もみ殻を利用した環境配慮型の鉢・プランター「もみっく」が脱プラスチック派へオススメ!
LOVEGREEN編集部
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身の回りの生活用品でも、脱プラスチックが進む近年。園芸で使う鉢・プランターにもエコロジカルなアイテムが増えています。今年2月に登場した「もみっく」は、これまで廃棄されていたもみ殻を再利用した鉢・プランターの新シリーズ。環境に優しい素材と、可燃ごみとしても捨てられる使い勝手の良さに期待が集まります。
目次
- コスパが良く軽量なプラ鉢、でもデメリットも
- 注目を集めるバイオプラスチック
- もみ殻を再利用した鉢「もみっく」って?
- バイオマスマーク取得の環境にやさしい鉢・プランター
- 優しい風合いと豊富なバリエーションも魅力
- もみっくを使って植物を植えてみた!
コスパが良く軽量なプラ鉢、でもデメリットも
園芸や家庭菜園で多く使われているプラスチック製の鉢やプランター、通称「プラ鉢」。陶器鉢にくらべて安価で求めやすく、軽量で扱いやすいのが特徴です。また、水やり回数を軽減する底面給水や、支柱等を立てる穴があいていたりと、栽培をアシストするさまざまな機能を持つタイプが多いのも、プラ鉢の魅力です。
一方で、近年は環境配慮の観点から、プラスチック製品をなるべく使わないようにと考える風潮も高まっています。ユーザー視点で見ても、「不要になったプラ鉢の処分に困る」といった現実的な困りごとに直面する人も多いのではないでしょうか?
注目を集めるバイオプラスチック
そこで注目を集めているのが、再生可能な生物資源(バイオマス)からつくられた「バイオプラスチック」です。バイオプラスチックは、その原料や性質によって次の2タイプに分けられます。
バイオマスプラスチック
植物など生物由来の原料(=バイオマス)から作られたプラスチック。可燃ゴミとして燃やす際に大気中へ排出された二酸化炭素が、光合成によって再び原料となる植物に吸収される(=カーボンニュートラル)の考え方から、地上の二酸化炭素の増減に影響を与えない素材として注目されています。
生分解性プラスチック
自然界に存在する微生物の働きにより、最終的に水と二酸化炭素に分解されるプラスチック素材です。
上記両方の特徴を併せ持った素材もあれば、片方の特徴しか持たない素材もあります。
もみ殻を再利用した鉢「もみっく」って?
そして、この春登場するバイオマスプラスチックの鉢・プランターの新シリーズが「もみっく」です。
バイオマスプラスチックはの原料には、トウモロコシやサトウキビなどが使われることが多いですが、「もみっく」が原料とするのは「もみ殻」。お米を脱穀したあとにでる殻です。
実はこのもみ殻、毎日のように日本中の食卓でお米が食されている裏で、年間約40万トンものもみ殻が廃棄されています。この大量の「廃棄」を「資源」として活用して生まれたのが「もみっく」シリーズです。
バイオマスマーク取得の環境にやさしい鉢・プランター
「もみっく」は、バイオマスマークを取得している環境に優しい鉢・プランターです。バイオマスマークは生物由来の資源(バイオマス)を活用し、品質及び安全性が関連する法規、基準、規格等に適合している環境商品の目印。プラスチックの軽さや利便性はそのままに、環境に配慮した素材でできています。
※「もみっく」はもみ殻を51%配合して作られているので、燃えるゴミとして捨てることができます。
優しい風合いと豊富なバリエーションも魅力
植物を美しく見せるためには、鉢やプランターの質感や風合いも重要なポイント。「もみっく」はバイオマスプラスチック特有のナチュラル&マットな優しい風合いで、どんな植物にもマッチします。
カラーはホワイト、ブラン、ブラックの3色。
丸型鉢のサイズは、4号(上部直径12㎝)・5号(上部直径15㎝)・6号(上部直径18㎝)・7号(上部直径21㎝)・8号(上部直径24㎝)の5サイズ展開で、花苗やテーブルサイズの観葉を1株を植えるもよし、寄せ植えに使うもよし、大きめの観葉植物を植えることもでき、幅広い植物やシーンで活躍します。
横長プランターも、カラー展開は同じく3色。サイズは24型(横幅25㎝)と32型(横幅34㎝)の2サイズ展開。寄せ植えにしたり、ハーブを植えたりして、ベランダでも扱いやすい大きさです。
底面にはたくさんのスリットがあいており、水はけや通気性もよく考えられた設計になっています。また、各サイズにあわせた水受けプレートもあるので、室内で水やりをする際も安心です。
もみっくを使って植物を植えてみた!
編集部でも「もみっく」を使って植物を植えてみました!
テーブルサイズの観葉植物にもばっちり!質感を生かした無地の鉢なので、どんな雰囲気のお部屋にもすんなり馴染みます。
プランターにはお花を3苗植えてみました。プランターの片面には、葉っぱのマークに英字をあしらったさりげないデザインが施されており、ガーデニングにぴったりの雰囲気です。
環境に優しいのはもちろん、可燃ゴミとして処分ができたり、デザイン性に優れていたりと、従来のプラ鉢とは違った魅力をもつ「もみっく」。ご家庭の一鉢から、ちょっと環境にいいガーデニングを始めてみませんか?
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