リュウキンカとは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- リュウキンカ
- 学名
Caltha palustris
- 英名
- Marsh marigold
- 和名
- 立金花
- 別名・流通名
- 流金花
- 科名
- キンポウゲ科
- 属名
- リュウキンカ属
- 原産地
- 日本、中国、朝鮮半島
リュウキンカの特徴
リュウキンカ(立金花)は、5月~7月頃可愛い黄色の小花を咲かせるキンポウゲ科の多年草。湿地や水辺などに自生し、雪国では遅い春を告げるような存在です。リュウキンカ(立金花)には花弁はなく、黄色い部分は花弁状の萼(がく)です。
茎はまっすぐ上にのびて直立し、その茎の先に黄金色の花を咲かせる姿から「立金花」という和名が付けられました。清流の流れに沿って群生し、花が黄金色に輝くことから「流金花」とも呼ばれます。英名Marsh marigoldは、マリーゴールドに似た花でmarsh(沼地や湿地)に自生することにちなみます。
なお、リュウキンカの名がつくヒメリュウキンカはキンポウゲ属、リュウキンカはリュウキンカ属なので、分類が違う植物です。
リュウキンカの詳細情報
園芸分類 | 草花 |
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草丈・樹高 | 15~60cm |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 普通 |
花色 | 黄色 |
開花時期 | 5月~7月 |
リュウキンカ(立金花)の花言葉
リュウキンカの育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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開花 |
リュウキンカの栽培環境
日当たり・置き場所
日当たりと風通しの良い場所を好みます。真夏は半日陰程度の環境が適当です。
用土
水はけと水保ちが良い土が適しています。市販の田土でも栽培可能です。
リュウキンカの育て方のポイント
水やり
リュウキンカは湿地や沼地に自生する植物です。乾燥や水切れを嫌うため、水を切らさないよう管理します。
地植えは、湿地への植え付けが適しています。
鉢植えは、水を入れた受け皿などに鉢を浸して鉢底から給水させる「腰水」で管理するとよいでしょう。真夏は水が腐りやすくなるので、こまめに水を取り替えます。
肥料
過肥の必要はありません。春から秋の生育期間、緩効性肥料を与えます。
病害虫
目立った病害虫の害はありません。
リュウキンカの詳しい育て方
選び方
葉に傷みがない苗を選びましょう。
植え付け
春から初夏が植え付け適時です。地植えにする場合は、春から初夏、秋は日当たりが良く、夏は半日陰程度になる湿潤な場所に植え付けます。
植え替え・鉢替え
春から初夏が植え替え適時です。1~2年に一度、植え替えを行いましょう。
花
5月~7月に開花します。
夏越し
夏の直射日光に弱いので、鉢を半日陰程度の場所に移動させましょう。乾燥に弱いため、水切れには注意します。
冬越し
冬は地上部分が枯れて越冬します。凍結に注意して管理すると春に再び芽吹きます。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
株分けで増やすことができます。