ツリガネカズラ(ビグノニア)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑

植物名
ツリガネカズラ(ビグノニア)
学名

Bignonia capreolata

英名
trumpet flower
別名・流通名
カレーバイン
科名
ノウゼンカズラ科
属名
ツリガネカズラ属(ビグノニア属)

ツリガネカズラ(ビグノニア)の特徴

ツリガネカズラ(ビグノニア)はノウゼンカズラ科の常緑性つる植物です。花の外側は茶に近いオレンジ色で内側は黄色、咲き方はラッパのような形状をしています。この花にカレーを思わせるような香りがあるので、カレーバインとも呼ばれます。春にどこからともなくカレーの香りがしてきたら、このツリガネカズラ(ビグノニア)の花かもしれません。

ツリガネカズラ(ビグノニア)はつる性で、大きくなると10m以上にまで生長します。常緑で、つるで絡みついていくだけでなく壁面にも張り付くので、建物を覆うようになります。この性質を活かして、壁面緑化にも利用されています。

ツリガネカズラ(ビグノニア)の詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 10m以上
耐寒性 普通
耐暑性 強い
花色 茶、オレンジ、ピンク
開花時期 4~5月

ツリガネカズラ(ビグノニア)の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花
植え付け
植え替え

ツリガネカズラ(ビグノニア)の栽培環境

日当たり・置き場所

日当たりの良い環境を好みます。

用土

ツリガネカズラ(ビグノニア)はあまり土壌を選びません。鉢植えで育てる場合は市販の培養土で問題なく育ちます。

ツリガネカズラ(ビグノニア)の育て方のポイント

水やり

庭植えのツリガネカズラ(ビグノニア)は、根付いてからは特に水やりの必要はありません。極端に乾燥が続いた時は水やりを行います。

鉢植えのツリガネカズラ(ビグノニア)は表土が乾いたら、鉢底から水が出てくるくらいたっぷりと水やりをしてください。

肥料

特に過肥の必要はありません。花付きが悪くなってきたと感じたら、緩効性肥料を与えます。

病害虫

特に目立った病害虫の被害はありません。

ツリガネカズラ(ビグノニア)の詳しい育て方

選び方

葉に光沢があり、茎がしっかりとしたものを選びましょう。

植え付け

ツリガネカズラ(ビグノニア)の植え付けは、真夏と真冬を避けた春か秋の暖かい時期に行います。

ツリガネカズラ(ビグノニア)は常緑ですが、植え付けてすぐに寒さに当てないよう、少なくとも9月中には植え付けを済ませましょう。

仕立て方

ツリガネカズラ(ビグノニア)は大きく生長するつる性植物です。適宜トレリスやフェンスに誘引しましょう。

壁面に張り付いて生長していく性質もあるので、壁面に誘導して這わせることも出来ます。

剪定・切り戻し

ツリガネカズラ(ビグノニア)は放っておくと10m以上になる植物です。大きくしたくないのであれば、適宜剪定しましょう。剪定は花が終わってから早めに行うといいでしょう。

植え替え・鉢替え

ツリガネカズラ(ビグノニア)の鉢植えは、1~2年に1度、1~2回り大きな鉢に植え替えます。

ツリガネカズラ(ビグノニア)の花は4~5月、桜が終わった頃に咲き始めます。開花すると、周囲にカレーのような香りを漂わせるのでわかります。

夏越し

ツリガネカズラ(ビグノニア)は夏が生育期です。特に必要な夏越しの作業はありません。

冬越し

ツリガネカズラ(ビグノニア)は常緑性です。地域によっては冬に葉を落とすこともあります。根が凍らないよう、霜除けをして管理しましょう。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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