9月20日の誕生花と花言葉|彼岸花
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9月20日の誕生花は「彼岸花」です。「彼岸花」について、花言葉、色別の花言葉、花の特徴、名前や花言葉の由来、毒性、種類など気になる情報を紹介。
9月20日の誕生花
9月20日の誕生花は「彼岸花(ヒガンバナ)」
彼岸花の花言葉は「あきらめ」「独立」「悲しい思い出」
色別の彼岸花の花言葉
赤い彼岸花の花言葉は「情熱」
白い彼岸花の花言葉は「また会う日を楽しみに」
花言葉の由来
「悲しい思い出」:秋の彼岸の頃に咲くこと、墓地や寺社の近くで見かけられることなどから、「死を連想させる」という理由によります。
彼岸花とは|花の特徴、名前の由来

彼岸花は、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の球根植物。秋になると、田畑の畔、神社や寺院の参道、身近な道路の脇などで、燃えるような真っ赤な花を連ねるように咲かせます。彼岸花は地下に鱗茎を持ち、分球で増えるので、密に群生しています。遠くから見ると、たくさんの真っ赤な花がかがり火のように咲いている様子が幻想的です。
秋になると30~50cmの花茎をまっすぐに伸ばし、その先に数輪の花を放射状に咲かせます。それぞれの花をよく見ると、花びらは細く縁が少し波打っていて、先端が反り返り、しべ類が飛び出すような独特のフォルムをしています。
彼岸花の名前や別名の由来

彼岸花にはたくさんの別名があります。
「彼岸花」:秋の彼岸近くに開花することから名付けられました。
「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」:仏教で天界に咲くと伝えられている花に由来します。
「死人花(しびとばな)」:この花が墓地や寺院の近くに多いことから、こう呼ばれるようになりました。
「火事花(かじばな)」:赤い花を炎に見立て、家に持ち込むと火事になると言って忌み嫌ったことが由来だそうです。
彼岸花の不思議
白い花は咲く?
彼岸花は、基本的に真っ赤な花を咲かせますが、まれに白花も咲きます。真っ赤な彼岸花が群生している中で、ポツンと白い花が咲いているようなケースは、非常に稀な突然変異です。
白といっても淡い黄色に近い花を咲かせるのは、シロバナマンジュシャゲと呼ばれる彼岸花とショウキズイセンの交雑種です。シロバナマンジュシャゲも彼岸花と同じ時期に開花します。シロバナマンジュシャゲからは多くの園芸品種が作出されていて、白の他にピンクや、黄色の花を咲かせるものなどがあります。
花が咲いた後に葉が出る?
彼岸花の特徴は、花と葉が同時に存在しない点です。花が枯れて存在を忘れかけた頃、花が咲いていた場所に濃いグリーンの細い葉が伸びてきます。そのため、多くの人はそれが彼岸花の葉だと気づかないケースが多いようです。
種ができない理由は?
日本の彼岸花は3倍体であるため種ができません。もともと中国から伝わったとされており、原産国の中国には種を作る原種(3倍体ではなく2倍体)も存在しますが、日本に分布している彼岸花は遺伝子の関係上、種を作ることができません。そのため、すべて分球で増えていきます。
毒性はある?
彼岸花は地下の鱗茎部分に有毒なアルカロイドを含んでいます。昔から墓地や田畑の周辺に植えられてきたのは、この毒性を利用してネズミやモグラなどの害獣から大切な穀物や遺体を守るためでした。
映画や歌にも登場する彼岸花

小津安二郎監督の映画「彼岸花」
「東京物語」などで知られる日本映画の巨匠・小津安二郎監督初のカラー映画作品が『彼岸花』です。本作は悲しい物語ではなく、娘を嫁に出す父親の葛藤を描いた温かい親子ストーリー。劇中で表示される「彼岸花」というタイトルの「花」の文字だけが鮮やかな赤色で表現されている演出が印象的です。
多くの名曲に歌われる「彼岸花」
「彼岸花」を題名にした楽曲は数多く存在します。阿久悠さん作詞・森昌子さんが歌う『彼岸花』や、別名の「曼珠沙華」というタイトルでは山口百恵さん、工藤静香さん、藤あや子さんなどが楽曲を発表しています。山口百恵さんは『悲願花』という当て字の楽曲も歌っています。
彼岸花の種類
シロバナマンジュシャゲ

彼岸花とショウキズイセンの交雑種。9月〜10月に開花し、淡い黄白色の花を咲かせます。園芸品種も豊富です。
ナツズイセン

ヒガンバナ科の球根植物。8月上旬〜中旬頃、ピンク色のユリに似た美しい花を咲かせます。
彼岸花とリコリスの違いは?
「彼岸花」は特定の一種(学名:Lycoris radiata)を指すのに対し、「リコリス」はヒガンバナ属全般(学名:Lycoris)の総称です。園芸分野では、ヒガンバナ属の様々な品種や切り花・鉢植え用のお花を「リコリス」と呼んで流通させています。
彼岸花が咲くまでの様子

球根を植え付けた後、秋のお彼岸が近づくと彼岸花が芽吹いてきます。最初はちょこっと頭が出てきます。この時はまだ彼岸花の葉は出ておらず、花芽のみ上がってきます。

数日すると花茎(かけい)が伸び、蕾も少し膨らみます。

さらに数日経つと蕾が広がり、いつ開花してもおかしくない状態になります。

ちょうど彼岸の入りの頃になると一斉に開花します。
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