リューココリーネとは?育て方・栽培方法|植物図鑑

  • リューココリーネ
  • リューココリーネ
  • リューココリーネ
  • リューココリーネ
  • リューココリーネ 花言葉
植物名
リューココリーネ
学名

Leucocoryne

英名
Glory of the sun
科名
ユリ科
属名
レウココリネ属
原産地
チリ

リューココリーネの特徴

リューココリーネはユリ科の球根の花で、秋に球根を植え付けると5月~6月に星形の美しい花が開花します。名前の由来は、ギリシャ語の「leukos―白い」、「kotyne―こん棒」から来ていて、花の中心部分の仮雄蕊(かゆうずい)と呼ばれる部分がこん棒に例えられたことからきています。

透明感のある涼しげな花は切り花として人気があり、2月~3月が流通のピークです。花にはほのかな甘い香りがあり、香りは品種によって若干違い、バニラの香り、スパイシーな香りなどがあります。

リューココリーネの詳細情報

園芸分類 球根
草丈・樹高 30~50cm
耐寒性 普通
耐暑性 普通
花色 紫、白、ピンク、複色
開花時期 5月~6月

リューココリーネの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
球根植え付け
開花

リューココリーネの栽培環境

日当たり・置き場所

日当たりと風通しの良い環境を好みます。半耐寒性のため、鉢植え栽培が適当ですが、暖地では地植えも可能です。

用土

水はけと通気性が良い土が適しています。酸性土壌を嫌うため、酸性に傾いている場合は植え付けの1か月程度前に苦土石灰を入れ、土壌改良をしておきます。

鉢植えは、草花用の培養土で栽培可能です。

リューココリーネの育て方のポイント

日常の管理

とても茎が細いので、花茎が伸び始めたら支柱などで保護するとよいでしょう。

水やり

地植えは、根付いてからの水やりの必要はありません。

鉢植えは、土の表面が乾いたら、鉢底から水が出てくるくらいたっぷりと水やりをしましょう。

肥料

発芽したら緩効性肥料を置き肥します。葉が緑のうちは薄めた緩効性肥料を与え、葉が枯れてきたらストップします。

病害虫

目立った病害虫の害はありません。

リューココリーネの詳しい育て方

選び方

かびの生えていないきれいな球根を選びましょう。

植え付け

10月~11月が球根の植え付け時です。リューココリーネは、半耐寒性球根に分類され、耐寒温度は5℃程度です。暖地では庭への植え付けが可能ですが、5℃以下になる地域では鉢植え栽培の方が向いています。

鉢植えのサイズは、直径15~18cm(5号~6号)で5球程度、植え付け深さは2~3cm程度が目安です。念のため球根についている説明書きで植え付ける深さや球根数などを確認してから植え付けましょう。

植え替え・鉢替え

鉢植えは、2~3年に一度、分球して新しい鉢に植え替えましょう。

5月~7月が開花時期です。リューココリーネは、1本の茎に複数の花がつき、花はいっぺんに開かず徐々に開花していきます。終わった花は透明にすけるような色になっていくので、終わった花だけ摘み取っていくと長く鑑賞することができます。また、一番花が咲き始めたら、半日陰程度の場所に移動すると若干鑑賞期間が伸びます。

花が終わり、葉が緑のうちは十分に太陽に当てて、球根を肥大させます。

収穫

切り花として楽しむことができ、生花の流通量も多い花です。

夏越し

気温が高くなってきたら、鉢は雨の当たらない風通しの良い場所に移動して管理しましょう。地上部に葉があるうちは水やりを続けますが、与えすぎると球根が腐るので注意しましょう。葉が枯れたら断水します。

冬越し

再び発芽したら、水やりを再開します。耐寒温度は5℃程度なので、寒さに当てないように注意しましょう。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

分球で増やすことができます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
LOVEGREEN編集部アカウントです。編集部のスタッフが監修をしています。
監修している植物一覧を見る
植物の悩みならLOVEGREEN(ラブグリーン)のQ&A

人気の植物ランキング