シラーの花言葉|種類、花の特徴と花言葉の由来
LOVEGREEN編集部
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シラーの花言葉や種類、花の特徴、花言葉の由来をご紹介!シラーは、春から初夏に可愛い花を咲かせる秋植え球根。丈夫で育てやすくとても人気があります。
目次
シラーの花言葉
シラーの花言葉は「変わらない愛」「辛抱強い」「我慢強さ」「寂しさ」
シラーについて|基本情報
科・属 | キジカクシ科(ユリ科、ヒヤシンス科)・シラー属 |
和名 | オオツルボ |
学名 | Scilla |
原産地 | ヨーロッパ、アジア、アフリカ |
開花期 | 3月~5月 |
シラーとは|花の特徴と花言葉の由来
シラーは秋に植えて春から初夏に花を咲かせる球根植物で、100種類以上が存在し、種類ごとに開花時期などの特徴が違います。ベル型の小花を俯くように咲かせるタイプ、小花の集合した花を放射状に咲かせるタイプ、小花を穂のように上に向かって連なるように咲かせるタイプなど、咲き方も種類によって違います。
多くの種は、秋に球根を植え付けると春から初夏に開花し、夏は休眠に入ります。耐寒性があり丈夫なものが多く、水はけが良い場所なら数年間は植えっぱなしで管理できる手入れが楽な植物です。分球し年々花数が増えるので、庭や花壇、落葉樹の株元などに植えると春から初夏の庭の彩りになります。
シラーといえばこの種をイメージする方も多い人気のシラー・カンパニュラータ(球根つりがね草)は、現在はヒアシンソイデス・ヒスパニカ(Hyacinthoides hispanica)として分類されています。ただし、流通上はシラーとして販売されていることが多いようです。
シラーの花言葉は、「変わらない愛」「辛抱強い」「我慢強さ」「寂しさ」。青や紫色の花は、ギリシャ神話の中では悲しみを表す花色とされ、寂しげな花言葉がつけられがちです。あるギリシャ神話で、二人の女性から愛されていた美少年はそのうちの一人を愛していたのですが、もう一人の女性からの嫉妬により命を落としました。その時に流した血から紫色のヒヤシンスが咲いたと言われています。シラーはヒヤシンスとは異なりますが、少し花が似ていることが由来で「寂しさ」という花言葉がついたと思われます。「変わらぬ愛」は、美少年がずっと一人の女性を愛したことからついたのではないでしょうか。「辛抱強い」「我慢強さ」は、シラーは植えっぱなしでも毎年花を咲かせたり、分球して増える力強さを持つことからイメージしてついたのではと考えられています。
シラーの種類
シラー・ペルビアナ Scilla peruviana
和名はオオツルボ。初夏に星形の花が集合して傘のような形の花が開花する。花色は青紫と白。
シラー・シベリカ scilla siberica
春に釣鐘状の小さな花が開花し、草丈は低め。花色は青紫と白。
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