ローズゼラニウムの育て方・栽培|植物図鑑

植物名
ローズゼラニウム
学名
Rose geranium
英名
Pelargonium roseum
科名
フウロソウ科
属名
ペラルゴニウム属
原産地
南アフリカ

ローズゼラニウムの特徴

ゼラニウムの中で、最も代表的な種がローズゼラニウムです。香りがバラの香りで、オイルの他、お茶や料理などの香りづけ、クラフトなど多岐にわたって利用されていまます。性質は大変強く、挿し木で簡単に増やすことができます。最近はローズゼラニウムをはじめとしたゼラニウム類は、切り花の葉もの素材としても通年出回るようになりました。花は初夏にピンクのかわいい花が咲きます。

ローズゼラニウムの詳細情報

園芸分類 ハーブ
草丈・樹高 30~100cm
耐寒性 やや弱い
耐暑性 普通
花色 ピンク系濃淡
開花時期 5月~7月

ローズゼラニウムの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
植え替え
剪定
肥料
開花

ローズゼラニウムの栽培環境

日当たり・置き場所

ローズゼラニウムは日当たりがよく、風通しのよい場所で育てましょう。

用土

乾燥気味が好きなので、用土を作る際は水はけの良い用土を作りましょう。市販の園芸用、ハーブ用の用土を使う方法もあります。+αとしてバーミキュライトを底に敷く、もしくは混ぜ合わせると適度な空間が出来て水はけがよくなります。

ローズゼラニウムの育て方のポイント

水やり

ローズゼラニウムは水分をあまり欲しがりません。水やりを行う際は土が乾ききってから行ってください。常に水が湿っている状態だと根腐れを起こしやすくします。

肥料

開花期に追肥を行いましょう。使用している肥料の使用頻度を守って追肥します。ローズゼラニウムは肥料は少なめでも育つハーブです。

病害虫

ローズゼラニウムは虫が嫌いな成分を分泌しているため害虫がほとんど近寄りません。気を付けなければいけないのは根腐り。どうしても水を毎日与えないといけないのでは?と思い込んでしまい結果的に根を枯らせてしまいます。控えめにしましょう。

ローズゼラニウムの詳しい育て方

選び方

葉の緑が生き生きとした緑色で茎がぐらついていない株を選びましょう。

植え付け

根の成長が著しく早いので、植えつける際は大きめの鉢を用意しましょう。なるべく深い鉢の方が適切です。

仕立て方

ローズゼラニウムは数年すると古い枝が木化してきます。伸びすぎたら、適時剪定をして姿をきれいに保ちましょう。

剪定・切り戻し

花の開花がひと段落した梅雨前に切り戻しをかねた剪定を行います。伸びすぎた葉を選び半分くらい一律に剪定を行います。次回の成長準備をする為です。また開花中も風通しをよくするための剪定も行うと健康な苗になります。

植え替え・鉢替え

大きな鉢を用意しても半年から1年でいっぱいになってしまうので、ある程度の時間が経過したら植え替えを行うと次の時期も枯れずに育ちます。

5月ごろピンクの花が開花します。終わった花がらは摘み取りましょう。

夏越し

ローズゼラニウムは暑さに強いので特別な夏越しの必要はありません。

冬越し

ハーブゼラニウムは、寒さと湿気が苦手なハーブです。ローズゼラニウムなどのある程度の耐寒性がある品種は、関東より西の暖地だと、露地での越冬が可能です。霜にあたらないような軒下などで管理します。

耐寒性がない品種は、夜は室内に取り込むなどの対策が必要です。大きな鉢植えだと、昼間は外、夜は室内に取り込むという作業が無理な場合は、万が一寒さでやられてしまった場合の対策として、秋の挿し木のシーズンにポット苗を作っておくと安心です。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

ローズゼラニウムをはじめとしたゼラニウム類は挿し木で簡単に増やすことが可能です。また、土を使わずに水栽培で増やすことも可能です。

水挿しでの増やし方
挿し木する枝を吟味します。根は節のある部分から出てくるので、必ず節のある状態でカットして、余分な葉をそぎ落とします。水に浸かる部分の葉は取ってから水に挿します。この時水の中に発育促進剤を混ぜ合わせておくとなおよいでしょう。発根したら土に植え替えます。

ローズゼラニウムの挿し木のやり方

ローズゼラニウムの茎をよく見ると節が数センチ間隔であります。

根っこは、節の部分から出てくるので、挿し木に使う挿し穂は、必ず節が何節がついている茎を用意します。

その年に成長した茎を10cmほどカットします。(節があるか確認!)

・土に挿す部分の葉っぱは取り去り、2~3枚葉をつけた状態にします。

・花がついているものは、花をカットします。

ローズゼラニウムは、古い茎は木質化してきます。挿し木に使うのは、木質化した部分ではなく、今年の新しい茎を利用しましょう。

挿し木に使う土

赤玉土の小粒バーミキュライトと赤玉土の混合、もしくは種まき、挿し木用として販売されている土を使います。

土に肥料が配合されているような培養土は、挿し木には向きません。

ポット苗などに挿し木用の土を入れて、最初に水をたっぷりとあげて、土を十分に湿らせておきます。

通常の挿し木は、挿し穂を水につけて吸水させてから挿し木の作業を行いますが、ローズゼラニウムは水分が多いので、水に挿す下準備は必要はありません。

剪定した茎をそのまま挿してもほぼ成功しますが、切り口を半日から1日ほど、室内で乾燥させてから挿すと、茎の切り口から雑菌が入って枯れるのを予防することができるので挿し木の成功確率が上がります。

〇印を付けた部分が、ローズゼラニウムの節です。必ず節がある部分を土に挿しましょう。

 

あとは風通しの良い日陰で管理すると、2~3週間で発根します。その間、土に適度な湿り気があるように水やりをします。土が過湿すぎると、茎が腐るので注意しましょう。

途中で根が出たか確認したい気持ちをぐっとこらえて、最低でも2~3週間は茎をいじらないようにしてください。3週間もすると、だいたい小さな葉っぱが出てきたり、なんらかの根付いた兆候が出てきます。

ローズゼラニウムの挿し木に向く季節

春と秋が挿し木をするのに向く季節です。

開花後の梅雨前と、9月~10月は、ハーブゼラニウムの切り戻し時期なので、切り戻した茎を使って、挿し木をすると効率的です。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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