ナヨクサフジの花言葉｜花の特徴、名前や花言葉の由来、種類
LOVEGREEN編集部
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ナヨクサフジの花言葉、花の特徴、名前や花言葉の由来、種類を紹介します。ナヨクサフジは、紫色の花が美しく、緑肥にもなるマメ科のつる植物。
目次
ナヨクサフジの花言葉
ナヨクサフジの花言葉は「世渡り上手」
ナヨクサフジについて｜基本情報
| 科・属 | マメ科・ソラマメ属 |
| 和名 | 弱草藤 |
| 英名 | Smooth vetch, Winter vetch, Hairy vetch |
| 学名 | Vicia villosa ssp. varia |
| 原産地 | ヨーロッパ |
| 開花期 | 4月～7月 |
ナヨクサフジとは｜花の特徴、名前や花言葉の由来
ナヨクサフジは、マメ科ソラマメ属のつる性越年草です。ヨーロッパ原産で、日本には飼料として入ってきたものが帰化し、今では全国で見られる野草です。河原や草原など明るく開けた草地を好んで群生し、春から初夏にかけてフジの花を思わせるような紫色の花を咲かせます。つるを伸ばして、周囲のものに巻きつきながら生育しますが、巻きつくものがなければ、茎を波打つようにわん曲させながら伸ばしていきます。大きく伸びた茎にたくさんの花を咲かせるので、満開の時期は紫の海のような美しい景色を見ることができます。
ナヨクサフジという和名の由来は、在来種のクサフジに似ていることにちなみます。弱（なよ）と名に付きますが、決して弱くはなく、丈夫な草花です。根に根粒菌を共生させていて、土壌を肥沃にすることから緑肥として好まれ、ヘアリーベッチという名前で種が流通しています。
ナヨクサフジの花言葉「世渡り上手」は、害草として駆逐されがちな帰化植物でありながら、緑肥としての活躍や花が美しいことから、嫌われることなく自生している様子にちなみます。
ナヨクサフジの種類
クサフジ
- 学名：Vicia cracca
クサフジは、アジアやヨーロッパに自生するつる性の多年草です。日当たりの良い開けた草地に自生しています。花が咲くのは5月～9月。ナヨクサフジとの見分け方は、少し遅れて開花することと、花のお尻が基部より突き出していないことです。
ビロードクサフジ
- 学名：Vicia villosa ssp. villosa
ビロードクサフジは、ヨーロッパから西アジアに自生するつる性の多年草から一年草です。日当たりの良い開けた草地に自生しています。ナヨクサフジとの見分け方は、葉茎に白っぽい軟毛があること。ナヨクサフジと同じくヘアリーベッチという名前で流通しています。
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