花かんざしの育て方|植物図鑑

植物名
花かんざし
学名

Rhodanthe anthemoides

和名
花簪
別名・流通名
冬の妖精
科名
キク科
属名
ローダンテ属
原産地
オーストラリア

花かんざしの特徴

ドライフラワーのようなカサカサした不思議な手触りが魅力的な花かんざし。花かんざしは、5月頃まで丸くふんわりした小さな花が次々と開花します。小さな花が冬の風にふわふわ軽やかに揺れている姿から「冬の妖精」とも呼ばれています。

「花かんざし」の名前でお馴染みですがこれは流通名で、学名はローダンテ・アンテモイデスです。よく混同されているのが和名を「ハナカンザシ」というクロロセファラ種やマングレシー種の植物がありますが、それとはまた別種になります。

どちらも温室栽培の一年草で草丈40~60cm、花径は3cm位と「花かんざし」より少し大きめで、花色も赤、ピンク、白などあり切り花でよく利用されるようです。「花かんざし」はアンテモイデス種の多年草で花色は白、草丈15~25cm、花径は2cm位です。

同じキク科のヘリプテルム属のペーパーカスケード(Rhodanthe anthemoides ‘Paper Cascade’)とよく似ていますがこちらは茎が少し長く伸び、花弁が少しとがっているのが見分け方の特徴です。

花かんざしの詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 15~25cm
耐寒性 弱い
耐暑性 弱い
花色
開花時期 3月~5月(出回りは12月~)

花かんざしの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花
植え付け

花かんざしの栽培環境

日当たり・置き場所

花かんざしは、日当たり、風通しの良い乾燥した場所を好みます。耐寒性はあまりありませんが、軽い凍結や霜位なら耐えられるので暖かい地方ならば軒下などで冬越し可能です。

花かんざしは夏場の高温期は苦手なので、蒸れたりしないよう風通しの良い半日陰の場所に置きましょう。地植えもできますが雨に弱いので鉢植えの方が管理しやすいようです。

用土

植え込む用土は山野草向け等、水はけのよい用土が適しています。

花かんざしの育て方のポイント

日常の管理

花かんざしは、ワンシーズンでたくさんの花が開花します。終わった花がらは、まめに摘み取って管理するのが長くたくさん咲かせるポイントです。

水やり

花かんざしは高温多湿が大の苦手です。乾燥には強いので用土が乾いてから、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水やりをします。水やりの時は花が水に濡れると変色して黒くなり枯れやすくなるので直接花に水がかからないように根元に与えましょう。雨よけしてやると花が長持ちします。夏場の花かんざしは耐暑性が弱いので半休眠状態になります。その時期に多湿の状態が続くと株が根腐れするので注意が必要です。

病害虫

灰色かび病
カビ(糸状菌)によって引き起こされる伝染性の病気です。
枯れた花や葉を放置しておくと、そこから感染が拡大します。花がらや落葉は、こまめに取り除き、ゴミに出すか地中深く埋めます。

アブラムシ
アブラムシは、おもに植物の新芽やつぼみに群生して、植物の汁を吸い、生育を阻害します。さらに、ウィルス病を媒介するため植物にダメージを与え、大量のアブラムシに侵された植物はやがて枯れてしまします。早期発見が肝心です。見つけたら駆除していきます。

花かんざしの詳しい育て方

選び方

花かんざしは開花期間は3~5月ですが、最近は苗が12月くらいから流通し始めます。株元が蒸れていない、つぼみがたくさんある苗を選びましょう。

植え付け

花かんざしは地植えでも鉢植えでも栽培可能です。地植えにする場合は、霜が降りる前か、霜の心配がない時期に植え付けましょう。

剪定・切り戻し

混み合わないよう様子を見ながら古い茎を切り戻しましょう。切り戻しをする事により株の下から多くの新しい茎を出して自然に姿がまとまっていきます。枯れた花はこまめに摘み取りましょう。

植え替え・鉢替え

花かんざしは本来は多年草ですが、蒸れに弱いため梅雨前までの一年草として扱われること多い草花です。

花かんざしは自然の開花時期は3月~5月ですが、開花している苗の流通は年末ごろから始まります。

収穫

花かんざしはドライフラワーに利用できます。

夏越し

花かんざしは蒸れと湿気に弱いので、梅雨前までの一年草として扱われることもあります。夏を超すには渇き気味の土にしっかりと根付かせて、株を切り戻してすっきりとした姿で育てると夏越しの可能性が高まります。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

3~5月の生育期に挿し木で増やすことができます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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