リアトリスとは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- リアトリス
- 学名
Liatris spicata
- 英名
- Dense blazing star
- 和名
- キリンギク
- 科名
- キク科
- 属名
- ユリアザミ属
- 原産地
- 北アメリカ
リアトリスの特徴
リアトリスは、キク科ユリアザミ属の球根植物です。真直ぐに伸びた茎の先に30cm程度の花穂を作り、たくさんの花を咲かせます。花は上の方から咲き始め、だんだんと下の方まで開花します。切り花としても人気があり、すっと直線的な花姿はフラワーアレンジメントや生け花でよく使用されます。丈夫で育てやすく、植えっぱなしで毎年開花する球根花です。
リアトリスの詳細情報
園芸分類 | 草花 |
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草丈・樹高 | 70~120cm |
耐寒性 | 普通 |
耐暑性 | 強い |
花色 | 紫、白、ピンク |
開花時期 | 6月~9月 |
リアトリスの育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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開花 | ||||||||||||
植え付け(苗) | ||||||||||||
植え付け(球根) |
リアトリスの栽培環境
日当たり・置き場所
日当たりと風通しの良い場所を好みます。
用土
庭植えは、あまり土壌を選びません。
鉢植えは、市販の園芸用培養土で問題なく育てられます。
リアトリスの育て方のポイント
水やり
乾燥に強く、過湿を嫌うので、水やり過多に注意しましょう。庭植えは、よほど乾燥が続いた場合のみ、たっぷりと水やりします。
鉢植えは、表土が乾いて白っぽくなってから、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水やりします。
肥料
過肥を嫌うので注意しましょう。植え付け時に元肥と、開化前の春と開花後の秋に緩効性肥料を施します。
病害虫
アブラムシが発生することがあります。見つけ次第駆除してください。
リアトリスの詳しい育て方
選び方
茎がしっかりして安定している株を選ぶようにしましょう。
植え付け
球根の植え付け適期は、3月~5月です。水はけを良くするために土壌を盛り上げ、5cm程度の深さに植え付けます。
苗の植え付け適期は、3月~5月、10月~11月です。植え付け後はたっぷりと水やりし、土と球根をなじませるようにしましょう。
仕立て方
草丈高く伸びた先に花を咲かせます。風や台風の心配がある時期は、倒れないように支柱を添えるようにしましょう。
剪定・切り戻し
花が終わったら、地際から30cmほど残して切り取ります。葉を残して光合成をさせ、来年の開花のために球根を太らせましょう。
植え替え・鉢替え
植え替え適期は、3月~5月、10月~11月です。大きくなった株は、このタイミングで株分けをします。
花
リアトリスは、6月~9月に花を咲かせます。
冬越し
冬は枯れたようになって休眠します。特に必要な冬越しの作業はありません。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
リアトリスは株分けで増やすことができます。3月~5月、10月~11月の植え替えのタイミングで球根を切り分け、植え付けます。