3月22日の誕生花|ムクゲ(木槿)

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3月22日の誕生花は「ムクゲ(木槿)」です。「ムクゲ(木槿)」について、花言葉や基本情報、色別の花言葉、豆知識など気になる情報をご紹介!

 

3月22日の誕生花

3月22日の誕生花は「ムクゲ(木槿)」。

「ムクゲ(木槿)」の花言葉は「デリケートな愛」「尊敬」。

 

ムクゲ(木槿)について

科・属  アオイ科・フヨウ属
和名  木槿
英名  Rose of sharon
学名  Hibiscus syriacus
原産地  中国
開花期  7月~9月

 

ムクゲ(木槿)の特徴

ムクゲ(木槿)は夏の暑い盛りに涼やかな花をたくさんつけるアオイ科の落葉低木です。非常に強健で刈り込みにも耐えることから道路脇の街路樹として利用されることもあります。ハイビスカスのような南国を思わせる花ですが、耐寒性が非常に強く北海道でも地植えにすることができるほどです。

ことわざで「槿花一日の栄(きんかいちじつのえい)」や「槿花一朝の夢」と言ったムクゲを冠したものがありますが、これはムクゲ(木槿)の花が1日でしぼんでしまうことを栄華のはかなさに掛けた言葉です。本物のムクゲ(木槿)の花は次々に咲くので秋まで楽しむことができます。初心者向けの花木で場所も気にせず植えられますので庭の寂しい部分を埋めるように植えてあげると良いでしょう。

 

ムクゲ(木槿)の種類

ムクゲ(木槿)は非常に花の種類が多く、花色は桃色、藤色、白色など白~紫まで多彩ですし、八重咲品種も多くあります。良く見かける白地で花の底が赤い花を咲かせる品種は「日の丸」と呼ばれますが、茶人の千 宗旦がこの花を茶花として非常に愛したことから「宗旦ムクゲ」とも呼ばれています。その他にも濃い桃色で八重咲のシャクヤクのような花を咲かせる「ポンポンルージュ」や淡い桃色が美しい「鳥取花笠」、藤色の八重咲品種である「紫玉」、青に近い藤色が涼しげな大輪の「夏空」などがあります。

 

種も花粉もちょっと変わっているムクゲ(木槿)

ムクゲ(木槿)の花をよく見ると一粒一粒の花粉が肉眼でも良く見えます。ムクゲ(木槿)の花粉はほかの植物より大きく0.1mmほどあります。肉眼では球形に見えますが、顕微鏡で見るとびっしりと棘が生えた変わった形をしています。ムクゲ(木槿)は花粉を虫に運んでもらう虫媒花なので、虫に上手くつくようにトゲトゲの生えた花粉に進化したのだと考えられます。また、ムクゲ(木槿)の種も一風変わっており、硬い短い毛がモヒカンのように片側にびっしりと生えています。花も美しいですが、実ができる頃に一度観察してみると楽しいですよ。

▼ムクゲ(木槿)の育て方など詳しい情報はこちら

 

 

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