【春夏の家庭菜園】春から初夏に植える野菜おすすめ43選、栽培や収穫のコツ

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LOVEGREEN編集部

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気候が安定している春は、栽培できる野菜が一番多い季節。春から初夏に植えるおすすめ野菜の特徴や栽培のポイントをご紹介します。今年は家庭菜園にチャレンジしませんか。

目次

春に植える野菜とは?栽培のコツ

春に植える野菜の種類と特徴

春に植える野菜

気候が安定している春は、栽培できる野菜が多く、根菜や葉野菜のほか、トマトやナス、キュウリのように地上高くにぶら下がって実る果菜が多くなります。

春に植える野菜の栽培のコツ

春に植える野菜

例えば春夏野菜の中でも人気の野菜ミニトマト・キュウリ・ナス。この3種は、4月末~5月上旬が苗の植え付け適時。適した時期に植え付けると、気候が安定している5月の間にしっかりと根を張ることができ、その後の苗の状態や収穫できる量に影響します。

野菜は、種まきや植え付けに適した時期があります。種まき、植え付け前に確認して、良いタイミングで栽培をスタートさせましょう。

種から育てる?苗から植える?

種から育てるおすすめ野菜

家庭菜園 種まき 春 葉物野菜 カブ ダイコン コマツナ ホウレンソウ ビーツ ハツカダイコンシュンギク チンゲンサイ スイスチャード さんとうさい

ニンジン、ダイコン、コマツナなど、1粒の種から1つしか収穫できない野菜は、種から育てる方が安くたくさん収穫できます。

 

種まき 不織布

春の初めはまだ朝晩冷えることがあるので、直まきの場合、種まき後は不織布をかけて防寒します。不織布をかけると虫よけ対策にもなって葉が美しく育ちます。不織布をかけた上からたっぶり水やりをして、発芽するまでは特に水切れに注意しましょう。

ミニトマトなどを種から育てる場合は、種まきの適期が2月~3月頃なので、直まきではなく育苗トレーやポットに種をまいて、温室などの暖かい場所で発芽温度を保つ必要があります。

苗から植えるおすすめ野菜

ミニトマト 苗

ミニトマト、ナス、ピーマンなど、1本の苗からたくさんの実が収穫できる野菜は、苗から育てる方が簡単なのでおすすめです。

寒冷紗を上手に利用しよう

春に植える野菜 寒冷紗

夏野菜の栽培期間中は、害虫といわれる虫たちも活発に活動する時期。数日、目を離したすきに葉を丸ごと食害されたり、植え付けたばかりの苗が食べられたりする被害に悩まされることも。それを避けるために、植え付けた直後から寒冷紗などで苗を覆い、害虫の被害を防ぎましょう。

プランターで上手く育てるコツ

シソプランタ

今回紹介する野菜のほとんどは、プランターでも育てられます。ただ、ダイナミックに育つ畑栽培の野菜とくらべると、生長の姿はコンパクトです。

でも、野菜が生長する様子を毎日眺めているだけでも幸せな気持ちになったり、何より自宅の庭やベランダで気軽にスタートできるのもプランター栽培の良いところ。上手に育てるとしっかり収穫できるので、コツを覚えて挑戦しましょう!

プランター栽培を成功させるポイント

  • 野菜用の培養土など、野菜に適した土を使いましょう。
  • 日当たりを好むものは、日の当たる場所に置くなど、好みの環境に置くようにします。
  • 畑に比べて土が乾きやすいので、乾いたらたっぷり水やりしましょう。
  • 畑に比べて肥料切れしやすいので、肥料を好む野菜には追肥を忘れずに行いましょう。
  • 成熟が早く、早期に収穫できる早生(わせ)タイプや、通常サイズより少し小さめのミニタイプの種や苗を選ぶのもおすすめです。

毒のある植物を畑の近くに植えるのはやめよう

スイセン

例えばスイセン。開花時に間違うことはありませんが、葉がニラに似ているため、間違えて食べてしまって中毒症状を起こした事例が過去にあります。見た目がかわいい草花でも毒性がある花は意外に多いもの。野菜が植えられている畑の近くには、毒性のある草花を植えるのは避けましょう。

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春に植える野菜|ナス

ミニトマト

ミニトマト

  • 種まき時期:2月~3月(要保温)
  • 苗の植え付け時期:5月
  • 収穫時期:7月~9月
  • プランター栽培:可能

ミニトマトの苗は4月に入るとたくさんの種類がお店に並びます。最近はプランター栽培向きの矮性で芽かきの必要がない品種もあります。

ミニトマトの苗を植え付けたら、根付くまでは土が乾いたら水をたっぷり与えます。その後は水やりを控えめにして土の中にしっかり根をはらせましょう。雨が続くと、実が肥大しすぎたり、病気が出やすくなります。プランターで栽培のミニトマトは、梅雨時は雨が当たらない軒下に移動するとよいでしょう。

早い段階から肥料を与えると、茎葉が茂って実つきが悪くなります。花が咲いたのを確認してから肥料を与えましょう。不要なわき芽を取り除き、実に栄養を充実させることで美味しいミニトマトができます。

ミニトマト

  • トマトの原種は、大玉トマトではなくチェリートマト(ミニトマト)ということが植物学者たちの調査により分かっています。大玉トマトの方が突然変異として、チェリートマト(ミニトマト)よりも後に生まれました。アンデス高原に自生していたトマトの野生種は、いずれもチェリートマトの種類だったようです。 チェリートマト(ミニトマト)は原産地では多年草ですが、日本のような温帯で育てると一年草として栽培されます。 野生種のトマトは、メキシコから北米に伝わり、実際に栽培されるようになったのは19世紀に入ってからです。ヨーロッパへ伝わるには、コロンブスの新大陸発見が大きく影響し、ヨーロッパでトマトを食べるようになったのは、18世紀以降といわれています。 当初、トマトは観賞用として育てられ、食用とされることはありませんでした。というのも、新大陸からヨーロッパに伝わった時に、トマトの実がとても赤いために有毒植物と信じられていたからです。 日本に伝わったのは、17世紀の江戸時代ですが、同じように観賞用として伝わってきました。やはり「赤茄子」としての価値しか見出せず、しばらくの間観賞用としてのみ育てられていたそうです。 完熟の実にはほとんど含まれていませんが、じつはミニトマトやトマトの花・葉・茎などには、「トマチン」という有害物質が多く含まれています。そのため、ピーマンの葉は食すことはできますが、ニトマトやトマトの葉は食べることができません。 現在では、様々な品種が改良され、青臭さもなく、まるでフルーツのように甘いミニトマトもでき、人気の野菜の一つです。 ミニトマトは緑黄色野菜の1つで、クエン酸、リコピン、グルタミン酸など栄養も豊富。健康や美容に効果があることも人気の理由。サラダから、煮込み料理、ソースなど様々な料理に使えます。 ▼ミニトマトを使ったセミドライトマトの作り方はこちら 簡単!ミニトマトを使ったセミドライトマトのオイル漬け&4種のハーブクラッカー LOVEGREEN編集部のベランダで収穫したミニトマトを使って、セミドライトマトのオイル漬けと、4種のハーブ… 戸松敦子 2021.06.28 料理・レシピ

ナス

ナス 花 育て方のポイント 特徴

  • 種まき時期:2月~3月(要保温)
  • 苗の植え付け時期:5月
  • 収穫時期:6月~10月
  • プランター栽培:可能

ナスは水を好む性質があります。日頃から乾燥させないように管理しましょう。梅雨明けに乾燥してくるとハダニが発生しやすくなるため、葉や葉裏にも水をかけて予防します。また、とても肥料を好むため、植え付けた2週間後から追肥を始めしょう。

7月下旬から8月上旬頃、高温と乾燥によって実の質が落ちてきたら、良い秋ナスを収穫するために枝を1/3~1/2程切り詰める更新剪定を行います。更新剪定を行う際は、同時に根切りと追肥をして株の勢いを回復させましょう。

ナス(茄子)

  • ナスの原産はインドです。日本には奈良時代に中国から伝わり、古くから日本人に親しまれた野菜のひとつです。ナスの形は、丸や卵、中長、長形など様々な品種が栽培されています。幅広く料理にも使えるので和洋中問わず、味を楽しむことができます。 みなさんがよくご存じの縁起の良い初夢の順番「一富士、二鷹、三茄子」ですが、江戸時代の初物のナスは1個がなんと1両。そのため庶民が正月に初物のナスを食べることは、夢のまた夢…叶わぬ夢でした。初夢にナスが登場すると縁起が良いとされるのもこのことからうかがえます。 現在のようにハウス栽培がない江戸時代で、冬に高温作物のナスを作るためには、油紙障子でハウスのようなものを作り、馬糞や麻屑(あさくず)などを踏み込んだ発酵材でエコに温度を上げるなどして、手間暇かけて栽培していたそうです。

ピーマン

  • 種まき時期:2月~3月(要保温)
  • 苗の植え付け時期:5月
  • 収穫時期:6月~10月
  • プランター栽培:可能

ピーマンは水を好みます。ピーマンの花は乾燥すると落花しやすい性質があるため、土が乾いたらたっぷり水やりしましょう。また、肥料も好む野菜です。植え付け2週間後から追肥を始めましょう。

茎が細くて弱いため、強風で茎が折れることがあります。支柱をしっかり立てて予防しましょう。茎が茂ってきたら、内側の茎を間引いて風通しと日当たりを良くします。

ピーマン

  • ピーマンは、ナス科トウガラシ属の南アメリカ原産の一年草で、属名からわかるようにトウガラシの仲間です。比較的病害虫にも強く、プランターでも育てることができるので、ベランダや家庭で育てやすい野菜の1つです。 ピーマンの幼苗の頃は、トウガラシ、パプリカと葉の形、枝の付き方、花なども見分けがつかないほどよく似ています。

パプリカ

パプリカ

  • 種まき時期:2月~3月(要保温)
  • 苗の植え付け時期:5月
  • 収穫時期:6月~10月
  • プランター栽培:可能

パプリカの育て方はピーマンに準じていますが、完熟して色づくまでには長い日数(開花から40~50日)が必要なため、ピーマンより栽培が難しいです。元肥を十分に与え、定期的に追肥をして肥料切れさせないことが大切です。大型果の品種は枝折れしやすいので、支柱をしっかり立てましょう。

へたの近くに小さな穴があいていたら、オオタバコガに食害されていると思って間違いないです。被害を防ぐために、台所用の排水溝ネットなどをパプリカにかぶせて防除する方法もあります。

パプリカ

  • パプリカは、果実の色がグリーンからレッド、オレンジ、黄色などに変化し、どの段階で食しても甘みがあり、見た目も鮮やかでとても美しいナス科の野菜です。(色の変化は品種によります)。 果肉が厚くジューシーな食感で苦味や青臭さがないので、生のままでもおいしく食べられるのが特徴で、サラダはもちろん、炒め物やマリネにも用いられます。 初夏に植え付けると、6月頃からピーマンの花とよく似た小さな白い花を咲かせます。花後に果実ができ、例えば赤いパプリカは、果実の色がライムグリーンからオレンジ、レッドへと変化していきます。収穫できるサイズになってから完熟していくまでに、平均して3週間ほどかかりますが、グリーンの未熟な状態でも食べることができます。

トウガラシ

唐辛子

  • 種まき時期:2月~3月(要保温)
  • 苗の植え付け時期:5月
  • 収穫時期:6月~10月
  • プランター栽培:可能

トウガラシは、根が繊細で低温や過湿に弱い性質があります。茎が細く風で倒れやすいので、実がたくさんつく前に支柱を立てましょう。

真っ赤に色づいた実から摘み取るか、全部が色づいてから株ごと抜き取って収穫します。軒下などにつるして乾燥させてから保存しましょう。

唐辛子(トウガラシ)

  • 唐辛子(トウガラシ)は、ナス科トウガラシ属の中南米原産の一年草。唐辛子(トウガラシ)はとても辛く、野菜というよりも主に香辛料として利用されています。 唐辛子(トウガラシ)の実は、代表的な赤や緑色以外にも黄色や紫の品種もあります。食用以外に、園芸として観賞用の唐辛子(トウガラシ)もあります。 唐辛子(トウガラシ)の幼苗は、ピーマン、パプリカと葉の形、枝の付き方、花なども見分けがつかないほどよく似ています。濃い緑色の卵形の葉がつき、いくつも枝分かれしたところに、上向きに5cmくらいの赤い実がなります。比較的病害虫にも強く、プランターでも育てることができるので、ベランダや庭で育てやすい野菜の1つです。

ジャガイモ

ジャガイモ 育て方 秋冬野菜 初心者 おすすめ 特徴

  • 種まき時期:3月~4月、8月~9月
  • 収穫時期:6月~7月、11月~12月
  • プランター栽培:可能

種イモは料理に使うジャガイモと見た目が同じですが、病気に感染しないように薬剤処理されています。ジャガイモがウイルスに感染するとうまく育たず収穫量も減ってしまうため、種イモ用のジャガイモを使うのがおすすめです。大きすぎる場合は、芽の数を均等にして切り、種イモが腐らないように草木灰を切り口につけてから植え付けます。

 

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春に植える野菜|ウリ科

キュウリ

キュウリ 育て方 夏野菜 特徴

  • 種まき時期:3月~4月(要保温)
  • 苗の植え付け時期:5月
  • 収穫時期:7月~9月
  • プランター栽培:可能

キュウリは水を好む性質があります。日頃から乾燥させないように管理しましょう。雨のはね返りによる病害虫を防いだり、夏の乾燥を防ぐために敷きわらを敷く方法があります。キュウリの実は急速に肥大するので、実がなり始めると肥料や水を多く必要とします。株が疲れてくると実が曲がったり変形したりするので、収穫を終えるまでは2週間に1回追肥を施します。

比較的乾燥気味で茎葉が茂りすぎると、うどんこ病が発生しやすくなります。梅雨時などの多湿時で、肥料切れや株の生育が衰えた時、べと病が多発します。密植を避け、肥料切れに注意して育てましょう。

ゴーヤ

ゴーヤ 育て方 特徴 花言葉

  • 種まき時期:3月~4月(要保温)
  • 苗の植え付け時期:5月
  • 収穫時期:7月~9月
  • プランター栽培:可能

ゴーヤは、収穫最盛期には水分を多く必要とするので、乾燥させることのないよう定期的に水やりします。特にプランター栽培のゴーヤは乾燥しやすいので、表面の土が乾いたら鉢底から水が流れ出てくるくらいたっぷりと水やりをしましょう。

ゴーヤはキュウリと同様に、うどんこ病に注意が必要です。早期に見つけ、病気になった葉は早めに摘み取ります。

ゴーヤ

  • ゴーヤの正式和名は「ツルレイシ」といいますが、沖縄本島では「ゴーヤー」、宮古島では「ゴーラー」、八重山地方(石垣島や西表島など)では「ゴーヤ」、九州では「レイシ」「ニガゴリ、ニガゴイ」などと呼ばれており、本州などでは「ニガウリ」とも呼ばれています。 テレビ番組をきっかけに全国的に普及し、ゴーヤという名前で親しまれるようになりました。独特な苦味のあるゴーヤは、暑い地域の夏バテ解消のメニューとしても全国的に有名です。 ゴーヤのグリーンカーテン 家庭菜園としてゴーヤを育てる以外にも、つる性植物の特性を利用して夏の緑のカーテンとしても人気のゴーヤです。 ネットに絡ませてカーテンやシェード風に仕立てるゴーヤのグリーンカーテンは、緑の森の中にいるような気分を味わえるだけでなく、室温を下げる効果もあり、暑い夏を乗り切るための人気のガーデニングアイテムになります。

ズッキーニ

黄色ズッキーニ

  • 種まき時期:3月~4月(要保温)
  • 苗の植え付け時期:5月
  • 収穫時期:6月~8月
  • プランター栽培:可能

ズッキーニは、水の与えすぎに注意して土が乾いてからしっかり与えます。収穫最盛期になると水分を必要とするため、乾燥させないように定期的に水やりを行いましょう。マルチや敷きわらを敷くことで、雨のはね返りによる病害虫や夏の乾燥を防ぐことができます。

うどんこ病になると、葉の表面に白いうどん粉状のカビが生じ、病気がさらに進むとカビは葉全体に広がります。病気になった葉は早めに切り取って処分し、風通し良く管理しましょう。

ズッキーニ

  • 見た目はきゅうりのようですが、ズッキーニは「ペポかぼちゃ」の変種です。原産地は北アメリカ南部~中南米ではないかと考えられています。16世紀頃にヨーロッパに伝わり、19世紀後半にイタリアで改良されたものの中からズッキーニが誕生したと言われています。別名「つるなしカボチャ」といわれ、分枝が発達することはなく、親づるがどんどん生長します。整枝といって、ズッキーニの実の下の葉を処理したり、支柱などでぐらつく株元を支えながら管理しながら栽培します。 ズッキーニは日本ではまだ歴史が浅く、普及し始めたのは1980年頃からですが、家庭菜園ではお洒落で人気の野菜のひとつです。花がついたままの未熟な果実も食用にするため、エディブルフラワーとしての一面もあります。 緑色の他、黄色、まだら模様、ツートンカラーなど、品種が豊富です。一般的なズッキーニの形のほか、丸型やUFOのような形のものなどユニークなものもあります。

カボチャ

カボチャ 育て方ポイント 特徴

  • 種まき時期:3月~4月(要保温)
  • 苗の植え付け時期:5月
  • 収穫時期:7月~8月
  • プランター栽培:可能

果菜類の中では最も低温、高温に耐え、病気に強く、やせた土地でも栽培できる野菜です。ただ、多湿地では病気が発生しやすく、多肥の状態ではつるボケして実がつきにくくなります。排水を良くし、肥料の与え過ぎに注意して育てましょう。

カボチャの実を支える柄の部分である、果梗(かこう)が茶色に色づきコルクのようになったら収穫します。

カボチャ(南瓜)

  • カボチャ(南瓜)の葉は大きて丸く、つるは土を這うように伸びて生長します。カボチャ(南瓜)の雌花は、下が膨らんだ形をしており、雄花と受粉することで実がなります。 日本カボチャは、割ると見た目が菊の花のような形をしており、表面はごつごつしています。 カボチャ(南瓜)の関東での収穫時期といえば夏が旬ですが、冬至にカボチャ(南瓜)を食べる風習があります。夏とは正反対の冬至の時期にカボチャ(南瓜)を食べる習慣となったのは、カボチャ(南瓜)の優れた保存性のおかげです。夏に収穫したカボチャ(南瓜)を、冬まで保存しておくことが可能だったため、緑黄色野菜が無くなる冬の時期にカボチャ(南瓜)を食す文化ができたというわけです。 ▼冬至のカボチャ(南瓜)についてはこちらをどうぞ 冬至とは|2023年はいつ? なぜ冬至にかぼちゃとゆず湯なの? 2023年の冬至(とうじ)は12月22日。 夕方になるとあっという間に真っ暗になって日が短くなったなぁと感じ… 持永久美子 2022.11.25 ボタニカルライフ

スイカ

スイカ 育て方のポイント 特徴

  • 種まき時期:4月(要保温)
  • 苗の植え付け時期:5月
  • 収穫時期:7月~8月
  • プランター栽培:可能

スイカは多湿を嫌うため、地植えの際は降雨のみで十分育ちます。雨が多すぎると、急に実が肥大し割れてしまうことがあるので注意しましょう。追肥は、一番果が鶏卵大になってから与えます。果実の肥大期には株に大きな負担がかかるため、このタイミングで追肥をして草勢を保ちましょう。

一般的に大玉スイカは40~50日くらいで収穫ができるようになります。実がついている部分の巻きひげが枯れたら収穫と言われていますが、人工授粉した日にちをつけ、そこから40~50日後を目安に収穫する方が分かりやすいです。

スイカ(西瓜)

  • スイカはつる性の植物で、葉は大きく切れ込みが入った形をしています。他のウリ科の野菜と同じように、1株に雌花と雄花が存在する雌雄異花(しゆういか)の植物です。スイカは高温と乾燥を好むため、多湿に弱い性質があります。家庭菜園でスイカを育てるときは、くれぐれも水の与えすぎには注意しましょう。 スイカの形は日本では球形が主流ですが、海外では楕円形が主に流通しています。 スイカは紀元前5000年にはすでに南アフリカで栽培されており、3000年前のエジプトでも栽培が行われていたといわれています。その後中国に伝わり、中国から日本へ渡来しました。 中国語では水分が多く、西域から伝わったため、「西瓜」と呼ばれるようになりました。日本でも漢字で西瓜と書きます。 南アフリカ中央のカラハリ砂漠から、サバンナ地帯で野生種が見つかっているため、アフリカが起源とされています。あんなにも水分を含むスイカの原産地が、砂漠というのはとても意外です。  

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春に植える野菜|アオイ科

オクラ

オクラ 花言葉 由来 育て方 

  • 種まき時期:4月~5月(要保温)
  • 苗の植え付け時期:5月
  • 収穫時期:7月~10月
  • プランター栽培:可能

オクラの発芽地温は25~30℃と高いため、直まきする際は充分に地温も上がる5月以降に種をまきましょう。早めに種まきするときは、ポットにまいて保温して育てます。 オクラは硬実種子で皮が硬いため、一昼夜水につけてふやかしてから種をまくと発芽しやすくなります。

オクラの実は、大きくなるとすじが硬くなって食べられなくなります。小さくても早めに収穫することがおすすめです。収穫した実のすぐ下の葉は、すべて摘み取るとつるボケを防止でき、風通しも良くなります。

オクラ

  • オクラはアフリカ北東部が原産のアオイ科の植物で、世界各地共通でオクラ「okra」と呼ばれている野菜です。原産地では多年草として生育できますが、四季がある日本では冬越しが厳しいため一年草扱いとなります。 オクラの花は中心部が濃い紫色になっていて、外側のクリーム色の花びらとのコントラストは、野菜とは思えないほど美しい花です。アオイ科の植物ということもあり、同じ科のハイビスカスやムクゲ、フヨウに似た美しさです。 このように、花を目立たせることで虫を呼び寄せ、花粉を運んでもらうためですが、こんなに美しくて綺麗な花なのに花の命は短く、たった一日で落ちてしまいます。なんとも潔いお花ですね。

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春に植える野菜|アブラナ科

キャベツ

キャベツ 育て方 秋冬野菜 初心者 おすすめ 特徴

  • 種まき時期:2月~3月(要保温)、7月~8月
  • 苗の植え付け時期:3月~4月、8月~9月
  • 収穫時期:6月~8月、11月~12月
  • プランター栽培:可能

アオムシ、コナガ、ヨトウムシなどがつきやすいので早く見つけて対処することが最も大切です。プランター栽培では、普通のキャベツより小さく収穫できるミニキャベツが気軽に育てやすいのでおすすめ。

キャベツ

  • 大きく開いた葉の中に、結球したキャベツが大きく実ります。キャベツの花は、アブラナ科特有の花びらで、十字についた黄色い菜の花を咲かせます。 春キャベツは、柔らかくあまり巻きが強くなく、みずみずしいのが特徴です。夏、秋キャベツは比較的柔らかく甘いですが、形は春キャベツよりもしっかりと結球しています。冬キャベツは固く、葉の断面もまっすぐです。一般に、 春キャベツは3月~5月、夏秋キャベツは 7月~8月、冬キャベツは1月~3月に出回っているもののことを指します。

ダイコン

ダイコン 育て方 秋冬野菜 初心者 おすすめ 特徴

  • 種まき時期:4月、8月下旬~9月
  • 収穫時期:6月、11月~12月
  • プランター栽培:可能

ダイコンは直根性なので、苗の販売ではなく種まきからの栽培です。間引きのときに、子葉の形が良いものを残すと形の良いダイコンに育つと言われています。プランターで栽培するときは、なるべく深さのある器を選び、土は粒子の細かいものを選びましょう。長さが短めに育つミニ大根だと育てやすいですね。

ダイコン(大根)

  • ダイコン(大根)はアブラナ科の主に肥大した根の部分を食用とする野菜で、古くから栽培されてきたために、地域ごとに在来品種が多く存在します。 また、昔から品種改良がおこなわれてきたので、長いものや丸いものなどバリエーションが豊富で、ダイコン(大根)の品種としては少なくとも200種類以上はあるともいわれています。辛みが特徴の辛み大根や、中国大根とよばれる内部が鮮やかな紅色や緑色のダイコン(大根)もあります。土地の名前が付いた品種も多く、その土地の食文化とも結びついています。 ダイコン(大根)の原種は、ほとんど根が太らないもので、いまでもヨーロッパでは大根と言えば二十日大根のように小さいものをイメージされます。それが日本に渡った後に、長い年月をかけて品種改良が重ねられ、今では世界一の重さを誇る「桜島大根」や、世界一長い「守口大根」が作られるようになりました。日本のダイコン(大根)の品種数や味のレベル、バリエーション、生産量、消費量は世界一です。 「ダイコン(大根)は根の部分を食べている」と、ほとんどの人が思っていますが、厳密にいえば胚軸と根が合わさった部分を食べています。その証拠に、ダイコン(大根)の下の方は根の付いていた痕跡のひげ根がありますが、上の方は表面がつるんとしています。畑でもダイコン(大根)の上の方は、土の上にはみだしているのが分かります。ダイコン(大根)の新芽である、かいわれ大根をよく観察すると、双葉の下に長く伸びた白い部分があります。これが胚軸部分です。 ダイコン(大根)の栽培時期は、厳寒地以外は春まきと秋まき、どちらも栽培できるので、時期に合った品種を選ぶことが大切です。 プランターで栽培する場合は、できるだけ深さのあるプランターを選び、培養土は粒子の細かいものを選びましょう。培養土の袋やペットボトルを使って栽培することもできます。 今からでも間に合う♪ペットボトルで大根を育てよう! 家庭菜園始めないの?と聞かれて、皆さんはなんと答えますか? 場所がない。 道具がない。 時間がない。 でも、… LOVEGREEN編集部 2018.08.24 家庭菜園・ハーブ

ブロッコリー

ブロッコリー 育て方 秋冬野菜 初心者 おすすめ 特徴

  • 種まき時期:2月(要保温)、7月~8月
  • 苗の植え付け時期:3月、9月
  • 収穫時期:5月、11月~12月
  • プランター栽培:可能

ブロッコリーは、湿度に弱い性質があるので水の与えすぎは禁物です。葉の大きさに比べて茎が少し細いので、追肥のタイミングで株元へ軽く土寄せすると倒れません。収穫するときは、真ん中の頂花蕾を包丁で切り取り、その後に育つ小さな側花蕾は手やハサミで摘み取ります。

ブロッコリー

  • ブロッコリーはアブラナ科のケールの仲間です。そのため、ケールやその仲間であるカリフラワーなどと、幼苗の形がとても良く似ています。 このケールから、突然変異や品種改良を経て、花の蕾を食用に改良したのがブロッコリーや茎ブロッコリー、カリフラワーになります。 ブロッコリーは野菜ではありますが、花蕾(からい)を食べるため「エディブルフラワー」ということもできます。 ブロッコリーの花蕾(からい)は、モコモコとした濃い緑色をしています。花蕾のため収穫をせずに育て続けると、黄色やクリーム色の花をたくさんつけます。 ブロッコリーは古代ローマ時代から親しまれていた野菜ですが、15世紀くらいになってようやく栽培されるようになりました。日本に来たのは明治の初期で、第二次世界大戦後に本格的に栽培されはじめ、1980年頃から普及しました。

スティックブロッコリー(茎ブロッコリー)

スティックブロッコリー(茎ブロッコリー)

  • 種まき時期:2月(要保温)、7月~8月
  • 苗の植え付け時期:3月、9月
  • 収穫時期:5月、11月~12月
  • プランター栽培:可能

普通のブロッコリーは真ん中の頂花蕾を大きく育てますが、スティックブロッコリーは頂花蕾が5cmくらいになったら摘芯を兼ねて収穫し、脇から伸びる側花蕾を大きく育てます。いっぺんに収穫するのではなく、少しずつ収穫できるため、家庭菜園向きの野菜です。

スティックブロッコリー(茎ブロッコリー)

  • スティックブロッコリーは、ブロッコリーと中国野菜のカイランを交配させて作ったスティックタイプのブロッコリーです。「茎ブロッコリー」「スティック・セニョール」とも呼ばれています。 スティックブロッコリーは野菜ですが、花蕾を食べるため「エディブルフラワー」という表現をすることもできます。収穫が遅れ、そのまま花を咲かせると、アブラナ科特有の黄色い菜の花を咲かせます。 ブロッコリーの栽培は葉が大きく広がるため、広いスペースが必要ですが、スティックブロッコリーは次々と収穫するため、プランターで栽培することもできます。いろいろな野菜を育てる家庭菜園向きの野菜のひとつです。

カリフラワー

カリフラワー 育て方 特徴 初心者おすすめ

  • 種まき時期:2月(要保温)、7月~8月
  • 苗の植え付け時期:3月、9月
  • 収穫時期:5月、11月~12月
  • プランター栽培:可能

カリフラワーは、ブロッコリーが突然変異で白化したものです。ブロッコリーと同じく湿度に弱い性質があるため、株元の排水をよくしましょう。花蕾が7~8cmになったら防寒や花蕾のよごれを防ぐため、外葉を束ねて紐でくくったり、葉を切って帽子のように覆います。最近は花蕾が紫色やオレンジ色、グリーンの品種も流通し、オシャレな野菜として人気上昇中です。

カリフラワー

  • カリフラワーは、もともとはケールの野生種がルーツだといわれています。ブロッコリーの突然変異で花蕾(からい)の部分が白くアルビノ化したものといわれています。 カリフラワーは、日本では明治初期に鑑賞用として伝わり、1960年代に食用として一般的に普及し、白い綺麗なお野菜として、メインディッシュのつけ合わせに使われてきましたが、1980年代に「緑黄色野菜ブーム」が広まり、現在ではカリフラワーよりもブロッコリーの方が一般的になっています。 癖のない味で、生でも食べられるため、サラダやスープ、シチューなど幅広く利用でき、最近ではオレンジ色や紫色など様々な種類のカリフラワーをスーパーで手にすることができます。 ブロッコリー同様、食べている部分は花蕾(からい)のため、花揶菜(はなやさい)という別名があります。広い意味での食べられるお花「エディブルフラワー」の一種です。

カブ

カブ 育て方 秋冬野菜 初心者 おすすめ 特徴

  • 種まき時期:3月~5月、9月~10月
  • 収穫時期:5月~7月、10月~11月
  • プランター栽培:可能

カブは直根性のため、種からの栽培になります。好光性種子のため、光が当たりやすいように覆土の量は少なめを心がけましょう。収穫が遅れると、「す」が入ったりひび割れをおこしたりするので早めに採ります。白のほか、カラフルなものや小カブもあるので好きな品種を選びましょう。

カブ(蕪)

  • カブはアブラナ科の大根と並ぶ代表的な一年草の根菜で、日本書紀(日本の歴史書)にも記録されているほど、栽培の歴史が古い野菜です。地方に応じた独特の品種が多数栽培されています。 カブの葉=すずなと言われ、鈴菜、菘(すずな)と書きます。これは丸くて白い根の形を鈴に見立てたものです。すずなは春の七草にも数えられていて、大根とは異なり、葉がついた状態で販売されることが多いです。

水菜、カラシナ

水菜カラシナ

  • 種まき時期:4月~5月、9月~10月
  • プランター栽培:可能

水菜やカラシナは、アブラナ科の葉物野菜です。長日条件でとう立ちすることから、栽培に適しているのはどちらかというと秋まきですが、春にまくことも可能です。プランターでも簡単に栽培することができ、ベビーリーフとして収穫するのなら小さめのプランターでも栽培できます。

水菜(ミズナ)

  • 水菜の名前の由来は、畝間に水を溜めて栽培されたことから「水入り菜」と呼ばれ、そこから水菜と呼ばれるようになりました。水菜は昔から主に京都を中心に栽培されてきたので、関西以外では「京菜」と呼ばれることがあります。同じ水菜でも品種によって、株の形が横に広がる広茎の水菜や上に伸びる縦長の水菜があります。 水菜はアブラナ科特有の黄色い十字の形の花を咲かせます。花が咲いた後、水菜が種を作る時、自分以外の花粉を付けることによって受粉します。そのため、他の植物や他の品種と交雑しやすい性質があります。種を採取するときは、他の種類と交雑しないように、隔離して栽培する必要があります。 これだけ親しまれている水菜の歴史は、いつどの時代にどこから伝わってきたのか判明していません。この一つの要因として、水菜の交雑する特性のため、記録文書と照らし合わせ、同じ植物と特定できないことが考えられます。 水菜にとても似ている野菜として、同じく京都の伝統野菜「壬生菜(みぶな)」があります。違いは葉がギザギザしているか、していないかの違いです。ギザギザしている葉が「水菜」で、丸みのある葉が「壬生菜(みぶな)」です。

ラディッシュ

二十日大根

  • 種まき時期:3月~5月、9月~10月
  • 収穫時期:4月~6月、10月~12月
  • プランター栽培:可能

ラディッシュは、種をまいてから20日くらいで収穫できることから、日本では「二十日大根(はつかだいこん)」と呼ばれています。実際には収穫までに春夏で1か月ほど、秋冬で1~2か月ほどかかることが多いようです。直根性のため、種からの栽培になります。

プランターの深さをあまり必要とせず、小さなスペースで栽培することができます。また、他の野菜と比べて短期間で収穫できることもあり、家庭菜園初心者にもおすすめの野菜のひとつです。赤をはじめ、カラフルな品種があるので好きなものを選びましょう。

ラディッシュ

  • ラディッシュの草丈は20~30cm弱、2~4cm弱の球または楕円の根が肥大します。一見するとカブに見えますが、ダイコンの仲間で、葉をみるとダイコンであることがわかります。 一般的なラディッシュの色は赤ですが、それ以外にも白、紅白、黄色や紫色、黒色の品種もあります。 ラディッシュは、種をまいてから20日くらいで収穫できることから、日本では「二十日大根(はつかだいこん)」と呼ばれていますが、品種にもよりますが、実際には収穫までに春夏で1か月ほど、秋冬で1~2か月ほどかかることが多いようです。 ラディッシュは小さな球体のため、プランターで育てる場合も深さをあまり必要とせず、ベランダなどの省スペースで栽培することができます。また、他の野菜と比べて短期間で収穫できることもあり、家庭菜園初心者にもおすすめの野菜のひとつです。

小松菜

小松菜(コマツナ) 花言葉 育て方 種類

  • 種まき時期:3月~10月
  • 収穫時期:5月~12月
  • プランター栽培:可能

小松菜は1年の3/4ほど種をまける期間があり、非常に育てやすい野菜のため、家庭菜園でも定番です。夏の暑さにも強いですが、生育適温が20℃位なので、秋に種をまいて育てたほうが大株に育ちます。種をまいてから収穫まで50日ほどで収穫できますが、小松菜は株ごと収穫するだけでなく、外葉からも順次収穫できるので、長い間収穫を楽しめる野菜です。

小松菜(コマツナ)

  • 小松菜(コマツナ)はアブラナ科ではあるものの、結球するキャベツと違い、チンゲンサイやタアサイなどの非結球葉菜の野菜です。アブラナ科の特徴の一つである黄色い花「菜の花」を咲かせます。 小松菜(コマツナ)は1年の3/4ほど種をまける期間があり、非常に育てやすい野菜のため、家庭菜園でも定番です。夏の暑さにも強いですが、生育適温が15~20℃位なので、春か秋に種をまくとよく育ちます。 種をまいてから、収穫まで50日ほどで収穫できますが、小松菜(コマツナ)は株ごと収穫するだけでなく、外葉からも順次収穫できるので、長い間収穫を楽しめる野菜です。 小松菜(コマツナ)の名前の由来は、現在の東京都江戸川区小松川付近で栽培され始めたとされることから、地名である「小松菜」の名前がつけられたといわれています。

ルッコラ

ルッコラ 育て方 特徴 秋冬 おすすめ

  • 種まき時期:4月~6月、9月~10月
  • 収穫時期:5月~8月、10月~12月
  • プランター栽培:可能

ルッコラは、ゴマのような風味と爽やかな辛味がある葉物野菜。発芽しやすく、生育も早く、短期間で収穫できるので育てやすいです。株ごと引き抜いて収穫するほか、外葉から収穫して新芽やわき芽を伸ばして長く楽しむ方法もあります。苗での販売もありますが、サラダなどに使うために少しずつ収穫したい場合は、種から育てるのがおすすめです。

ルッコラ

  • ルッコラは地中海沿岸原産の一年草です。ゴマのような風味があり、多少辛みも感じます。若い葉をサラダに入れて食べると大変美味しく、その他おひたしや炒め物、肉料理の付け合せ等、用途は幅広いです。 ルッコラは発芽率が高く、病気等もほとんど無いので初心者にも育てやすいハーブの一つです。種まきの時期をずらせば、ほぼ1年中収穫出来ます。 ルッコラは地中海沿岸が原産といわれています。古代ギリシャや古代ローマ時代には、すでに食用ハーブとして栽培されていたハーブです。古代エジプトでは、クレオパトラが美しさを保つために、好んでルッコラを食べたといわれています。

コールラビ

コールラビ 育て方 特徴 秋冬 おすすめ

  • 種まき時期:3月~4月、8月~9月
  • 苗の植え付け時期:5月、9月
  • 収穫時期:6月~7月、10月~12月
  • プランター栽培:可能

コールラビは、キャベツ、ブロッコリー、ケールなどと同じ仲間です。丸くコロンとした形が可愛らしく、育つ姿を見るとほっこりします。球の横から出た葉は2~3cm残して切り取り、球の肥大をうながしましょう。球径が7~8cmくらいになったら根元から引き抜いて収穫します。

コールラビ

  • コールラビはアブラナ科アブラナ属の種類で、キャベツ、ブロッコリー、ケールなどと同じヤセイカンランの変種の仲間です。 「コール」はドイツ語で「キャベツ」、「ラビ」は「カブ」という意味です。和名はカブカンラン(蕪甘藍)といいますが、「カンラン」とはキャベツを意味します。日本には、明治時代に渡来しましたがあまり普及しなかったようです。 丸くコロンとした形が可愛らしく、ヨーロッパのキッチンガーデンでとても人気のある野菜で、茎が肥大化した部分を食します。 コールラビを生で食べると、ブロッコリーやキャベツの芯よりも甘く、瑞々しいリンゴのような爽やかな甘みを感じます。火を通してもカブのような食感と甘味があります。カブと同様に、様々な料理に活用できます。 コールラビの種類は、淡緑色と紫紅色がありますが、どちらも皮をむくと中身は淡いクリーム色で、さほど味に違いはありません。 コールラビは、ビタミンCが豊富に含まれており、キャベツと同じような栄養を持ち合わせています。加熱しても栄養が壊れたり、流失しにくい性質を持っています。

チンゲンサイ

チンゲンサイ 育て方 特徴

  • 種まき時期:3月~10月
  • 収穫時期:5月~12月
  • プランター栽培:可能

1年のうち3/4以上の種まき期間があるチンゲンサイは、非常に育てやすい野菜のため家庭菜園でも定番の野菜です。夏の暑さにも強いですが、生育適温が20℃位なので秋に種をまいて育てたほうが大株に育ちます。

株ごと収穫するだけでなく、外葉からも順次収穫できるので、長い間収穫を楽しめる野菜です。花が咲くころには葉の筋が硬くなるため食味は落ちます。葉の柔らかいうちに収穫しましょう。

チンゲンサイ(青梗菜・チンゲン菜)

  • 1年のうち3/4以上の種まき期間があるチンゲンサイは、非常に育てやすいため家庭菜園でも定番の野菜です。夏の暑さにも強いですが、生育適温が20℃位なので、春か秋に種をまいて育てると状態良く育ちます。 種をまいてから収穫まで50日ほどで収穫できますが、チンゲンサイは株ごと収穫するだけでなく、外葉からも順次収穫できるので長い間収穫を楽しめます。 原産地である中国では、結球しない菜類を「小白菜」といいます。チンゲンサイは「小白菜」の一種で、中でも葉柄部(軸)が緑色になっていることから「緑白菜」ともいわれ、「小白菜」と区別されています。 アブラナ科の野菜のため、冬の寒さで春にとう立ちし黄色い花を咲かせます。花が咲くころには葉の筋が硬くなるため食味は落ちます。葉の柔らかいうちに収穫しましょう。

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春に植える野菜|セリ科

ニンジン

ニンジン 育て方 秋冬野菜 初心者 おすすめ 特徴

  • 種まき時期:3月~4月上旬、7月~8月
  • 収穫時期:6月、11月~12月
  • プランター栽培:可能

ニンジンは直根性のため、種からの栽培になります。ニンジンは好光性種子のため真っ暗な環境では発芽しません。でも、土をほとんどかぶせない状態では種が乾きやすくなって発芽に失敗します。0.5~1cmくらいの覆土を心がけましょう。芽が出るまでの約1週間は土が乾ききらないように水やりをします。オレンジ色のほか、紫、黄色などのカラフルニンジンをはじめ、プランター栽培向きのミニニンジン(ベビーキャロット)もあります。

三つ葉

三つ葉の育て方 特徴 花言葉

  • 種まき時期:3月~6月、9月~10月
  • 苗の植え付け時期:5月~7月、10月~11月
  • 収穫時期:5月、11月~12月
  • プランター栽培:可能

涼しい気候を好み、暑さと乾燥を嫌うため、半日陰で湿気が多い所での栽培が向いています。プランターに種を直にまいても簡単に育ちます。水栽培にも向いているので、リボベジ(再生野菜)やキッチンガーデンとしても取り入れやすい野菜です。

多年草で冬を越せば同じ株から春に芽吹きますが、株が古くなってくると葉や茎が固くなり香りも落ちるため、種まきで更新した方がよいかもしれません。こぼれ種でも発芽するほど繁殖力が強いため、雑草化することもあります。

三つ葉(ミツバ)

  • 三つ葉(ミツバ)は日本原産のセリ科の香味野菜で、全国各地に自生し、葉が3つに分かれることから三つ葉(ミツバ)と呼ばれています。栽培方法によって茎を青くした青ミツバ、茎を軟白にした根ミツバがあり、家庭菜園では青ミツバの栽培が一般的です。そのさわやかな風味と香りは茶碗蒸しやお吸い物などの和食に欠かせない素材で、お正月のお雑煮の材料としての流通も多い野菜です。 生育適温が15度~23度と涼しい気候を好み、暑さと乾燥を嫌います。半日陰で湿気が多い所での栽培が向いています。プランターに種を直にまいても簡単に育ちます。また、お店で購入した根つきの三つ葉(ミツバ)を植えてもよく育ちます。水栽培にも向いているので、リボベジ(再生野菜)やキッチンガーデンとしても取り入れやすい野菜です。 三つ葉(ミツバ)は多年草で冬を越せば同じ株から春に芽吹きますが、株が古くなってくると、だんだん葉や茎が固くなり香りも落ちるため、毎年種まきした方がよいかもしれません。こぼれ種でも発芽するほど繁殖力が強いため、雑草化することもあります。  

パセリ

パセリ 育て方 秋冬野菜 初心者 おすすめ 特徴

  • 種まき時期:3月~5月、9月~10月
  • 収穫時期:通年
  • プランター栽培:可能

パセリは冷涼な気候を好みます。日当りの良い場所~半日陰程度の場所で栽培できます。日当たりが良い方が葉の色が濃くなりますが、光が強すぎると葉が固くなるので、真夏より春や秋の方が葉がみずみずしく美味しく育ちます。収穫は下の方の葉から順に行い、新しい葉の生長をうながすようにするのがポイントです。種まきは春か秋ですが、苗でも出回ります。通年収穫できる野菜で、プランター栽培にも適しているので手軽に育てられます。

パセリ

  • パセリの原産地は地中海沿岸といわれています。パセリがヨーロッパ全土で栽培されるようになったのは17世紀頃で、日本には18世紀末にオランダ船により長崎に持ち込まれたため、オランダゼリとも呼ばれていました。 日本でパセリといえば、料理の付け合せに出てくる縮葉種(モスカールドパセリ)が一般的ですが、パセリの原型はイタリアンパセリのような平葉種です。他にも根を食用とする、根パセリもあります。

イタリアンパセリ

イタリアンパセリ 育て方 秋冬野菜 初心者 おすすめ 特徴

  • 種まき時期:4月~5月、9月~10月
  • 収穫時期:通年
  • プランター栽培:可能

イタリアンパセリは、葉が縮れていない平葉種のパセリ。見た目はミツバに似ていますが、パセリ特有のすっきりした味がします。日なたから半日陰、水はけの良い用土を好みます。夏の高温と乾燥で葉色が悪くなるので、春や秋のやさしい光で育てた方が柔らかくてみずみずしい葉に育ちます。種まきは春か秋ですが、苗でも出回ります。通年収穫できる野菜で、プランター栽培にも適しているので手軽に育てられます。

イタリアンパセリ

  • イタリアンパセリは、ヨーロッパ地中海原産のセリ科のハーブ。2年草のハーブです。(※2年草とは、種まきした翌年になってから花が咲くというように、生育のサイクルが2年にわたるもの。)パセリの中でも、イタリアンパセリは葉が縮れていない平葉種になります。

パクチー(コリアンダー)

パクチー 育て方 特徴 秋冬 おすすめ

  • 種まき時期:3月~4月、9月~10月
  • 収穫時期:3月~5月、9月~11月
  • プランター栽培:可能

パクチーは、エスニック料理に使うハーブ。葉はもちろん、実も食用にでき、掘りあげた根も刻んでスープに加えたり、全草を使えます。日当たりを好みますが、少し日陰でも育ちます。水を好むので、土をあまり乾燥させないようにしましょう。夏の日差しを浴びすぎると花が咲き、葉が硬くなるので、秋のやさしい日差しの中で育てるのもおすすめです。苗も出回り、プランター栽培にも適しているので手軽に育てられる野菜です。

パクチー(コリアンダー)

  • パクチー(コリアンダー)は、世界的には歴史が古く、そのころからパクチー(コリアンダー)の薬用効能があると言われていたそうです。春か秋に種まきをして、葉が育ってきたら収穫します。夏の日差しを浴びすぎると、花が咲き、葉が硬くなるので、寒冷地以外では秋まきの方が向いています。土をあまり乾燥させすぎないように気をつけます。ちなみに、「パクチー」はタイ語での呼び名です。英名だと「コリアンダー」です。

ディル

ディル

  • 種まき時期:3月~5月、9月~10月
  • 苗の植え付け時期:4月~6月、10月~11月
  • プランター栽培:可能

ディルは独特の風味で、魚料理やハーブビネガーなどに使われ、種や花も利用できます。一株あると料理の幅が広がるハーブのひとつです。

種からでも苗からでも育てることができますが、一回の料理で大量に使うハーブではないため、一株でも十分に楽しめることから苗での購入の方が一般的です。

草丈が20~30cm以上になったら収穫可能です。セリ科のハーブは、内側に新芽ができるので、外側の葉から収穫していきましょう。葉を利用したい場合は、花芽を摘んで花を咲かせないようにすると長期間、葉が収穫できます。

ディル

  • ディルは独特の風味で、魚料理やハーブビネガーなどに使われているハーブです。細かく刻んで、ドレッシングやマヨネーズなどの調味料にも使えます。葉をはじめ、種や花も利用でき、一株あると料理の幅が広がるハーブのひとつです。 ディルは、種からでも苗からでも育てることができますが、一回の料理で大量に使うハーブではないため、自宅で料理に使う用途であれば、一株でも十分に楽しめることから苗での購入の方が一般的です。最近はスプラウト(発芽野菜)としても利用されます。

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春に植える野菜|ヒガンバナ科

ネギ

ネギ 育て方 特徴

  • 種まき時期:3月~4月、9月~11月
  • 収穫時期:種類による
  • プランター栽培:可能(種類による)

ネギにはたくさんの種類があり、大きく分けると長ネギと葉ネギに分けられます。畑ではすじまきにし、1cmの深さの溝を掘り、0.5~1cm間隔で種をまき、土をかけます。発芽まで乾かさないように水やりに注意しましょう。

品種により様々ですが、ポット苗、干しネギの苗が販売されています。一般的に干しネギの方が生育旺盛で収穫量も増えるため育てやすいようです。

苗で植え付けた場合も植え付け後1週間くらいは、土が乾燥しないように充分水を与えましょう。

ネギ(葱)

  • ネギ属は数多く種類が存在し、ネギ(葱)以外にも玉ねぎ・ニラ・ニンニク・分葱(ワケギ)・浅葱(アサツキ)・ラッキョウなどたくさんの種類があります。 ネギ(葱)を形態的、生態的特性からみて大きく分けると加賀群、千住群、九条群の3つに大別することができます。 加賀「夏ネギ型」 冬になると地上部が枯れて休眠する品種です。耐寒性が強く東北、北陸など寒い地域で多く栽培されている品種です。白い部分が多い下仁田ネギのような特徴のネギ(葱)です。 千住「冬ネギ型」 冬期に休眠せずにゆっくり生長を続ける品種です。耐寒性があまり強くないため、主に関東地方を中心に栽培されています。 スーパーで売っているネギ(白ネギ)のほとんどは、この千住群の品種です。 九条ネギ「冬ネギ型」 九条ネギは千住ネギと同じように冬ネギ型ですが、土寄せをする白ネギとは違い、主に緑色の葉の部分が多い葉ネギの品種です。

    ニラ

    ニラ 育て方 特徴 花言葉

    • 種まき時期:3月~4月、9月~10月
    • 収穫時期:4月~10月
    • プランター栽培:可能

    ニラは多年草で、種まき初年度は収穫しませんが、一度植え付けると同じ株から数年収穫することができ、数年経過した後は株分けをするとさらに長く収穫することができます。畑だけでなくプランター栽培もできるので、家庭菜園向きの野菜のひとつです。

    ニラ(韮)

    • ニラ(韮)は独特の香りが料理を引き立て、炒め物や鍋物、餃子の具などに使われる野菜です。栄養面でも、カロテン、ビタミンB2、ビタミンC、カリウム、カルシウムなどを含み栄養豊富です。 東アジア原産で、日本でも古事記や万葉集にも名前が出てくるなど古くから親しまれていました。古くはミラ「美辣」と呼ばれており、これは美味しいという意味で、野菜の種類が少なかった昔に大変重宝がられた野菜でした。 ニラは別名懶人草(らんじんそう)とも呼ばれます。懶人(らんじん)とは怠け者のことで、次々収穫できるニラは、畑や庭の隅に何株か植えるだけで誰にでも簡単に育てられる野菜という意味合いでつけられたようです。 多年草で一度植え付けると同じ株から数年収穫することができ、数年経過した後は株分けをするとさらに長く収穫することができます。畑だけでなくプランター栽培もできるので、家庭菜園向きの野菜のひとつです。

    チャイブ

    チャイブ 育て方 特徴 秋冬 おすすめ

    • 種まき時期:3月~5月
    • 植え付け時期:4月~9月
    • プランター栽培:可能

    チャイブは、日本のアサツキの仲間です。葉が繊細で香りがマイルドなので、生ネギが苦手な方でも味わいやすくおすすめです。冬は地上部の生長が止まったようになりますが、春になると再び芽吹きます。春になると再び芽吹きます。収穫は葉が出ているうちならいつでも可能です。株元から2~3センチのところで剪定して追肥しておくと、しばらくすると新しい葉が出てきて、年に何度か収穫できます。5月~7月頃に可愛い花を咲かせるのですが、葉の柔らかさを重視するならば、花は早めに摘み取ったほうがよいです。

    チャイブ

    • チャイブはヒガンバナ科のハーブで、主に薬味として用いられます。原産地の中国や地中海地方で2000年も前から栽培されてきました。チャイブが ヨーロッパで本格的に用いられるようになったのは、マルコポーロが中国から持ち帰ってから。帰国後も彼は大いにチャイブを好んだといわれています。 香りの秘密は「硫化アリル(アリシン)」という成分。食欲増進、疲労回復、新陳代謝の活性化といった効果があります。 ネギの仲間なのでネギ坊主のような球形の花をつけます。ピンク~うす紫色の可憐な花なので、料理用とは別に株分けして、花壇の一角に植えておいてもよいでしょう。

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    春に植える野菜|シソ科

        シソ(大葉)

        シソ 大葉

        • 種まき時期:4月~6月
        • 苗の植え付け時期:5月~6月
        • 収穫時期:6月~9月
        • プランター栽培:可能

        シソ(大葉)は育てやすく様々な料理に合うため、夏の家庭菜園でも定番的な存在。プランターでも育てることができます。

        苗で流通している時点では草丈15~20cmくらいのものが多いですが、庭や畑に植えると70~80cmくらい、時には1m近くまで育つこともあります。一度栽培すれば、翌年からはこぼれ種が発芽するほど繁殖力は旺盛です。

        プランター栽培は、大きめ(8号=24cm)以上のプランターで育てることをおすすめします。2~3苗を育てるなら65cm幅の横長プランターに2~3株が適量です。

        シソ(大葉)

        • シソ(大葉)は草丈約70~80cm位の日本に昔から生育している植物です。シソ(大葉)の葉は柔らかく、とてもさわやかでよい香りが特徴的です。 シソ(大葉)は一度育つとたくさんの葉が茂り、収穫してもわき芽から次々と葉が生えてきます。こぼれ種でも発芽し、まいた記憶もない場所から生えてきたりもします。 緑色の葉紫蘇は別名大葉とよばれています。葉は緑色の他に赤紫の赤じそがあります。赤じそは梅干しの色付けなどに利用されたり、シソジュースの材料としても使用され鮮やかな赤色が魅力的です。  シソ(大葉)は、中国、ベトナム北部、韓国、日本に分布しています。日本では縄文時代の遺跡からも発掘されていることから、古くからシソ(大葉)が生育していたことが分かります。中国後漢末期の名医「華佗」が食中毒の治療に使ったことから、蘇りの薬草として世に広められたといわれています。そのことから紫蘇と名付けられたとも伝えられています。

        バジル

        バジル

        • 種まき時期:4月~6月
        • 苗の植え付け時期:4月~6月
        • 収穫時期:6月~9月
        • プランター栽培:可能

        爽やかな香りが食欲をそそり、肉や魚料理の風味付け、サラダ、パスタ、ピザの彩り、バジルを使ったソース、ジェノベーゼソースなど様々な料理に活用されるバジル

        たくさんの種類があり、新品種も続々と登場しています。最近は3月頃から苗が流通しているのを見かけますが、寒さに弱いため定植は5月以降にし、4月いっぱいは夜間は室内で管理することをおすすめします。

        バジル

        • バジルはシソ科の爽やかな香りのするハーブ。原産地では多年草として扱われている種類もありますが、耐寒性がないため、日本では一年草として扱われていることが一般的です。 バジルの薬草としての主な効用は胃腸の機能の促進として使われます。料理の中でのバジルは、イタリア料理には欠かせないハーブの一つ。フランスでは L’Herbe Royale、ハーブの王様とも呼ばれています。人気のタイのガパオライスのガパオは、本来はホーリーバジルのことですが、日本ではスイートバジルが使われることが多いようです。 日本でも年々バジルの流通量は増え、最近は八百屋さんやスーパーでも葉もの野菜として販売されています。爽やかな香りが食欲をそそり、肉や魚料理の風味付け、サラダ、パスタ、ピザの彩り、バジルを使ったソース、ジェノベーゼソースなど様々な料理に活用されています バジルにはたくさんの種類があり、新品種も続々と登場しています。最も一般的な品種、スイートバジルをはじめ、葉がダークカラーなものや小葉の品種、斑入り種などもあります。最近の新品種では、シナモンバジルなど、本来のバジルの香り以外の香りがするものもあります。

         

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        春に植える野菜|キク科

        リーフレタス

        リーフレタス 育て方 秋冬野菜 初心者 おすすめ 特徴

        • 種まき時期:2月(要保温)~4月、8月~9月
        • 苗の植え付け時期:3月~5月、9月~10月
        • 収穫時期:5月~6月、11月~12月
        • プランター栽培:可能

        種も比較的よく発芽し、育ちが早く、玉レタスと比べると育てやすいです。葉色もグリーン、レッド、ブロンズ系など鮮やかで畑の彩にもなります。株元から切り取っていっぺんに収穫することもできますが、外側の葉から順番にかき取って収穫すると長い期間楽しめます。

        リーフレタス

        • リーフレタスは非結球レタスの総称で、葉先が赤褐色を帯びたサニーレタスをはじめ、緑色で葉がカールしていて少し苦味のあるグリーンリーフ(グリーンカール)、葉がフリル状のフリルレタスなど種類が豊富です。結球レタスより栽培が簡単で収穫までの期間も短いため、家庭菜園でも気軽に取り入れやすい野菜のひとつです。 レタスの種子と同じく、光に当たらないと発芽しないという「好光性種子」の性質を持っているため、種をまくときは土を被せすぎないように注意します。 高温条件や日が長くなるなどの長日条件により、花芽が形成されてとう立ちします。

        春菊

        シュンギク 育て方 秋冬野菜 初心者 おすすめ 特徴

        • 種まき時期:4月~5月、9月~10月
        • 苗の植え付け時期:5月、10月
        • 収穫時期:5月~7月、11月~12月
        • プランター栽培:可能

        葉の切れ込みの程度によって大葉種、中葉種、小葉種に分類されます。中葉種がもっとも多く栽培されていますが、その中でもあまり分枝せず茎が伸びやすい品種と、株元からよく分枝する品種に分かれます。収穫方法は、株ごと引き抜く方法と地際から4~5cm残してハサミで切り、その後はわき芽を育てて長く楽しむ摘み取り収穫があります。

        春菊(シュンギク)

        • 春菊(シュンギク)は原産地が地中海沿岸地域のキク科植物で、独特の香りがあり、鍋料理によく利用される緑黄色野菜です。 原産地のヨーロッパでは食用ではなく、主に観賞用として栽培されるほど、春に咲く黄色い花は美しく、春菊(シュンギク)という名前がぴったりです。ほうれん草に匹敵するほど栄養価が高く、アクも少ないので加熱はもちろん生でも食べられます。 四国や九州では葉に切れ込みの少ない大葉品種、それ以外の地域では切れ込みのある中葉品種が栽培されています。関西では菊菜とも呼ばれます。 春菊(シュンギク)は葉の切れ込みの程度によって大葉種、中葉種、小葉種に分類されます。中葉種がもっとも多く栽培されていますが、その中でもあまり分枝せず茎が伸びやすい品種と、株元からよく分枝する品種に分かれます。育てやすいものとしては、きわめ中葉春菊、菊次郎、株張り中葉春菊などがあります。 株ごと収穫せずに順次わき芽を収穫できる摘み取り型の春菊(シュンギク)の方が、長い期間楽しめるため家庭菜園に向いています。

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        春に植える野菜|アカザ科

        ホウレンソウ

        ホウレンソウ 育て方 秋冬野菜 初心者 おすすめ 特徴

        • 種まき時期:3月~5月、7月~10月
        • 収穫時期:4月~7月、9月~12月
        • プランター栽培:可能

        ホウレンソウは、酸性土壌で育てると生育が悪くなります。土の酸度が酸性に傾いている場合は、石灰を施すなど、酸度調整をしっかり行いましょう。また、暖かくなって昼間の時間が長くなるととう立ちして花が咲きます。春まきでは、とう立ちしにくい晩抽性品種を選ぶとよいです。街灯などの光にも反応し、昼間と勘違いして花茎を伸ばす性質があります。夜も明るい場所での栽培は避けましょう。

        スイスチャード

        スイスチャード 育て方 秋冬野菜 初心者 おすすめ 特徴

        • 種まき時期:4月~10月
        • 収穫時期:通年
        • プランター栽培:可能

        スイスチャードは、葉柄や葉脈が赤やピンク、オレンジ、黄色、黄緑、白などさまざまな色をしていて、寄せ植えや花壇に植えるカラーリーフとしても用いられるほど美しい野菜です。真冬には生育は鈍りますが、ほぼ1年を通して収穫できます。暑さ寒さに強いスイスチャードは、とても育てやすい野菜です。大きく立派に育てると、畑の彩りとしては華やかでよいですが葉茎が固くなります。間引き菜はベビーリーフとしてサラダなどでそのまま食べ、育ってきたらさっと下茹でしてから調理すると美味しいです。

        ビーツ

        ビーツ 育て方 特徴 秋冬 おすすめ

        • 種まき時期:3月~4月、9月
        • 収穫時期:6月~7月、11月~12月
        • プランター栽培:可能

        ビーツはロシアの家庭料理で有名な赤いシチュー「ボルシチ」に欠かせない野菜。スイスチャードの仲間ですが、根がカブのように肥大します。間引きした柔らかい葉は、生食のサラダなどで食し、ある程度育った葉は下茹でしてから調理しましょう。根の部分は、あまり大きいものよりも、径7~8cmくらいで丸型、表面のでこぼこが少ないものが美味しいと言われます。

        ビーツ(テーブルビート)

        • ビーツはロシアの家庭料理で有名な赤いシチュー「ボルシチ」に欠かせない野菜である根がカブのように肥大する野菜です。日本へは18世紀に渡来しましたが、根菜類として他に大根やカブがあったこともあり、ほとんど普及することはありませんでした。 形はアブラナ科のカブにとてもよく似ていますが、全く違う種類のアカザ科(ヒユ科)の野菜です。ビーツと同種の野菜は、葉を食するスイスチャードと、砂糖などの原料になる甜菜などがあります。 ビーツの料理方法として、葉はサラダに、根は煮込み料理や茹でて甘酢漬けなどにして美味しくいただくことができます。その他、スムージーやジュースとして生でも利用できます。ビーツの真っ赤な色は、ブルーベリーなどに含まれているアントシアニンとは違う成分「ベタシアニン色素」という栄養素が含まれています。 赤いビーツのほか、渦巻き、黄色、白などの品種もあります。

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        その他の春に植える野菜

        ベビーリーフ

        ベビーリーフ 育て方 特徴 秋冬 おすすめ

        • 種まき時期:3月~6月、9月~10月
        • 収穫時期:4月~11月
        • プランター栽培:可能

        ベビーリーフは、普通の収穫時のサイズよりも小さな状態で収穫する葉のこと。レタス類やミズナ、ホウレンソウ、スイスチャードなどを単体で栽培して葉を若どりしたり、数種類の野菜の種を混ぜてカラフルに育てることもできます。草丈10cm~15cmくらいになったら、ハサミで全体をカットして収穫し、追肥して水やりを続けると再び収穫できます。または、ほどよく間引きと追肥を繰り返し、間引き菜はサラダなどに使い、徐々に1つ1つの株を大きく育てていくと、本来の大きさも楽しむことができて面白いです。

        ベビーリーフ

        • ベビーリーフはサラダに入る野菜として今やお馴染みですが、直訳すると「赤ん坊の葉」。葉野菜の若葉のことをベビーリーフといいます。そのため、使われる種類は特に決まりがなく、彩りが良い種が配合されています。色あいも赤・緑・黄色系など、葉形も長卵形・ギザギザ形・縮れ葉などの葉の種類がバランスよく配合されています。 ベビーリーフは種をまいてから30日前後の栽培で収穫することができるため、ガーデニング初心者の方にも、おすすめな野菜です。 ベビーリーフの葉は柔らかく、いろいろな葉野菜の若葉の色あいには濃淡があり彩として楽しめ、栄養価にも優れた野菜です。 株ごと収穫することもできますが、1株を少し大きめに育てて外葉から収穫することもできます。 また、他の種類の余った種をまいて草丈が10cm前後になったら収穫すると自家製ベビーリーフMIXとして楽しむことができます。  ベビーリーフを外で栽培できない冬場は、室内のキッチンガーデンとしてプランター・水耕栽培でも育てることができ、一年中栄養価の高いベビーリーフを育てることができます。ベビーリーフは本当にいろんな栽培方法が楽しめます。

        シカクマメ

        シカクマメ

        • 種まき時期:5月
        • 植え付け時期:5月~6月
        • プランター栽培:可能

        四角豆(シカクマメ)は熱帯アジアが原産のマメ科の野菜で、サヤの断面が四角形をしていることが名前の由来です。夏にスイートピーに似た、美しい淡い青~紫色の花が開花し、その後サヤが10~15cmくらいが収穫の目安です。サヤを食べるのが一般的ですが、花や葉、塊根、豆も食べることができます。明るい緑色の葉のつるは2~4mほど伸びるので、最近は観賞目的のグリーンカーテン素材として使われることもあります。栽培には、つるを這わせる支柱やネットが必要です。

        四角豆(シカクマメ)

        • 四角豆(シカクマメ)は熱帯アジアが原産のマメ科の野菜で、サヤの断面が四角形をしていることが名前の由来です。野菜としての出回りは若干量なので、今のところ珍しい野菜かもしれません。沖縄では「うりずん豆」と呼ばれます。 四角形のサヤの四隅は翼のようなひだがあり、ギザギザした形のユニークな見た目をしています。この翼のようなサヤから、英名は「Winged bean」という名がついています。 夏にスイートピーに似た、美しい淡い青~紫色の花が開花し、その後サヤが10~15cmくらいになったら収穫の目安です。サヤを食べるのが一般的ですが、花や葉、塊根、豆も食べることができます。明るい緑色のサヤは、サヤインゲンと同じような調理法で食べることができます。 本来は多年草ですが、耐寒性はないため、日本では一年草として扱われます。明るい緑色の葉のつるは2~4mほど伸びるので、最近は観賞目的のグリーンカーテン素材として使われることもあります。

        トウモロコシ

        トウモロコシ 花 育て方ポイント 特徴

        • 種まき時期:4月~5月
        • 苗の植え付け時期:5月~6月
        • 収穫時期:7月~8月

        トウモロコシの発芽地温は25~30℃と高めです。1か所に3~4粒ずつまき、発芽まではたっぷりと水を与えます。鳥の被害からトウモロコシの種を守るために育苗するか、畝に不織布をべたがけして発芽を待ちましょう。

        トウモロコシの開花期がずれると不稔粒といって実が充実しないことがあるので、畝に2列以上種をまくことで同じ品種の他の花粉で受粉することができます。また、違う品種を至近距離で育てると交雑してしまい、上手に受粉できません。同じ畑で育てる場合は、花粉が飛ばないよう十分距離をとって育てましょう。

        トウモロコシ(とうもろこし)

        • トウモロコシは世界三大穀物の1つで食用、飼料、油、バイオエタノールの材料にもなります。 まっすぐに伸びた太い茎と大きく広がる葉が特徴です。150cmの品種のものから、大きい品種で2mを超える草丈になり、先端にススキの穂に似た雄穂、葉の付け根に雌穂ができます。 トウモロコシのひげは雌しべにあたり、ひとつひとつのトウモロコシの粒からひげが伸びています。雌しべが茶色に色づく頃トウモロコシの粒が充実し収穫時期の合図になります。 日本には、1579年に長崎や四国にポルトガル人から固粒種のフリントコーンが伝えられました。明治初期には、スイートコーン、ハニーバンダム、ピーターコーンなどがアメリカからもたらされ北海道で、試験的な農業作物として作られ、のちに全国に広がりました。

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