ナズナってどんな花?ぺんぺん草との違いは?食べ方、花の特徴、由来や意味

山田智美

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ナズナの花をご存知ですか?知っているようで知らないナズナについて、食べ方や、花の特徴、名前の由来や意味、ナズナとぺんぺん草との違い、遊び方、春の七草についてまで。ナズナについて詳しくなれます。

目次

ナズナ(ぺんぺん草)とは?ナズナ(ぺんぺん草)基本情報

学名:Capsella bursa-pastoris 科名、属名:アブラナ科ナズナ属 分類:越年性一年草 ナズナの特徴 ナズナは春に小さな白い花を咲かせるアブラナ科の越年草です。越年草とはグリーンの葉を地上に出した状態で越冬する植物のことを言います。ナズナもタンポポやレンゲと同じく、寒い冬の間もグリーンの葉を出して過ごします。  ナズナの葉はロゼットで、地面に張り付いてるかのように、平たく放射状に伸びます。その様子はタンポポの葉に似ています。ナズナの葉にはギザギザとした切れ込みがあり、その様子もタンポポとよく似ています。  ナズナは葉の中心から細い茎を伸ばし、その先に小さな花を咲かせます。ナズナの茎の途中にある小さな三角形の葉のように見えるものは葉ではなくナズナの種です。

  • 学名:Capsella bursa-pastoris
  • 科名、属名:アブラナ科ナズナ属
  • 分類:越年性一年草

ナズナ(ぺんぺん草)の特徴

ナズナ(ぺんぺん草)の特徴

ナズナは春に小さな白い花を咲かせるアブラナ科の越年草です。越年草とはグリーンの葉を地上に出した状態で越冬する植物のことを言います。ナズナもタンポポやレンゲと同じく、寒い冬の間もグリーンの葉を出して過ごします。

ナズナの葉はロゼットで、地面に張り付いてるかのように、平たく放射状に伸びます。その様子はタンポポの葉に似ています。ナズナの葉にはギザギザとした切れ込みがあり、その様子もタンポポとよく似ています。

ナズナは葉の中心から細い茎を伸ばし、その先に小さな花を咲かせます。ナズナの茎の途中にある小さな三角形の葉のように見えるものは葉ではなくナズナの種です。

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こんなにある!ナズナ(ぺんぺん草)の種類

ナズナは北半球の暖かい地域に分布する越年草です。今回は道端など私たちの生活圏で普通に見かける、身近なナズナたちを紹介します。

ナズナは北半球の暖かい地域に分布する越年草です。今回は道端など私たちの生活圏で普通に見かける、身近なナズナたちを紹介します。

ナズナ

  • 学名:Capsella bursa-pastoris
  • 科名、属名:アブラナ科ナズナ属

ナズナの特徴

春の七草のナズナ。ナズナは、古くはムギと共に中国から伝わってきたとされています。道端や畑の畔、公園や空地など、いたる所で見かける、もっとも身近なナズナです。花びらは4枚の十字形、種は平たく三角形なのが特徴です。

マメグンバイナズナ

  • 学名:Lepidium sativum
  • 科名、属名:アブラナ科マメグンバイナズナ属

マメグンバイナズナの特徴

マメグンバイナズナは、北アメリカ原産で日本に帰化したナズナ。日本中に自生しています。茎の途中で枝分かれして、たくさんの花を咲かせます。種は丸く平べったいのが特徴です。

ベンケイナズナ

  • 学名:Lepidium latifolium
  • 科名、属名:アブラナ科マメグンバイナズナ属

ベンケイナズナの特徴

ベンケイナズナは、花数が多く、草丈も数十cmまで生長します。葉が肉厚で、ベンケイソウのようだということから、ベンケイナズナと名付けられたとのことです。

ウロコナズナ

  • 学名:Lepidium campestre
    科名、属名:アブラナ科マメグンバイナズナ属

ウロコナズナの特徴

ウロコナズナは、ユーラシア大陸原産で日本に帰化したナズナです。種は平たく、よく見ると小さなウロコのような突起があることからこの名前がついたとされています。

グンバイナズナ

  • 学名:Thlaspi arvense
  • 科名、属名:アブラナ科グンバイナズナ属

グンバイナズナの特徴

グンバイナズナは、ヨーロッパ原産のナズナで、日本に帰化しています。種の形が相撲に使用される軍配に似ていることから、グンバイナズナの名が付けられたとされています。

現在切り花で流通しているナズナは主にこのグンバイナズナで、ほとんどが海外から輸入されています。

▼グンバイナズナについて詳しくはこちら

ナズナ(タラスピ)

  • ナズナ(タラスピ)は、ヨーロッパ原産の一年草です。帰化植物として日本の山野にも自生しています。ナズナ(タラスピ)と呼ばれる植物には数種類ありますが、ここではグンバイナズナについてお話しています。 日本で見かけるものは草丈10~20㎝程度ですが、原産地では60㎝ほどになるものもあります。最近は切り花として輸入のナズナ(タラスピ)が出回るようになりました。日本で見かけるグンバイナズナよりも背丈が大きく50~60㎝くらいの草丈があります。切り花として流通する際には、タラスピという学名で呼ばれることが多いようです。

 

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ナズナ(ぺんぺん草)の花の咲く季節

ナズナの花の咲く季節は、3月~7月くらいまで。真夏の酷暑の頃には段々とその姿を消し始めます。  ナズナの花の見頃の季節は4月~5月。原っぱや河原、少し広い空き地などで群生するように咲き誇っている姿を見かけることがあります。

ナズナの花の咲く季節は、3月~7月くらいまで。真夏の酷暑の頃には段々とその姿を消し始めます。

ナズナの花の見頃の季節は4月~5月。原っぱや河原、少し広い空き地などで群生するように咲き誇っている姿を見かけることがあります。

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ナズナの花ってこんな花

ナズナの花は総状花序といって、小さな花の集合体です。一つの花は、直径3~2mm程度の非常に小さな花です。花色は白、4枚の花びらを十字型に広げます。  総状花序の外側から咲いていくので、咲き始めのナズナの花は、外側だけが白く、中心はツブツブしたつぼみが残っていて、花なのか実なのかわからない不思議な魅力があります。  ナズナの花は咲き終わると種子になりながら、上の伸びた茎の先にまた総状花序をつけます。このため、茎の途中に葉のように見える種が連なる、あの不思議な草姿が出来上がります。

ナズナの花は総状花序といって、小さな花の集合体です。一つの花は、直径2~3mm程度の非常に小さな花です。花色は白、4枚の花びらを十字形に広げます。

総状花序の外側から咲いていくので、咲き始めのナズナの花は、外側だけが白く、中心はツブツブしたつぼみが残っていて、花なのか実なのかわからない不思議な魅力があります。

ナズナの花は咲き終わると種子になりながら、上の伸びた茎の先に、再び総状花序をつけます。このため、茎の途中に葉のように見える種が連なる、あの不思議な草姿が出来上がります。

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春の七草のナズナとは?

春の七草のナズナとは、ナズナ(学名:Capsella bursa-pastoris)のことを指します。ナズナには多くの種類がありますが、お正月1月7日の七草粥に入れて食べるナズナはCapsella bursa-pastorisです。  ナズナは古くから人里で咲く、春を告げる身近な草花として愛されてきた植物です。さらに冬の寒い時期を緑の葉を広げて耐えるナズナは、邪気を払う力を持っていると信じられていたようです。  お正月の7日に七草粥を食べて万病を防ぐという風習は平安時代からあったとされています。

春の七草のナズナとは、ナズナ(学名:Capsella bursa-pastoris)のことを指します。ナズナには多くの種類がありますが、お正月1月7日の七草粥に入れて食べるナズナはCapsella bursa-pastorisです。

ナズナは古くから人里で咲く、春を告げる身近な草花として愛されてきた植物です。さらに冬の寒い時期を緑の葉を広げて耐えるナズナは、邪気を払う力を持っていると信じられていたようです。

お正月の7日に七草粥を食べて万病を防ぐという風習は平安時代からあったとされています。

▼春の七草について詳しくはこちら

 

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ナズナ(ぺんぺん草)の食べ方

ナズナの食べ方は、お粥に入れて炊く他に、スープに入れたり、煮物、お浸し、炒め物などがあります。お粥ではなく、シンプルに刻んだナズナをお米と一緒に炊いて、菜飯や、天ぷらにしてもおいしく食べられるそうです。

▼ナズナについて詳しくはこちら

 

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ナズナの名前の由来と漢字の意味

ナズナの名前の由来 ナズナの生の由来は、「愛でる草」という意味の「撫で菜」が変化してナズナになったという説があります。他に、ナズナが密集するように生えることから「馴染む菜」が転じてナズナになったとも言われています。  ナズナの小さな白い花が集まって咲いている様子は、確かに可愛らしくて撫でたくもなります。密生しているそれぞれがよく馴染んでいるようにも見えます。  ナズナの漢字の意味 ナズナは漢字では「薺」あるいは「薺菜」と書きます。薺の意味は、中国での名前そのままです。  中国ではナズナの花茎が立ち上がってくる前の冬の葉をスープや炒め物にして食べていたそうです。他にも漢方でも利用されています。

ナズナの名前の由来

ナズナの名前の由来は、「愛でる草」という意味の「撫で菜」が変化してナズナになったという説があります。他に、ナズナが密集するように生えることから「馴染む菜」が転じてナズナになったとも言われています。

ナズナの小さな白い花が集まって咲いている様子は、確かに可愛らしくて撫でたくもなります。密生しているそれぞれがよく馴染んでいるようにも見えます。

ナズナの漢字の意味

ナズナは漢字では「薺」あるいは「薺菜」と書きます。薺の意味は、中国での名前そのままです。

中国ではナズナの花茎が立ち上がってくる前の冬の葉をスープや炒め物にして食べていたそうです。他にも漢方でも利用されています。

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ナズナとぺんぺん草の違いは?

ぺんぺん草という名前を聞いたことはありますか?ぺんぺん草とはナズナの別名です。ナズナとぺんぺん草に違いはありません。  ナズナがぺんぺん草と呼ばれる理由や、ぺんぺん草の遊び方を紹介します。

ぺんぺん草という名前を聞いたことはありますか?ぺんぺん草とはナズナの別名です。ナズナとぺんぺん草に違いはありません。

ナズナがぺんぺん草と呼ばれる理由や、ぺんぺん草の遊び方を紹介します。

ぺんぺん草の名前の由来

ぺんぺん草という名前の由来は、ナズナの種子が平べったい三角形で、これが三味線のバチに似ているからだそうです。「ぺんぺん」というのは、三味線の弦をバチを使ってはじく様子を表現した擬音語です。

さらに、ナズナの種を使ってぺんぺんという音をさせて遊ぶからだという説もあります。

ぺんぺん草の遊び方

ぺんぺん草を使って、ぺんぺんと音をさせる遊び方を紹介します。

ナズナの茎に付いている種を縦にすーっと下ろすようにします。茎から取り去るのではなく、真下に引いて、茎にぶら下げるようなイメージです。

すべての種を下に引き下げたら、茎の下の方を持って、くるくると回します。自分の耳に近づけて、回してみましょう。カシャカシャというか、シャリシャリというか、種と種がぶつかり合う小さな音が聞こえます。およそぺんぺんとは程遠い音ですが、間違いなく小さな可愛らしい音が聞こえます。

お散歩中にナズナを見かけたら、ぜひ遊んでみてください。

「ぺんぺん草も生えない」の意味は?

「ぺんぺん草も生えない」という慣用句の意味と使い方を紹介します。

ナズナは非常に丈夫で、荒れ地や多少環境が良くない場所でも生長する植物です。このナズナの強健さから、「ナズナも生えてこないくらい荒れ果てた土地」という意味で「ぺんぺん草も生えない」という表現を使用します。

「あいつが通った後は、ぺんぺん草も生えない」など、何も残らないことなどを揶揄(やゆ)するような時に使います。

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ナズナの魅力は伝わったでしょうか。春に小さな白い花を咲かせるナズナ。七草粥に欠かせない野草であり、身近な場所で春の訪れを教えてくれる可愛らしい花です。ナズナに詳しくなって、もっとナズナの魅力を知ってください。

 

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山田智美
山田智美

植物が好きで好きで、植栽設計、ガーデナー、生花店勤務を経て現在は、フリーランスの花屋「花や蜜」として活動中。「てのひらに森を」がテーマの花屋です。森の中にいるような、見ているだけで力が抜けていくようなお花を作り続けたいと思ってます。街中で突然お花を配る、「花ゲリラ棘」というゲリラ的花配り活動も不定期決行しています。

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