斑入りタリナム(ハゼラン)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- 斑入りタリナム(ハゼラン)
- 英名
- Jewels of Opar
- 和名
- 斑入り爆蘭
- 別名・流通名
- 斑入りハゼラン、三時草(サンジソウ)、三時花(サンジカ)、三時の天使、三時の貴公子、花火草(ハナビグサ)、星月草、米花蘭
- 科名
- ハゼラン科(スベリヒユ科)
- 属名
- ハゼラン属
- 原産地
- 南アメリカ
斑入りタリナム(ハゼラン)の特徴
ハゼランは、夏から秋にかけてピンクの小さな花を無数に咲かせる多年草ですが、斑入りタリナムは斑入り種で園芸種として流通しています。
ハゼランの別名の三時草の由来は、花が午後の三時頃から開花するためです。実際に咲いている様子を見ると、きっかり三時という訳ではなく、午後二時頃から夕方くらいまで開花します。花火草の由来は、花が線香花火のような雰囲気を持つことからのようです。斑入りタリナムも緑葉のハゼランと同じく午後三時前後から開花します。
葉は多肉質で、下葉から花茎が立ち上がり、無数の花が開花します。本来は多年草ですが、越冬できないため日本では屋外では一年草として扱われています。
一般的な緑葉のハゼランと斑入りタリナムの違いは、実の色です。緑葉は赤い実であるのに対し、斑入りタリナムの花の後の実の色は黄色です。ピンクの花と黄色の実、斑入りの葉の色合いは、緑葉とはまた違った雰囲気があります。
斑入りタリナム(ハゼラン)の詳細情報
園芸分類 | 草花 |
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草丈・樹高 | 30~100cm |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
花色 | ピンク |
開花時期 | 8月~10月 |
斑入りタリナム(ハゼラン)の育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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開花 |
斑入りタリナム(ハゼラン)の栽培環境
日当たり・置き場所
斑入りタリナムは、日当たりと風通しの良い場所を好みます。
用土
適度に水はけが良ければ土質を選びません。草花用の培養土でも栽培可能です。
斑入りタリナム(ハゼラン)の育て方のポイント
水やり
多肉質で乾燥に強い性質があります。
地植えの場合は、根付いてからの水やりの必要はありません。
鉢植えの場合は、鉢の表面が乾いたらたっぷりと与えるようにしましょう。
肥料
特に肥料を与えなくても育ちます。
斑入りタリナム(ハゼラン)の詳しい育て方
選び方
葉が虫に食われていないきれいな苗を選びましょう。
植え付け
鉢植えでも地植えでも栽培可能です。日当たりと風通しの良い場所に植え付けましょう。
花
斑入りタリナムの花は午後3時頃から開花します。
花のあとに黄色い実をつけ、ピンクの花と黄色い実が小さい花ながら華やかな印象です。種を採る目的がないようなら、すべての花が咲き終わった花茎は株元で摘み取った方が次の花芽が上がりやすくなります。
夏越し
暑さに強いので特別な夏越しの必要はありません。
冬越し
本来は多年草ですが、耐寒性がないため日本では一年草扱いされています。肌寒くなってきたら鉢上げして室内で管理すれば多年草として育てることもできます。冬の間は生育は止まりますが、春になると芽が動き出します。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
種まきと挿し木で増やすことができます。