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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑311-320件 / 全1363件

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ニリンソウ(二輪草)

  • ニリンソウ(二輪草)は、4月~5月に白い可憐な花を咲かせるキンポウゲ科の多年草。半日陰の湿地帯を好み、地下茎で増えていきます。群生地では、開花時は地面一面が白い花で覆われ、美しい光景を見ることができます。 Adobe Stock ニリンソウ(二輪草)は、1本の茎から2輪の花を咲かせることから二輪草と呼ばれています。ただし、実際には花は必ず2輪とは限らず、中には1輪や3輪のものもあります。茎から2本ずつ長い茎を出し1輪ずつ開花し、2本目の花は1本目の花に寄り添うように遅れて咲きます。花弁に見えるのは萼片で、枚数は5~7枚です。葉は葉柄を持たず、うっすらと斑があるのが特徴です。 ニリンソウ(二輪草)は若葉を山菜として食用にできますが、トリカブトの若葉と似ていて、誤食による事故例もあります。見分けがつかない場合は、むやみに口に入れるのは避けましょう。

ローゼル

  • ローゼルは、アオイ科フヨウ属の多年草。寒さに弱いため、日本では一・二年草扱いされていることも多い植物です。暖地以外では、鉢植えにして冬は室内で管理すると毎年楽しめます。 ローゼルは、9月~10月頃同じアオイ科のハイビスカスやオクラに似た花を咲かせます。草丈は1.5m~2mで、花色は中心に赤みが入ったクリーム色やピンク色をしています。咲いたその日にしぼんでしまう一日花ですが、花後に真紅で光沢がある果実ができます。その果実のガクと苞を乾燥させたものが、赤色が美しいハイビスカスティーの原料となっています。ビタミンC、クエン酸などを多く含み、爽やかな酸味があるハーブティーです。果実はその他にも、ジャムや果実酒、料理のソースなどに使われます。

オレアリア

  • オレアリアは、オーストラリア原産のキク科の耐寒性常緑低木。樹高は20~40cmほどで、白い毛に覆われた細い茎と小さなシルバーリーフが美しく、庭木というよりは寄せ植えや花壇のアクセントとして使われることが多い植物です。小さい黄色の花が咲きますが、あまり目立たず、花よりも銀色の繊細な葉をカラーリーフとして楽しみます。 日なたを好み、日陰では葉色が悪くなります。寒さには強いのですが、真夏の高温多湿が苦手なので風通し良く育てましょう。冬は東京以西では霜に当たらなければ屋外で冬越し可能です。

クロバナロウバイ

  • クロバナロウバイは、北アメリカ原産のロウバイ科クロバナロウバイ属の落葉低木です。名前にロウバイとありますが、早春に開花するロウバイはロウバイ属、クロバナロウバイはクロバナロウバイ属のため、分類としては違う植物です。 クロバナロウバイは初夏にチョコレート色の花を咲かせ、花を始め葉や枝にも香りがあります。暑さ寒さに強く、丈夫で手入れが簡単で、生長してもさほど大きくならない木のため庭木として扱いやすい植物です。 花色に合わせてシックな色合いの宿根草と組み合わせると、初夏の庭や花壇がおしゃれな雰囲気に演出できます。

もみの木(モミ)

  • もみの木は、マツ科モミ属の常緑高木。北海道と沖縄を除く日本全国の海岸近くや山地に広く分布しています。樹高は20~30mにもなり、葉の長さは2~3cmくらいで針のような細い形をしています。 雌雄同株で、雌雄異花の植物です。花期は5月頃で、枝の脇に長い卵のような形の黄色みをおびた雄花がつき、枝から垂れ下がります。雌花は緑色です。実は円柱形で10~15cmほどでくすんだ緑色をしています。その後熟してくると、木質のウロコがらせん状に並び、長いマツカサのような形になります。 寒い冬にもイキイキとした葉を茂らせる常緑樹で長命であることから、古くからもみの木には精霊が住んでいるとか、悪夢を避ける力があると言われるなど、神聖な木として崇められ、神事に関わることにも多く使われてきました。そのような神聖な木ということもあって、クリスマスツリーやリースなどにもよく用いられます。 もみの木からは、フィトンチッドという物質が放出されています。その物質は良い香りがするので癒され、森林浴気分を味わえます。さらに、消臭や防虫防カビ効果、ホルムアルデヒドなどを分解する効果があると言われることがあります。

セアノサス(カリフォルニアライラック)

  • セアノサスは、別名カリフォルニアライラックとも呼ばれる常緑低木です。春から初夏に茎先にライラックに似た小花が集合した花穂が多数開花します。花には石鹸の香りに例えられるような爽やかな香りがあります。 最も流通しているのは「パシフィックブルー」という青い花が咲く品種ですが、その他にも白やピンクの花を咲かせるものや斑入り品種があります。多くは常緑樹ですが、落葉性の性質のものもあります。また、品種によって樹高が様々で矮性種もあり、葉は小さい葉のタイプと広い葉のタイプがあるため、樹形の見た目は品種によってかなり違います。 北米原産の植物なので高温多湿を嫌います。生長は比較的早く、風通し良く蒸らさないように管理すれば早くからたくさんの花を楽しめる花木です。

ヒメツルソバ

  • ヒメツルソバは、ヒマラヤからロックガーデン用に日本に導入された多年草です。暑さ、寒さ、乾燥に強く手入れを忘れてしまってもすくすく育ちます。 ピンクや白の花が金平糖のように丸く愛らしく、地面を覆うように生長するのでグランドカバーにもなり、開花時は花のカーペットのようになります。V字の模様のある葉は気温が下がってくると紅葉し、花と葉がとても美しい色合いになります。 繁殖力がすごいので野生化して至る所に自生しています。厄介な雑草扱いをされる場合もありますが、ほったらかしても育つ丈夫さと繁殖力、花姿の愛らしさにも需要があり、園芸店でもポット苗で販売されています。

ツワブキ(石蕗)

  • ツワブキ(石蕗)は、関東以南の海岸部や山林に自生するキク科の多年草です。岩の上など厳しい環境でもたくましく育つことから、「石蕗」と表記されます。日本原産だけに育てやすく、塩害や日陰にも強い丈夫さが特長です。九州を中心に山菜として広く食用になっており、宮崎県・日南市では市の花に指定されています。 管理が楽で日陰でも育ち、秋になるとキクに似た黄色い花を咲かせます。開花期間が長いため、個人宅をはじめ公園などにも植えられています。 ツワブキ(石蕗)は古典園芸植物のひとつで「葉芸」と表現される葉の形や形状、大きさ、斑などの柄にこだわった園芸品種がたくさん作出されています。葉芸は一年を通して固定されているものと季節によって斑などの出具合が変わるものがあります。最近は葉だけでなく、花も八重咲きや黄色以外の品種もあります。 盆栽として愛でられている他、樹木の下草やグランドカバーとしても使われます。 花の時期以外も葉の美しさが庭を彩ってくれる存在です。花のあとにタンポポのような綿毛をつけた種子が風に飛んでいくさまも風情があります。 

ルピナス・ピクシーデライト

  • ピクシーデライトはルピナスの園芸品種で、矮性種のルピナスです。春から初夏にかけて、ブルー、ピンク、白の穂状の花穂を立ち上げ、下から上に順に咲き進みます。花にはほんのりと優しい香りがします。ルピナスは本来は多年草ですが、日本のような暑さを嫌うため、一年草として扱われています。 矮性で生長しても40cm程度に収まるため、庭や花壇、寄せ植えなどに幅広く利用できます。花がらをこまめに摘み取ると、次から次へと花が開花し、花は切り花としても楽しむことができます。

ミニバラ トゥルーブルーム・レッドキャプテン

  • レッドキャプテンは、深紅色の花と光沢のある緑色の葉のコントラストが美しいバラ。暑さ寒さ、病害虫に強く、春から晩秋まで花が咲く四季咲き性の特長があります。日本の環境に適していて連続開花性に優れ、特別難しい手入れは必要なく、初心者から上級者までどんな方でも楽しめます。地植え、鉢植えどちらでも育てられます。花径は5~6cmくらいで、背丈は40~60cmほど。コンパクトに育てられるバラで、ミニバラとして扱われています。咲き終わった花をカットしておくと、春から秋の気温が高い季節は3~4週間くらいで次の花が咲きます。 オリンピック2020花壇のおもてなしガーデンにも植えられ、猛暑の日差しの下で真っ赤なバラが美しく咲いていました。

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