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オンファロデス・リニフォリアとは?育て方・栽培方法|植物図鑑

植物名
オンファロデス・リニフォリア
学名

Omphalodes linifolia

和名
シロウメソウ
科名
ムラサキ科
属名
ルリソウ属
原産地
南西ヨーロッパ

オンファロデス・リニフォリアの特徴

オンファロデス・リニフォリアは、春から初夏にワスレナグサやシノグロッサムに似た白い花を咲かせる一年草。シルバーグリーン色の涼し気な色合いの葉も魅力があり、花壇や寄せ植えに使うと効果的です。性質は強く、環境が合うとこぼれ種でも増えます。

オンファロデス・リニフォリアの種は、形がとてもユニークで、中央がくぼんだ形をしています。学名のOmphalodesは、古代ギリシア語のomphalos(へそ)、eidos(形や外観)にちなみ、へそのような種の形に由来します。

オンファロデス・リニフォリアの詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 30~40cm
耐寒性 強い
耐暑性 弱い
花色
開花時期 4月~6月

オンファロデス・リニフォリアの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種まき
開花

オンファロデス・リニフォリアの栽培環境

日当たり・置き場所

日当たりと風通しの良い場所を好みます。

用土

乾燥気味の土を好むため、水はけが良い土が適しています。

鉢植えは、草花用の培養土で問題なく育ちます。

オンファロデス・リニフォリアの育て方のポイント

水やり

地植え
植え付け直後以外は、自然に任せて問題ありません。

鉢植え
鉢の表面の土が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。

肥料

オンファロデス・リニフォリアは、さほど過肥にする必要はありません。自然の循環ができていて、周囲の草花が問題なく開花している土なら与えなくても栽培可能です。

鉢植えは、元肥を入れて植え付けましょう。

病害虫

アブラムシ

アブラムシは、おもに植物の新芽やつぼみに群生して、植物の汁を吸い、生育を阻害します。さらに、ウィルス病を媒介するため植物にダメージを与え、大量のアブラムシに侵された植物はやがて枯れてしまいます。見つけ次第、駆除しましょう。

オンファロデス・リニフォリアの詳しい育て方

選び方

種と苗で流通しています。


葉の色が黄色くないシルバーグリーン色の株を選びましょう。直根性なので、未開花株か花が咲きはじめの若い株を購入し、早めに植え付けた方が多くの花を楽しめます。

種まき

種まき適期は9月~10月です。直根性なので、直まきか、発芽したら早めにポットに移植し、育苗しましょう。ポットに数粒まいて、良い芽を残すと移植の手間が省けて手軽です。

植え付け

種から育てている苗は、霜の心配のない11月が植え付け適期です。

オンファロデス・リニフォリアは移植を嫌う直根性なので、根をいじらないよう、ポットからそっと抜いて植え付けましょう。植え付けたらたっぷりと水を与え、周囲の土となじませます。

オンファロデスリニフォリア

株元から複数の花茎が伸びて、4月~6月に開花します。種を採る目的がないなら、花がらをこまめに摘み取りましょう。花がらを摘むと多少開花期間が伸びます。

夏越し

オンファロデス・リニフォリアは、梅雨前までの一年草です。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

オンファロデス・リニフォリアの種  オンファロデス・リニフォリアは種で増やすことができます。種を採りたい場合は、終わった花を摘み取らず、そのままにしておくと種になります。

オンファロデス・リニフォリアの種

種で増やすことができます。種を採りたい場合は、終わった花を摘み取らず、そのままにしておくと種ができます。収穫した種は、秋の種まきの時期まで涼しい場所か冷蔵庫の野菜室に保管します。環境にあうとこぼれ種で増えることもあります。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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