ヘスペランサとは?育て方・栽培方法|植物図鑑

  • ヘスペランサ
植物名
ヘスペランサ
学名

Hesperantha

科名
アヤメ科
属名
ヘスペランサ属
原産地
南アフリカ

ヘスペランサの特徴

ヘスペランサは、南アフリカ原産のアヤメ科の秋植えの球根植物で、耐寒性のある品種は暖地だと植えっぱなしで育てることができ、一度植え付ければ手間がかからない植物です。

背丈は品種によって差がありますが、15~30cmと低めです。花は3月~4月に開花します。花色は白、ピンク、黄色などのほか、花びらの内側と外側の色が違うものもあります。

ヘスペランサの詳細情報

園芸分類 球根
草丈・樹高 15~30cm
耐寒性 普通
耐暑性 休眠
花色 ピンク、白、黄色、複色
開花時期 3月~4月

ヘスペランサの種類

ヘスペランサ・ポーシフローラ

透明感のある上品なピンクの花色。

ヘスペランサ・ククラータピンク

つぼみがピンク、開花すると白花の可憐で美しい花。

ヘスペランサ・スタンフォルディア

耐寒性が強い明るい黄色の花。

ヘスペランサ・フミリス

草丈が低く、桃色でしべ付近が赤。耐寒性が強い。

ヘスペランサの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
開花

ヘスペランサの栽培環境

日当たり・置き場所

日当たりと風通しの良い場所で管理します。

用土

土質は特に選びませんが、水はけの良い土を好みます。

ヘスペランサの育て方のポイント

水やり

地植えの場合は、雨にまかせて問題ありません。

鉢の表面の土が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えましょう。花後、葉が枯れてきたら、夏の間は断水し、10月中旬以降くらいから水やりを再開します。

肥料

地植えの場合は、他の草花が咲いている場所なら無肥料で問題ありません。

鉢植えの場合は、植え付け時と花後に控えめに与える程度で十分です。

病害虫

特別な病害虫の害はありません。

ヘスペランサの詳しい育て方

選び方

球根のほか、春に芽出し苗が流通します。

球根はカビがはえていないきれいな球根、芽出し苗は葉に傷みがない苗を選びましょう。

植え付け

お住いの地域の紅葉が始まった頃が植え付けの適時です。11月くらいまでには植え付けましょう。

ヘスペランサ

ヘスペランサ・ポーシフローラ

花は3月~4月に開花します。花が終わったら、花だけ摘み取りましょう。葉は徐々に黄色くなり、6月頃になると地上部分はなくなりますが、秋になると芽が出てきます。2~3年は植えっぱなしで栽培可能です。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

球根が分球しにくいため、増やしたい場合は終わった花をそのままにして種をとるとよいでしょう。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
LOVEGREEN編集部アカウントです。編集部のスタッフが監修をしています。
監修している植物一覧を見る
植物の悩みならLOVEGREEN(ラブグリーン)のQ&A

人気の植物ランキング