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常緑|植物図鑑1-10件 / 全51件

ユーカリ・グニ―(グニユーカリ)

  • ユーカリ・グニ―はフトモモ科の常緑高木です。原産地の南半球では20mを超す高木になります。銀葉と呼ばれるシルバーがかったグリーンの葉が美しい樹種です。丸みを帯びた葉のフォルムも可愛らしく、枝の華奢さも相まって切り花でも庭木としても人気があります。

    日本の気候でも育てやすいことから庭木や鉢植えでも流通しています。ユーカリ・グニ―(グニユーカリ)は植えっぱなしにしておくと、とても大きくなるので、適宜剪定を行うようにしましょう。

    ユーカリの仲間は乾燥した気候を好みますが、ユーカリ・グニ―(グニユーカリ)はユーカリの中でも比較的湿度に強い品種です。それでも日本の夏の高温多湿には弱く、夏季は少し元気がなくなります。ユーカリ・グニ―(グニユーカリ)は風通し良く蒸れにくい環境で管理する必要があります。

    また冬の寒さにも弱いので、冬季の植え付けや植え替えは行わないように気をつけてください。

椿(つばき)

  • 椿(つばき)は日本を代表する花木で、海外でも近年非常に人気の高い樹木です。椿(つばき)は日本の書物、万葉集に記述があるほか、縄文時代の遺跡からも椿の種などが発見されており歴史の古い樹木です。常緑高木で照葉を一年中楽しめ、昔から盛んに園芸品種の作出が行われ、花色、花形、葉の形など多様な品種が栽培されています。特に花の少ない冬に見事な美しい花を咲かせることから、茶花(ちゃばな)の中でも格の高い花で「茶花の女王」とも称されます。また、その種子から採られる「椿油」は髪や肌に良いことから様々な化粧品に用いられています。椿(つばき)の木材は強度が高く質が均一であることから、印鑑や漆器、彫刻の材料として用いられており文化的にも重要な樹木の一つです。

ヤツデ

  • ヤツデは、数本の株立ちで3~5mになる常緑低木です。ヤツデの葉は長さ・幅ともに20~40cmで掌状に裂け、縁はのこぎりの歯のようなギザギザがあります。枝に円錐状に多数のつぼみをつけ、5mmほどの淡緑白色の複合花序を晩秋に咲かせ、花の後は緑の実になり、次第に黒くなります。

    ヤツデは古くから縁起木として親しまれ、特に日陰に耐えることから裏庭には欠かせない木とされてきました。また切り花としても葉や実が用いられます。最近の園芸種は、葉が斑入りや絞り柄などの印象的な葉色の種類も流通し、ガーデンや建物のエントランスの植栽などにも使われています。

クロガネモチ

  • クロガネモチは関東以西の山林に自生する常緑高木です。公園や街路樹、庭などあらゆる場所で利用されています。

    クロガネモチの葉は5~10㎝と大きめで光沢があり、よく繁ります。初夏に小さな白、あるいは薄紫色の花を咲かせますが、高木で上のほうの枝に咲く為、目立ちません。クロガネモチは秋から冬にかけて真赤な果実を実らせます。直径1㎝足らずの小さな実を枝の先にたわわに付ける姿は見事です。

    クロガネモチは色彩の少なくなる冬に真赤な果実を付けることと、葉が常緑であることから、庭木として人気があります。クロガネモチは寒冷地では結実が悪くなるようです。

    クロガネモチは雌雄異株です。実の観賞を楽しむのであれば雌株を選ぶ必要があります。市販のクロガネモチは一つの木に雌雄の枝が接ぎ木されていることがほとんどです。購入前に確認するようにしましょう。

     

コトネアスター

  • コトネアスターはヨーロッパからアジアまで広範囲に分布する、バラ科の落葉または常緑の低木です。地面を這うように横に大きく枝を広げる姿が美しく、グランドカバーとしても人気があります。斜面や高さがある場所に植えると、大きく枝垂れるように枝が広がっていく様が見事です。

    コトネアスターは秋から冬に直径1㎝に満たない小さく真赤な果実を実らせます。コトネアスターの果実は食用にはできませんが、冬の色の少ない景色の中に鮮やかな彩りを与えてくれます。

    コトネアスターは冬の赤い果実ばかりが注目されがちですが、花も見事です。コトネアスターの花は初夏、5~6月頃に開花します。真白で小さなユキヤナギのような可愛らしい花です。

ミモザ(アカシア)

  • 「ミモザ」はギンヨウアカシアやフサアカシアなど、黄色い房状の花を咲かせるマメ科アカシア属の総称です。シルバーリーフと呼ばれる銀色がかったグリーンの葉が特徴的な半落葉~常緑高木です。本来の「ミモザ(mimosa)」はオジギソウの学名ですが、黄色の房状の花が咲くアカシアの仲間の呼び名として使われています。

    ミモザ(アカシア)は庭木としても人気です。銀色がかったグリーンの葉と、春先に咲く明るい黄色の花のコントラストが美しい樹木です。ただしミモザ(アカシア)は庭植えにすると非常に大きくなるので、植える場所を考える他に毎年の剪定が必要になります。

    3/8は国際女性デーといって、女性の政治的自由と平等を訴える日として国連が制定しています。この日はイタリアでは「女性の日」とされ、女性への日頃の感謝を込めて、男性から女性へミモザ(アカシア)の花を贈る習慣があります。日本でも「ミモザ(アカシア)の日」とされ、女性へミモザ(アカシア)の花を贈る習慣が定着しつつあります。

百両(カラタチバナ)

  • 百両(カラタチバナ)は冬に赤い実を付ける常緑低木です。同じヤブコウジ属の万両(マンリョウ)、センリョウ属の千両(センリョウ)と並んで、百両(カラタチバナ)は冬に常緑で赤い実をつける縁起物の植物として人気です。

    樹高は70㎝程度と低めで、日陰にもよく耐えるので和風のシェードガーデンなどで活躍します。葉は常緑で光沢のある深いグリーン、真赤な実を秋から初春にかけて長い期間つけるので、冬の寂しいお庭に彩りを与えてくれます。

    花が咲くのは夏。小さな白い花を俯くように咲かせます。花は非常に小さく、よく探さないと見逃してしまうほどです。

沈丁花(ジンチョウゲ)

  • 沈丁花(ジンチョウゲ)は香り高い花を咲かせる春の代表的な樹木で、春の沈丁花(ジンチョウゲ)、夏の梔子、そして秋の金木犀を合わせて三大香木と称されます。沈丁花(ジンチョウゲ)はジンチョウゲ科の常緑低木で、春先に小さな花が毬のような塊になって枝先に咲きます。花が白い品種を「シロバナジンチョウゲ」、花の外側が淡紅色になっているものを「ウスイロジンチョウゲ」と言います。ちなみに、葉の外側に斑が入っているものを「フクリンジンチョウゲ」と呼びます。

    沈丁花(ジンチョウゲ)の特徴と言えば香り高い花。「沈丁花」という名前は、花の香りが沈香(ちんこう)に似ていることと、十字型の花が丁子(クローブ)に似ていることに由来しています。沈丁花(ジンチョウゲ)の原産は中国と言われており、室町時代にはすでに栽培されていたという記述があります。

    沈丁花(ジンチョウゲ)の樹高は1m~1.5mほどで、枝が良く分岐するので特に剪定をしなくても丸くこんもりとした樹形を保ちます。沈丁花(ジンチョウゲ)は雌雄異株で、雄株と雌株があります。日本で流通している沈丁花(ジンチョウゲ)の多くは雄株なので、実を見る機会はめったにありませんが、赤い可愛らしい実を付けます。ただし、実は猛毒ですので口に入れないように注意しましょう。

ギョリュウバイ

  • ギョリュウバイは、オーストラリアやニュージーランド原産の常緑低木です。最近、日本でも流通が盛んになってきました。

    ギョリュウバイは細い枝を密に生やし、その枝に葉や花を多くつけるため、生け垣に利用させることがあります。葉は硬く、小さく先端がとがった形をしており、その葉の形が「御柳(ギョリュウ)」という樹木の葉に似て、花は梅の花に良く似ているため、日本では二つを合わせて「御柳梅(ギョリュウバイ)」と呼ばれるようになりました。花の色は、白、薄いピンク、赤などがあり、咲き方も一重咲きや八重咲きのものがあります。

センリョウ(千両)

  • センリョウ(千両)は、山林の湿った半日陰地に自生する常緑小低木です。新梢の先端に穂状に小さく黄緑色の花を咲かせます。別名に草珊瑚と呼ばれるほど鮮やかな赤い実を11月頃に熟させ、冬の庭木として明るい彩りを添えてくれます。赤い実の他に黄色の種もあります。

    センリョウ(千両)の実つきの枝ものは、千両という名前から、万両とともにお正月の縁起物の切り花として利用されています。

     

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