【5/18~23開催中】今年20周年を迎える国際バラとガーデニングショウをリポート!
峰亜由美
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2018年、国際バラとガーデニングショウをリポート。
会場は所沢市にあるメットライフドーム(旧:西武プリンスドーム)。
今回はLOVE GREEN編集部として、一般公開前のプレスデーにご招待いただき、贅沢な空間を皆様へいち早くお届けいたします。
是非、お楽しみ下さいませ。
世界のバラと美しいガーデニングを紹介する国内最大規模の祭典となるこのショウでは、国内外で活躍中のガーデナーや生産者の方々が最高のバラとガーデンの世界を作りだします。また、今年は20周年という特別な年を迎えられ、20周年記念企画のアニバーサリーガーデンや会場全体を見渡せる展望ブリッジ等の見どころも満載です。
南仏を思わせるゲートをくぐりぬけると薔薇100万輪の世界に誘われます。
1000品種100万輪という圧巻のバラの世界はこの会場でしか出会う事が出来ない空間。
期間は2018年5月18日(金)~23日(水)9:30~17:30(入場は30分前迄。最終日は17:00終了予定)
是非この機会をお見逃しなく、お気に入りのバラとお気に入りのガーデンを探しに行きませんか?
目次
ウェルカムガーデン~
会場へ入ると先ずは、南仏プロバンスをイメージしたウェルカムガーデンがお出迎えしてくれます。
ここから全部で10箇所にわたるエリアをご紹介いたします。
エントランスは壁一面がグリーンで敷き詰められ、中央からは滝が流れ活気のあるエントランスを通り過ぎます。
このウェルカムガーデンは、昨年度のガーデン部門で大賞を受賞したmement・森+A-TECH DESIGN with RYU PLANTS NETWORKのコラボチームの皆様の作品です。
滝を通り過ぎると南仏を思わせるウェルカムガーデン。この入口専用の階段を上ると展望ブリッジに。
展望ブリッジからの眺めは、会場全体が見渡せます。
ブリッジから会場全体を見渡すと、あのエリアには何があるんだろう?と、これから見るバラとガーデンの世界に心が躍ります。
ここから見渡す1000種類100万輪のバラと会場全体に広がる優しい香りにため息がでる展望エリアです。
2018年、鉢植え部門の大賞。
2018年、切り花部門の農林水産大臣賞のバラです。
ブリッジゲートをくぐると100万輪のバラの世界へ。
それぞれ個性豊かで華やかなバラたちですが、互いに引き立て合う植え込み方が参考になるエリアです。
ここでは、人気ガーデナーの吉谷桂子氏とマークチャップマン氏が作られた20周年を祝い20周年に捧げるガーデンを披露しています。優しく暮らしに寄り添うようなガーデンが魅力的です。
珍しい品種や、いい香りのバラがたくさん。一種類も目が離せません。
セントラルローズパークへ進むと沢山の花々と中央部には今年の新種のバラ達がをお披露目されています。
このエリアの最後には寛仁親王妃信子殿下の御愛培花が展示され見どころがいっぱいです。
ウェルカムガーデンから奥へ奥へ進むとランドマークガーデンへ到着します。このガーデンは世界が認める庭園デザイナー石原和幸氏が手掛け、ダイナミックな存在感とどこか懐かしく里山を思わせる繊細さを併せ持ち、心を惹きつける景色に迷い込んだようなエリアです。
バラとガーデニングの広場
今年の大賞を受賞されたRadiant Green Garden+株式会社貝塚造園+Green Calm Houseさんが手がけたガーデン。
穏やかな森の中で風を感じながら過ごす様な素敵な空間に憧れます。
中に入ってのんびりと過ごせるようなガーデンの展示もあります。木漏れ日が良く似合いそうな空間です。
会場の各箇所で体験コーナーやワークショップが行われている場所もあり、その場でガーデニングの疑問が解決出来るのもこのショ∸の優れた所ですね。
今をトキメクご活躍中のガーデナーに色々な事を教えて頂けるチャンスかもしれませんね。
ガーデンの展示の中で、植物と暮らしをテーマにしたgarageさんの展示は観葉植物や多肉植物等をバランスよく配置し「男子ガーデン」を提案したラフでカッコいい空間です。こんなに素敵な空間でDIYやバーベキューをイメージするだけで楽しい気持ちが高まりますね。我がスタッフ達も思わずリラックスした笑顔で記念撮影です。
個性あふれる仕立てのバラ達
盆栽仕立てのバラは「ロマンチックな花が咲く小さな木」そんなイメージで、普段から想い描いていた盆栽のイメージとは異なり、いつまでも眺めていたくなるような様子が可愛らしかったです。
出品されている作者の皆様が大切に育て上げられた美しさが見事でした。
このエリアは個性的な展示が多くこれは香りを楽しむシャンデリア。甘く優しい香りでリラックスするバラのトピアリーはそれぞれの香りの説明が興味深かったです。
日本バラ会
日本バラ会。
ここのブースではバラを育てる上でのお悩み相談も受け付けてくれます。貴重な機会をぜひご体験下さい。
日本バラ会では、現在会員が5oo名程で、ここでは世界で一つしかない会員の方々が品種改良を試みたバラが販売されています。
盆栽したてのバラや苔に植えられたばら、新種の苗、58種がここでしか買えないバラ達が集合しています。
フラワーマーケットストリート
フラワーマーケットストリートでは、生産者さんが選りすぐりのバラを販売しています。
今回はRosa Orientisさんにお話しを伺いました。
Rosa Orientis さんのバラは、江戸幕末から続く農家として、現在はバラの栽培に従事されていらっしゃいます。
より育てやすく丈夫で美しいばら作りに力をそそぎ、ブースに並ぶバラ達も力強く可憐で美しいバラ達が印象的でした。
「シェエラザード」
このバラは初心者でも育てやすく、丈夫で咲かせやすいバラということでおススメ下さいました。
尖った花びら、香りが特徴的で咲いている姿も華やかで素晴らしかったです。
「オデッセイア」
こちらのバラが一番のおすすめとの事で、青みががかった深みのある黒赤は咲き終わりが近づくとさらに深く色変わりし、表情を変えていく姿が素敵なバラだと教えて下さいました。
香りもスパイシーさとフルーツを合わせたような大人っぽい芳香。
ハンギングバスケット部門
其々の素晴らしい作品たちはお庭がギュッと凝縮されたような小さなお花畑の様な作品。
園芸好きな方には参考になる工夫や、花の合わせ方など素敵なアイデアが満載。見ているだけで幸せな気持ちになるエリアです。
多くの品種のバラに出会える機会をお見逃しなく!
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