ドリチョス・ラブラブとは?育て方・栽培方法|植物図鑑

植物名
ドリチョス・ラブラブ
学名

Lablab purpureus

和名
藤豆
別名・流通名
ルビームーン
科名
マメ科
属名
フジマメ属
原産地
アフリカ

ドリチョス・ラブラブの特徴

ドリチョス・ラブラブは藤豆の仲間のマメ科のツル性一年草です。品種名はルビームーンとして流通しています。

ドリチョス・ラブラブの種は春にまき、夏にピンクの花が咲いた後、深い紫色の豆ができます。ツル性でとても生長力が強く、地植えにすると5m以上伸びるため、夏場のグリーンカーテンとして利用できます。深い紫色のさやの状態は、切り花としても流通しています。

ドリチョス・ラブラブの詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 2m~5m
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
花色 ピンク~紫
開花時期 7月~11月

ドリチョス・ラブラブの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種まき
開花
結実

ドリチョス・ラブラブの栽培環境

日当たり・置き場所

ドリチョス・ラブラブは日当たりと風通しの良い場所で管理しましょう。日当たりが良い場所の方が花つきがよくなります。

用土

すでに草花が問題なく生長している土ならそのまま植え付けることができます。極端に酸性に傾いている土の場合は、植え付け数週間前に有機石灰などで土の酸度を調整しておきましょう。

鉢植えのドリチョス・ラブラブは、草花や野菜用の培養土で問題なく育ちます。

ドリチョス・ラブラブの育て方のポイント

水やり

ドリチョス・ラブラブは乾燥気味に育てましょう。

地植えのドリチョス・ラブラブは、根付いてからの水やりの必要はありません。鉢植えのドリチョス・ラブラブは、鉢の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりとを目安に水やりをしましょう。

肥料

地植えのドリチョス・ラブラブは、よほどやせた土地でなければ肥料の必要はありません。鉢植えのドリチョス・ラブラブも、少なめの肥料でも育ちます。

病害虫

アブラムシ
アブラムシが新芽やつぼみにつくことがあります。大量のアブラムシに侵された植物はやがて枯れてしまいます。早期発見が肝心なので見つけたら駆除しましょう。

ドリチョス・ラブラブの詳しい育て方

選び方

ドリチョス・ラブラブは種か苗で入手します。苗は初夏に出回ります。つるが伸びすぎていると扱いが大変なので、若い苗できれいな葉のものを選びましょう。

種まき

ドリチョス・ラブラブは5月~6月に種をまきます。種は直まきかポット苗に数粒ずつまいて間引く方法がよいでしょう。種まき後、1週間くらいで発芽します。夏のグリーンカーテンとして利用する場合は、5月のうちに種をまき、梅雨前までにある程度生長させておいた方がよいでしょう。

植え付け

ポット苗のドリチョス・ラブラブは、つるが伸びてきたら植え付けをしましょう。植え付け後、一気につるが伸びます。

仕立て方

ドリチョス・ラブラブはつる性のため、つるを這わせる何かが必要です。トレリス、フェンス、支柱、行灯、グリーンカーテン用のネットなどに誘引しながら育てていきます。

生長力がとても強い植物なので、夏以降は旺盛につるが伸びます。その都度、誘引していく必要があります。植え付け後の生長のスピードが速いので、誘引するためのネットなどは早めに用意しておきましょう。

剪定・切り戻し

ドリチョス・ラブラブは特に剪定や切り戻しをせずに栽培できます。生長力が強いので、伸びてほしくない方につるが伸びた場合は剪定をしましょう。

植え替え・鉢替え

ドリチョス・ラブラブは一年草のため、植え替えの必要はありません。

ドリチョスラブラブ

ドリチョス・ラブラブは早めに種をまくと7月ごろからピンクの花が開花します。花をそのままにしておくと、その後、深い紫色のさやができます。

さやの状態は切り花として流通しています。

夏越し

ドリチョス・ラブラブは、夏の暑さには強いので特別な夏越しの必要はありません。

冬越し

ドリチョス・ラブラブは、一年草のため冬越しの必要はありません。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

ドリチョス・ラブラブは種を収穫して増やすことができます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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