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厄介な害虫をオーガニックに予防・駆除するおすすめアイテム

植物に発生する害虫。ベランダ菜園やリビングに観葉植物を置きたいなと思ってはいるものの、虫がでたら嫌だから手を出せていない……という方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回はそんな厄介な害虫たちをできるだけオーガニックに予防・駆除するアイテムと方法をご紹介します。

目次

アオムシ

では、実際に家庭菜園や観葉植物にはどのような害虫が発生するのでしょうか。

まず想像しやすいのはモンシロチョウやアゲハチョウなどの幼虫であるアオムシ。苦手な方が特に多い害虫ではないでしょうか。アオムシは葉物野菜や柑橘類に発生しやすく、気が付いた時には葉がほとんど無くなっていた! ということもある厄介な害虫です。

予防方法

予防方法としては卵を産みつけられないように、防虫ネットを張ることです。

まれに隙間などから入り込んで卵を産みつけられてしまうことがありますが、予防効果は高いです。

駆除方法

駆除をするには農薬を使う方法もありますが、ベランダ菜園など小規模であれば割り箸などで直接駆除するのが効果的です。アオムシが大きくなると、駆除するときにしんどくなってしまうので、できるだけ毎日確認して小さいうちに駆除するのがおすすめ。割り箸などを使っても直接アオムシを掴むのが苦手という方は、アオムシがついている葉を切り取ってそのまま捨ててしまうとよいでしょう。

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アブラムシ・ハダニ

どんな植物にも発生するといっても過言ではない害虫界の二大巨頭、アブラムシとハダニ。どちらも非常に小さな昆虫で、茎や葉から吸汁し植物を弱らせます。

アブラムシ

アブラムシは緑色で1~2mmほど。繁殖力が高く、多数で固まって発生していることが多いです。アブラムシは糖を排泄する性質があり、これを甘露と言います。甘露が葉などに付着すると、それを栄養としてすす病が発生します。またアリが甘露を求めて寄ってくるので、植物にやたらアリが登っているなと思ったら要注意です。どこかにアブラムシが発生している可能性が高いです。

ハダニ

よく見かける害虫としてのハダニは0.3~0.5mmほどの昆虫で、ダニという名前が付いていますがクモの仲間です。葉裏などに寄生し、吸汁することで植物を弱らせます。吸汁された場所は葉緑素が抜け白く見えます。また、クモの仲間らしく糸を吐いて巣を作っているので、ハダニ本体が見えなくても糸があった場合は注意が必要です。

予防方法

アブラムシもハダニも風通しが悪く、植物が弱っていると寄生されやすくなります。また、チッ素の多い肥料を多く与えていると病害虫が発生しやすくなるので、リン・カリ・チッ素が同程度配合されている肥料が初心者の方にはおすすめです。

アブラムシやハダニは水がかかるのも嫌うので、水やりの際に植物全体に水がかかるようにし、葉裏もしっかりと洗い流すようにすると寄生や増殖を防ぐことができます。

ニームオイルや木酢液などは多くの害虫に忌避効果があり、人体への影響も少ないので定期的に散布するのもよいでしょう。ただし臭いが強いため、洗濯物などに付着しないようご注意ください。

駆除方法

アブラムシやハダニは小さく数も多いため、捕殺が難しいです。まずはシャワーなどで植物全体を洗い流し、成虫や卵を物理的に減らします。その後薬剤を散布して駆除していきます。またハダニやアブラムシは大潮のタイミング(新月と満月の日)に卵が孵化する傾向にあるので、先に成虫を駆除した後にもう一度大潮の後に薬剤を散布することでより効果的に駆除することができます。ただし同じ薬剤を使用していると耐性がついてしまうため、最低でも2~3つの異なる有効成分の薬剤を最低でも2~3つローテーションで散布するようにしましょう。害虫を包み込んで駆除する物理防除剤であれば耐性はつかないので、続けて使用して問題ありません。

選び抜かれた3つの天然由来成分を独自にブレンドした薬剤です。家庭菜園などに特におすすめです。

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