2月6日の誕生花|シャクヤク(芍薬)

LOVEGREEN編集部
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2月6日の誕生花は「シャクヤク(芍薬)」です。「シャクヤク(芍薬)」について、花言葉や基本情報、色別の花言葉、豆知識など気になる情報をご紹介!
2月6日の誕生花
2月6日の誕生花は「シャクヤク(芍薬)」。
「シャクヤク(芍薬)」の花言葉は「はじらい」「慎ましさ」。
シャクヤク(芍薬)について
科・属 | ボタン科・ボタン属 |
和名 | 芍薬 |
英名 | Paeonia lactiflora |
学名 | Paeonia lactiflora |
原産地 | アジア北東部 |
開花期 | 5月~6月 |
シャクヤク(芍薬)の特徴
「シャクヤク(芍薬)」はアジアが原産の多年草。古典園芸植物のひとつです。中国北部、シベリア南東部、朝鮮半島などに自生し、中国では古くから栽培されてました。薬用植物として知られて、江戸時代からは「茶花」として、観賞用になりました。その後改良され、品種、形、色の種類も豊富にあり、鉢花、切り花としても人気が高いです。
シャクヤク(芍薬)の種類
シャクヤク(芍薬)は5月~初夏には茎先に大型の牡丹によく似た10cmくらいの花をつけます。花びらの数は5~10枚が多く、もっと多いものもあります。シャクヤク(芍薬)の花の色は紅色や桃色のほか、紫紅色や白、黄色などがあり、花の形は一重咲き、八重咲き、翁咲きなどの種類があります。
立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花
このことわざは美しい女性の立ち居振る舞いを例えたもので、芍薬はすらりとした茎の先に花を咲かせることから立ち姿の女性、牡丹は枝分かれした横向きの枝に花を咲かせることから座った女性、百合は風に揺れる姿が美しいことから女性が歩く姿を表していると言われています。
シャクヤク(芍薬)とボタン(牡丹)の違いと見分け方
華やかな大輪の花を咲かせるシャクヤクとボタンは一見かなり似ています。さらに、英語名はふたつとも「peony」となっていて、英語圏の国では区別されていません。ここでは見分け方のポイントを紹介します。
葉
違いが一番わかりやすいのが葉の形です。シャクヤクの葉はツヤがあり、葉の先にギザギザはなく、全体的に丸みがあります。一方、牡丹は葉にツヤがなく、ギザギザになっているのが特徴。
つぼみ
シャクヤクの蕾は丸いですが、牡丹の蕾は先が尖っています。
香り
シャクヤクはバラのような甘く爽やかな香りがします。比較的わかりやすいので、どっちか迷ったときは香りを確かめてみるとよいかもしれません。
木・草
シャクヤクは草、ボタンは樹木に分類されます。シャクヤクは冬になると地上部の茎葉が枯れて根の状態で休眠するため「草」に分類されます。また、シャクヤクは茎が枝分かれせずまっすぐ伸びていくのに対し、牡丹は茎が枝分かれして低く横ばいに広がっていきます。
▼シャクヤク(芍薬)の育て方など詳しい情報はこちら
芍薬(シャクヤク)
- 芍薬(シャクヤク)はアジア原産のボタン科の多年草。春になると地面から新芽を出し、伸びた茎から大きな花を咲かせるのが特徴です。 芍薬(シャクヤク)は中国北部、シベリア南東部、朝鮮半島などに自生し、中国では古くから栽培されてました。薬用植物としても知られ、花から根まで余すことなく使用され、江戸時代からは「茶花」として観賞用としても親しまれてきました。その後、改良され、現在では数多くの品種が作られ、初夏の切り花としても人気の高い植物です。 花を見ただけでは見分けがつかない、よく似た花を咲かせる牡丹(ボタン)とは全く違う植物です。牡丹(ボタン)は落葉低木で「木」、芍薬(シャクヤク)は「草」として分類されます。 最近では、芍薬(シャクヤク)と牡丹(ボタン)を掛け合わせたハイブリッドシャクヤクも登場し、以前はなかった黄色の芍薬(シャクヤク)も流通しています。
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