害虫防止だけじゃない!100均の材料で作るシルバーマルチの作り方
LOVEGREEN編集部
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秋冬野菜の植え付け後の調子はいかがですか?秋冬野菜の初期生育に重要な9~11月にかけては、害虫たちも活発に活動します。
そんな中、育てている白菜が植え付けから2週間後、葉が害虫に食害され穴だらけの状態になってしまいました。
食害された白菜の葉
毎日白菜を観察していると日に日に虫に食べられていくのは分かっていたのですが、全く悪さをする害虫を見つけることができませんでした。
しまいには、寒冷紗をかけていたそのネットの中で蛾(が)がプランターの中でお亡くなりになっているのを発見…
こうなったら、お手製のシルバーマルチを作って、害虫に対抗したいと思います!
目次
シルバーマルチって?シルバーマルチとは?
シルバーマルチとは、野菜を栽培している畝の上に、ポリフィルムやビニールフィルムで覆って栽培するフィルムのことをさします。地面をフィルムで覆うことで、土壌の乾燥を防止したり、地温の変動を和らげ、降雨による泥はねを抑え、太陽の光を防ぐことから雑草抑制の効果があるといわれています。特にシルバーマルチは、太陽の光を反射することで、害虫の忌避効果があるといわれています。
一説に、虫は翅(ハネ)を光が当たる方向に向けて飛ぶといわれています。この習性を利用して、定植後にシルバーマルチやアルミ箔などを近くに敷き、光を反射させることで下から光が当たり、虫は上下の感覚が分からなくなるという性質を利用して防ぐものです。
シルバーマルチの材料
・お風呂の保温シート
・麻ひも
・マジック
・ハサミ
・ハンダゴテ
すべての材料は、100均で揃えることができます。プランター用の大きさのシルバーマルチでしたら、お風呂の保温シート1枚で何個でも作ることができます。この価格、この手軽さが100均の商品の良いところですね。
シルバーマルチの作り方
では、プランターよりも一回り小さめの大きさにマーカーで印をつけていきます。今回はお鍋の蓋を使用して、マーカーで印をつけていきます。
ハサミでカットします。
真ん中まで切り込みを入れます。
苗の部分が通るように、ペットボトルのふたより少し大きめ位の大きさの穴を開けます。
風などで飛ばないようにひもを付けたいと思います。
ひもを通す穴をハンダゴテで開けます。さっと溶けてくれるので、作業がとってもスムーズ♪
麻ひもを通して完成です。
今回は、麻ひもにしましたが、Uピンなどを穴に通して、地面に固定するようにしても良いでしょう。
シルバーマルチの装着
苗の周りにシルバーマルチを敷いて、麻ひもで縛れば完成です。
しっかりと寒冷紗をかけて、さらに害虫を防ぎます。
完成です!
いかがでしたか?
100均の材料で作ったシルバーマルチは害虫防除の目的だけではありません。
・土の乾燥を防ぐ。
・真夏や冬季間などの急激な地温の変動を和らげる。
・降雨による泥はねを抑えることで病気も防ぐ。
・太陽の光を防ぐことから雑草抑制の効果がある。
こんなにも多くのメリットがあるといわれています。
みなさんもプランター栽培に大活躍してくれるシルバーマルチをぜひ作ってみてくださいね。
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