3月3日の誕生花|蓮華草(レンゲソウ・ゲンゲ)

LOVEGREEN編集部
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「蓮華草(レンゲソウ・ゲンゲ)」3月3日の誕生花。「蓮華草(レンゲソウ・ゲンゲ)」について、花言葉や基本情報、豆知識など気になる情報をご紹介!
3月3日の誕生花
3月3日の誕生花は「蓮華草(レンゲソウ・ゲンゲ)」。
「蓮華草(レンゲソウ・ゲンゲ)」の花言葉は「心が和らぐ」「私の幸せ」。
蓮華草(レンゲソウ・ゲンゲ)について
科・属 | マメ科・ゲンゲ属 |
和名 | 蓮華草 |
英名 | Chinese milk vetch |
学名 | Astragalus sinicus |
原産地 | 中国 |
開花期 | 4月~5月 |
蓮華草(レンゲソウ・ゲンゲ)の特徴
蓮華草(レンゲソウ)は、マメ科ゲンゲ属の越年草。原産国は中国で、英名は「Milk vetch」です。蓮華草(レンゲソウ)の開花の時期は4月から5月で、草丈は10cmから30cmほど。春の季語にもなっています。蓮華草(レンゲソウ)は湿ったところに生える全体に柔らかな草です。先端が紅紫色に染まった白色の小さな花びらを、茎の先端にぐるっと一周つけた可愛らしい花が咲きます。蓮華草(レンゲソウ)の花茎はすっとまっすぐに立ち、葉より突き出して花をつけます。先端に輪生状にひとまとまりにコロンとした形が特徴です。
蓮華草(レンゲソウ・ゲンゲ)の種類
蓮華草(レンゲソウ)といえば、紫がかったピンク色の花を咲かせる植物ですが、まれに白(クリーム色)の花を咲かせることもあります。
蓮華草(レンゲソウ)は土地改良のための植物
蓮華草(レンゲソウ)は古くは田植え前の緑肥のために中国から渡来した越年草で、今は色々なところで野生化しています。かつて蓮華草(レンゲソウ)は水田の緑肥として土地改良をするために盛んに栽培されましたが、近年は化学肥料が使われるようになったことなどによりあまり見かけなくなりました。
蓮華草(レンゲソウ)は岐阜県の県花
蓮華草(レンゲソウ)は岐阜県の県花に指定されています。
蓮華草(レンゲソウ)は蜜源植物
蓮華草(レンゲソウ)の花は、良い「密源」になることから蜂蜜の源となる蜜源植物としても利用されています。
▼蓮華草(レンゲソウ)の育て方など詳しい情報はこちら
レンゲソウ(蓮華草)
- レンゲソウ(蓮華草)とは春にピンク色の花を咲かせる、マメ科の越年草です。マメ科の植物は根に根粒菌を持つものが多く、土中の窒素を根に蓄えて土壌を肥沃にする性質があります。マメ科であるレンゲソウ(蓮華草)もその力が高いため、休耕中の田畑を肥沃にする目的で植えられていました。花後はそのまま田畑に漉き込んで緑肥としても使用されていました。化成肥料が使用されるようになった最近では、春に一面ピンクの絨毯のようなレンゲソウ(蓮華草)畑も見かけなくなりました。 レンゲソウ(蓮華草)から作られるレンゲ蜂蜜も有名です。春の田畑一面にレンゲソウ(蓮華草)が植えられていた頃は、レンゲソウ(蓮華草)は大切な蜜源でした。クセがなく、食べやすいレンゲ蜂蜜は今でも人気のある蜂蜜の一つです。