サンザシ(山査子)の花言葉|花の特徴、名前や花言葉の由来、種類

LOVEGREEN編集部
このライターの記事一覧

サンザシ(山査子)の花言葉、花の特徴、名前や花言葉の由来、種類をご紹介。サンザシ(山査子)は花も果実もかわいらしく、生薬にもされる落葉低木。
目次
サンザシ(山査子)の花言葉
サンザシ(山査子)の花言葉は「希望」「慎重」「ただ一つの恋」
サンザシ(山査子)について|基本情報
科・属 | バラ科・サンザシ属 |
和名 | 山査子 |
英名 | Hawthorn, Mayflower |
学名 | Crataegus cuneata |
原産地 | 中国 |
開花期 | 5月~6月 |
サンザシ(山査子)とは|花の特徴、名前や花言葉の由来
サンザシ(山査子)は、中国原産のバラ科サンザシ属の落葉低木です。サンザシという名前は、セイヨウサンザシを含む多くの品種の総称として使われていますが、狭義にはこの Crataegus cuneata のことを指します。サンザシ(山査子)は、健胃や消化の効果のある生薬として中国から渡来したものが、花や果実の美しさから庭木として栽培されるようになりました。
サンザシ(山査子)は、樹高2m程度の低木で、5月~6月に花びらが5枚の梅に似た小花を咲かせ、果実は9月~10月に真赤に熟します。枝に鋭いトゲがあるのが特徴です。サンザシ(山査子)の果実は酸味が強く生食には不向きですが、生薬の他、ジャムや果実酒に加工されて流通しています。
英名の Hawthorn(ホーンソーン)の thorn とはトゲという意味で、サンザシ(山査子)の特徴にちなみます。Mayflower(メイフラワー)は、文字通り5月に咲く花という意味です。サンザシ(山査子)という名前は、中国名の「山査」の果実を生薬にしたことに由来しています。
サンザシ(山査子)の花言葉「希望」は、ヨーロッパで花々が咲き乱れる美しい季節に開花することにちなんでいます。「慎重」という花言葉は、サンザシ(山査子)の枝にあるトゲから連想されたといわれています。
サンザシ(山査子)の種類
セイヨウサンザシ
- 学名:Crataegus monogyna(ヒトシベサンザシ)
- 学名:Crataegus laevigata(セイヨウサンザシ)
セイヨウサンザシは、ヒトシベサンザシやセイヨウサンザシといった品種の総称です。ヨーロッパから北アフリカに自生する品種で、たくさんの園芸品種が作られています。花色は白の他にピンク、濃いピンク、赤に近いピンクなど。咲き方も一重咲き、八重咲き、枝垂れ咲きなど豊富にあります。ヨーロッパではトゲがあるという特性を活かして生垣に利用されるそうです。
▼サンザシ(山査子)の育て方
▼サンザシ(山査子)の関連記事
▼前向きな花言葉一覧
▼366日誕生花一覧
関連ワード
今月のおすすめコンテンツ
「サンザシ(山査子)の花言葉|花の特徴、名前や花言葉の由来、種類」の記事をみんなにも教えてあげよう♪