ビカクシダ(コウモリラン)の花言葉|種類、特徴、色別の花言葉
LOVEGREEN編集部
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ビカクシダの花言葉や種類、特徴をご紹介!ビカクシダは、鹿の角に似た形の葉が特徴的な熱帯地域原産の着生植物。室内に飾るオシャレな観葉植物としてとても人気があります。
ビカクシダ(コウモリラン)の花言葉
ビカクシダ(コウモリラン)の花言葉は、「信頼」「助け合う」
ビカクシダ(コウモリラン)について
科・属 | ウラボシ科・ビカクシダ属 |
和名 | 麋角羊歯(ビカクシダ) |
英名 | Staghorn Fern |
学名 | Platycerium |
原産地 | アフリカ、アジア、オーストラリアなどの熱帯地域 |
開花期 | なし |
ビカクシダ(コウモリラン)の特徴
ビカクシダは樹木に着生しているシダの仲間で、独特の形をした2つの葉を持ちます。1つは株元に張り付くように出た「外套葉(がいとうよう)」または「貯水葉(ちょすいよう)」と呼ばれる葉、もう1つは鹿の角のような形をした「胞子葉(ほうしよう)」です。「貯水葉(ちょすいよう)」は、貯水することができる葉で、中はスポンジ状になっています。種類によっては、樹木に巻き付いてその身を固定する役割もあります。また、貯水葉の凹凸がとても美しく、観賞ポイントになる品種もあります。「胞子葉(ほうしよう)」は、胞子を作ったり、胞子を遠くに飛ばすために長く伸びたり、光合成をしたりします。
葉が鹿の角、麋角(ビカク)に似ていることから、和名で麋角羊歯(ビカクシダ)という名前がつけられました。また、垂れ下がる葉が「羽ばたくコウモリ」に似ていることから「コウモリラン」とも呼ばれています。変種や交配種などがたくさん存在し、ビカクシダの愛好家も多いです。ヘゴ板付けに仕立てて室内でオシャレに育てるのも人気があります。1株だけでもカッコいいのですが、丸く群生したビカクシダはとても迫力があります。自生地では大きな群生株が1つの木に複数着生していたり、枝がビカクシダで覆われていることもあるそうです。数十年ものの大型種のビカクシダは人の背丈を超える事もあり、まさにモンスター級のシダ植物です。
ビカクシダは春から秋にかけては屋外で育てることができますが、強い直射日光に当てると葉焼けを起こしてしまいます。明るい半日陰で管理したり、寒冷紗の中で育てるなど工夫が必要です。
ビカクシダは熱帯に自生しているため暑さには比較的強いですが、寒さには弱いため15℃程度になったら室内のレースのカーテン越しくらいの日光が当たる場所に取り込みましょう。エアコンの風が直接当たる場所では葉が傷みます。
ビカクシダの花言葉「信頼」「助け合う」は、樹木に着生して育つビカクシダの姿から、助け合いやお互いを信頼し合って生きていくということがイメージされて付けられたと言われています。
ビカクシダの種類
ビフルカツム
葉は比較的小さく、子株がよく発生します。生育旺盛で環境適応性が高いので初心者にも育てやすいです。
ウィリンキー
銀白色がかった胞子葉が長く垂れ下がるところが特徴的です。
ビーチー(ベイチー)
葉は白みがかって艶があり、深く切れ込みの入った胞子葉が鹿の鋭い角に似ています。
アルシコルネ
貯水葉が丸く、ふちに切れ込みがありません。胞子葉の切れ込みが深く、鹿の角のような形をしています。
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