、甘みが強い傾向があります。
黄色スイカ
黄色スイカは、皮が緑や黒で果肉が黄色のスイカです。
でんすけスイカ
でんすけスイカは、皮は深緑色で果肉が赤いスイカです。高級スイカとして贈答品にもよく用いられます。
入善ジャンボスイカ
入善ジャンボスイカは、富山県の入善町が生産している楕円形の巨大スイカです。重さが15~20kgほどにもなります。
種なしスイカ
種なしスイカは、日本で開発された種のないスイカです。食べやすいのが魅力ですが、生産に手間がかかることや甘味が少ないなどの理由であまり普及しませんでした。最近になって糖度が高く美味しいものが開発されて、再び流通しています。
▼スイカの詳しい育て方はこちら
▼スイカの関連記事はこちら
関連ワード
今月のおすすめコンテンツ
「スイカの花言葉|種類、特徴、色別の花言葉 」の記事をみんなにも教えてあげよう♪