- 美しい花が人気のティランジア・ストリクタのモンスト個体(帯化個体)です。
生長点が帯状に広がり、扇のような姿をしています。葉は通常個体よりも細く、柔らかいです。
両端の生長点が分頭していき、段々と大きくなります。生長速度もスイッチが入れば遅くはないようです。
また、花が咲くと通常個体に先祖返りするようですが、しばらくするとモンスト個体へと戻るようです。
花を楽しむものというよりは、葉を楽しむものになります。イオナンタ・モンストローサと同じく、成長すると割れ目のようなものが出てきて、そこにカッターやナイフなどを入れることで株分けできるようです。
流通量は多くなく、今後の普及が待たれます。
イオナンタ・モンストローサよりも知名度は低いですが、また違った趣があり、ティランジア好きならば一度は生で見て頂きたい品種になります。
性質的には通常のストリクタと大差なく、水好きで強健です。
- ティアラ型の草姿をもつ小型ティランジアです。ブラジルの固有種で小さな草体に大きな赤花をつけます。
大きなトリコームが美しい人気種です。
現在ドイツやアメリカで実生繁殖が行われており、個体差が激しくなっています。その分CITESⅡに登録されてきたときよりも価格が下がり手に入れやすくなってきています。
購入するときは通販サイトやオークションを利用すると比較的安価で購入することが出来ます。
自生地のブラジルではティランジア・ストリクタに混ざって自生しているため、強健で管理は楽です。
- 地中海原産の半耐寒性多年草ですが、園芸的には一年草として扱います。ドライフラワーになる花としてよく知られ、リモニウムと呼ばれるほか和名はスターチスやハナハマサジと呼ばれます。草丈60センチ~90センチで紫色の花のように見える部分は花弁ではなく漏斗状のがくで、本来の花は内側にあり、白または黄色で小さいため目立ちません。がくは青紫色のほか黄、桃色、白色など多様にあります。株全体に粗毛がみられ、葉は根元から羽のように切れ込みが入った形をしています。花壇植物よりも切り花としての流通量が多く、園芸品種も多く作出されています。
- 「ユーフォルビア・スザンナエ」は多肉植物で、ユーフォルビアの中でも人気があります。流通名で「ドラゴンボール」と呼ばれているのも目にします。個体によって様々な形があり、またトゲトゲも触っても痛くなく、育てやすさ見た目のユニークさからも初心者にオススメの多肉植物です。日光が好きではありますが、あまりにも直射日光を当てすぎてしまうと葉焼けしてしまう場合があるので、その点だけ注意しましょう。