ファセリア(カリフォルニアブルーベル)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑

  • canva ファセリア
  • canva ファセリア
植物名
ファセリア(カリフォルニアブルーベル)
学名

Phacelia campanularia

英名
California Bluebell
別名・流通名
砂漠の鈴、ファセリア・カンパヌラリア 、カリフォルニアブルーベル
科名
ムラサキ科
属名
ハゼリソウ属
原産地
カリフォルニア南部

ファセリア(カリフォルニアブルーベル)の特徴

ファセリアは、カリフォルニア南部の砂漠地帯に自生するムラサキ科ハゼリソウ属の半耐寒性一年草。春から初夏にかけて、深みのある青い花が開花します。花の形がベル形なので、英名ではカリフォルニアブルーベルと呼ばれています。

花期は短いですが、深い青、ベル形の花は、春から初夏の庭で美しく引き立ちます。同じ季節に咲くワスレナグサやシノグロッサム、ラークスパーなどのブルー系の花と組み合わせると素敵なブルーのグラデーションが演出できます。

ファセリア(カリフォルニアブルーベル)の詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 15~30cm
耐寒性 やや弱い
耐暑性 弱い
花色
開花時期 4月~6月

ファセリア(カリフォルニアブルーベル)の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種まき
開花

ファセリア(カリフォルニアブルーベル)の栽培環境

日当たり・置き場所

ファセリアは、日当たりと風通しの良い場所を好みます。

用土

水はけが良い土を好みます。

鉢植えは、市販の花と野菜の培養土で問題なく育ちます。

ファセリア(カリフォルニアブルーベル)の育て方のポイント

水やり

多湿に弱く、乾燥気味を好みます。

地植えは、根付いてからの水やりの必要はありません。

鉢植えは、鉢の表面の土が乾いたら鉢底から水が流れ出てくるくらいたっぷりと与えます。

肥料

植え付け時に元肥を入れる程度で十分です。肥料が多いと徒長するので注意しましょう。

地植えは、自然の循環ができていて、周囲の草花が問題なく開花している土なら与えなくても栽培可能です。

ファセリア(カリフォルニアブルーベル)の詳しい育て方

選び方

株がぐらついていない、葉がきれいでつぼみがついた苗を選びましょう。

種まき

一般的な種まきの時期は秋です。ポットに数粒ずつまいて、良い芽を残して育苗するのが手軽な方法です。嫌光性種子なので、種をまいたら必ず覆土をして、土を乾燥させないようにしながら発芽を待ちます。

発芽後は多湿だと根腐れにつながりますが、極端に乾燥させると株が弱るので、土の表面が乾き出したら水やりをしながら育苗します。

植え付け

ファセリアは直根性のため、根をいじらないようにして植え付けます。

半耐寒性で寒さにはさほど強くありません。庭への植え付けは暖地なら秋にできますが、氷点下になることがある地域ではポットのまま育苗し、春になってから行った方が安全です。

種から育てると、早くて4月の後半くらいに開花が始まります。株元から花茎を伸ばし、頂点に複数のベル形の花が咲きます。終わった花は摘み取りましょう。

夏越し

ファセリアは、夏前までの一年草です。

冬越し

寒風の通り道になるような場所に鉢を置くのは避けましょう。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

種で増やすことができます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
LOVEGREEN編集部アカウントです。編集部のスタッフが監修をしています。
監修している植物一覧を見る
植物の悩みならLOVEGREEN(ラブグリーン)のQ&A

人気の植物ランキング