植物を描いてみよう!小野寺葉月さんの植物画ワークショップをレポート!

戸松敦子

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花や植物を描いてみたい。描けたらいいな。と思ったことはありませんか?今回、その思いを抱いている人がたくさんいることを知り、LOVEGREEN編集部のイラストレーター小野寺葉月さんにお願いして植物画ワークショップを開催しました。心静かにまっすぐ植物と向き合い、癒される時間はやみつきになりそうです。葉月さんに花や植物を描く時の大切なポイントも教わったので皆様にもお伝えしますね。

目次

小野寺葉月さんをちょっとご紹介

描きたい花や植物を探す

花や植物を描くポイントを教わる

さっそく描いてみる

難しい点などを発表してアドバイスをもらう

アドバイスを聞いて再び描いてみる

完成をご披露

植物を描くことは楽しい

小野寺葉月さんをちょっとご紹介

小野寺葉月さんは、LOVEGREEN編集部のライター&イラストレーター。  Botapiiでも大人気の猫ちゃん「ハチワレ&チャトラ」が活躍するエディブルガーデン他でイラストを連載中です。  ▼エディブルガーデンの記事はこちらをご覧ください。

小野寺葉月さんは、LOVEGREEN編集部のライター&イラストレーター。

Botapiiでも大人気の猫ちゃん「ハチワレ&チャトラ」が活躍するエディブルガーデン他でイラストを担当しています。

▼エディブルガーデンの記事はこちらをご覧ください。

 

葉月さんは、2017年11月から2018年10月まで長野の標高1400mの森で過ごし、そこで描いた山の絵を集めた個展を先日開催。

たくさんの山の絵の表情はすべて異なり、季節の移ろいや自然の厳しさ、強さ、優しさ、あたたかさを感じました。

私は、「マカロン」という題のついた、題も色使いもかわいい山の絵をいただくことにしました。

 

個展の会場で、葉月さんが以前ハワイ島滞在中に描いた植物の絵も展示されていたのですが、私はその絵にも魅了され、花や植物がこんな風に描けたらどんなに素敵だろうと感動しました。

個展の会場で、葉月さんが以前ハワイ島滞在中に描いた植物の絵も展示されていたのですが、私はその絵にも魅了され、花や植物がこんな風に描けたらどんなに素敵だろうと感動し、今回の植物画のワークショップを開催することにしました。

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描きたい花や植物を探す

描く前にまず、モデルさんを探します。バルコニーに出て、各々が描きたい植物を収穫。「描けそうかどうか」よりも、かわいい。好き。などの直感で選んでみました。

描く前にまず、モデルさん(植物)を探します。バルコニーに出て、各々が描きたい植物を収穫。「描けそうかどうか」よりも、かわいい。好き。などの直感で選んでみました。

 

紅葉している葉っぱも色が美しくて気になったり、描く植物を選ぶのもとても楽しい時間です。

紅葉している葉っぱも色が美しくて気になったり、描く植物を選ぶのもとても楽しい時間です。

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花や植物を描くポイントを教わる

いよいよ植物画教室のスタートです。  まず、葉月さんから花や植物を描く時に大切なポイントを教わります。

いよいよ植物画教室のスタートです。

まず、葉月さんから花や植物を描く時に大切なポイントを教わります。

 

最も大事なポイントは、「じっと見つめる。」  花びらはどんな形で、どうついてる?  葉はどうなってる?ギザギザかな、まん丸かな。  葉のつき方はどうなってる?  葉が互い違いについている(互生)、向かい合ってついている(対生)、茎の一節に葉がたくさんついている(輪生)?  がくはどうなってる?花の裏側からも、がくのつき方を見てみよう。  とにかくじっと見つめてみよう!

最も大事なポイントは、「じっと見つめる。」

花びらはどんな形で、どうついてる?

葉はどうなってる?ギザギザかな、まん丸かな。

葉のつき方はどうなってる?

葉が互い違いについている(互生)、向かい合ってついている(対生)、茎の一節に葉がたくさんついている(輪生)?

がくはどうなってる?花の裏側からも、がくのつき方を見てみよう。

とにかくじっと見つめてみよう!

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さっそく描いてみる

「では早速描いてみましょう。」と、葉月さん。教えてもらったように、まず自分が選んだ植物とじっくり向き合い、観察します。  周りに人がいる中で描くことに緊張したり、どこから描いて良いのか迷ったりしていると、  「上手に描こうと思わないで、楽しんで描いてくださいね~。」という葉月さんの言葉でリラックスし、描き始めることができました。

「ではさっそく描いてみましょう。」と、葉月さん。

教えてもらったように、まず自分が選んだ植物とじっくり向き合い、観察します。

周りに人がいる中で描くことに緊張したり、どこから描いて良いのか迷ったりしていると、

「上手に描こうと思わないで、楽しんで描いてくださいね~。」という葉月さんの言葉でリラックスし、描き始めることができました。

 

静かに、黙々と各々が集中し、植物と向き合う時間が流れます。

静かに、黙々と各々が集中し、植物と向き合う時間が流れます。

 

葉と葉がどれくらいの間隔でどんな向きについているか、じっくり見ておおまかな線で描いていきます。

葉と葉がどれくらいの間隔でどんな向きについているか、じっくり見ておおまかな線で描いていきます。

 

私の隣で、ストロボライトのデザイナーさんが描いています。私のようにおおまかな線ではなく、はっきりとした一本の線でどんどん描き進めています。目で物の形の認識がしっかりできている人は、一本の線ですぐに描くことができるのだそうです。さすがデザイナーさん、すごいと思いました!  上手な方の隣では、描く自信がどんどん小さくなります。でも、葉月さんの言葉を胸に、「とにかく楽しく描く♪」ことに集中してみました。

私の隣で、ストロボライトのデザイナーさんが描いています。私のようにおおまかな線ではなく、はっきりとした一本の線でどんどん描き進めています。目で物の形の認識がしっかりできている人は、一本の線ですぐに描くことができるのだそうです。さすがデザイナーさん、すごいと思いました!

上手な方の隣では、描く自信がどんどん小さくなります。

でも、葉月さんの言葉を胸に、「とにかく楽しく描く♪」ことに集中してみました。

 

このように、鉛筆を使わずに色鉛筆で初めから描いていく方法もあるんですね。とてもやわらかくて優しい絵が完成しそうです。

このように、鉛筆を使わずに色鉛筆で初めから描いていく方法もあるんですね。とてもやわらかくて優しい絵が完成しそうです。

  こちらは落ち葉を描いています。なんとなく落ち着かず、描き始めるのがスロースタートだったことを後から聞きましたが、植物をじっくり見ているうちに、植物と自分だけの空気が流れてとても集中して描けるようになっていったそうです。完成が楽しみですね。

こちらは落ち葉を描いています。なんとなく落ち着かず、描き始めるのがスロースタートだったことを後から聞きましたが、植物をじっくり見ているうちに、植物と自分だけの空気が流れてとても集中して描けるようになっていったそうです。完成が楽しみですね。

 

こちらは本格的なデッサン画のよう。とても細かくて美しい。  40分間ほど、みんなで集中して描き続けました。

こちらは本格的なデッサン画のよう。とても細かくて美しい。

40分間ほど、みんなで集中して描き続けました。

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難しい点などを発表してアドバイスをもらう

いったん休憩。「はーい。皆さん深呼吸して伸びしてくださーい。肩こったと思いますよ~。」と、葉月さん。みんなから笑顔がこぼれます。  そして、一人ずつ「描くのが難しい点」などを発表。どうしたらモデルさんの美しさを生かして描けるか、丁寧に考えます。

いったん休憩。「はーい。皆さん深呼吸して伸びしてくださーい。肩こったと思いますよ~。」と、葉月さん。みんなから笑顔がこぼれます。

そして、一人ずつ「描くのが難しい点」などを発表。どうしたらモデルさん(植物)の美しさを生かして描けるか、丁寧に考えます。

 

「色鉛筆の使い方もいろいろ。筆圧や筆の角度で色んなタッチで描けますよ。」と、葉月さんからアドバイスをもらいました。

「色鉛筆の使い方もいろいろ。筆圧や筆の角度で色んなタッチで描けますよ。」と、葉月さんからアドバイスをもらいました。

 

土の描き方がわからないという相談から、葉月さんがこんな絵を描いて教えてくれました。  上の絵のように双葉が芽を出している様子を描くと、植物の下が土であることがわかるのですが、植物無しで土の部分だけ描く場合は、まず土の表面の線を小さくデコボコさせながら描き、土の深い部分を、鉛筆の角度を寝かせて鉛筆の腹の部分を使って濃く薄く塗って描いていくと、土が表現できるそうですよ。

土の描き方がわからないという相談から、葉月さんがこんな絵を描いて教えてくれました。

上の絵のように双葉が芽を出している様子を描くと、植物の下が土であることがわかるのですが、植物無しで土の部分だけ描く場合は、まず土の表面の線を小さくデコボコさせながら描き、土の深い部分を、鉛筆の角度を寝かせて鉛筆の腹の部分を使って濃く薄く塗って描いていくと、土が表現できるそうですよ。

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アドバイスを聞いて再び描いてみる

「10分休憩してから描きましょう。」となったのに、全員すぐ自分の選んだ植物と向き合いだし、真剣に描き始めてしまいました。みんな描くことが楽しくて、休憩していられない様子です。

「10分休憩してから描きましょう。」となったのに、全員すぐ自分の選んだ植物と向き合いだし、真剣に描き始めてしまいました。私もそうなのですが、みんな描くことが楽しくて休憩していられない様子です。

 

さらに集中して描き進めます。こちらは、鉛筆で下書きした上にコピックというカラーマーカーで色を重ねています。色を塗る道具もいろいろですね。様々な色の色鉛筆やカラーマーカーが並んでいるのを見るだけでもわくわく楽しい気持ちになってしまいます。  再び40分ほど、描き続けました。

さらに集中して描き進めます。こちらは、鉛筆で下書きした上にコピックというカラーマーカーで色を重ねています。色を塗る道具もいろいろですね。様々な色の色鉛筆やカラーマーカーが並んでいるのを見るだけでもわくわく楽しい気持ちになってしまいます。

再び40分ほど、描き続けました。

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完成をご披露

集中タイムは終了。工夫して描いたポイントや感想などを発表し、完成を披露しました。それぞれ個性あふれる素敵な絵が出来上がりました。

集中タイムは終了。工夫して描いたポイントや感想などを発表し、完成を披露しました。それぞれ個性あふれる素敵な絵が出来上がりました。

 

Tさん「じっくり植物を見ると、たくさんの細かいパーツで出来ていて愛着がわいてきました。これから育てているものも改めてじっくり見ようと思います。絵は額縁に入れて飾っています。」

Tさん「じっくり植物を見ると、たくさんの細かいパーツで出来ていて愛着がわいてきました。これから育てているものも改めてじっくり見ようと思います。絵は額縁に入れて飾っています。」

 

Kさん「植物のフチドリや葉脈を意識するという、日頃まったく意識しない角度から葉っぱを見る時間がとても新鮮。色を重ねる時間はただただ楽しい時間で、なんだかはまってしまいそうな予感です。」

Kさん「植物のフチドリや葉脈を意識するという、日頃まったく意識しない角度から葉っぱを見る時間がとても新鮮。色を重ねる時間はただただ楽しい時間で、なんだかはまってしまいそうな予感です。」

 

Mさん「好きな植物とじっくり向き合える機会は、なかなかないと思います。葉月先生の、上手に描こうと思わないで、楽しんで描いてください。という一言にとても励まされました。お気に入りの植物とにらめっこしながら、時間を忘れ、ただただ手を動かす。こんな幸せなひと時を教えてくれた葉月先生、どうもありがとうございます!」

Mさん「好きな植物とじっくり向き合える機会は、なかなかないと思います。葉月先生の、上手に描こうと思わないで、楽しんで描いてください。という一言にとても励まされました。お気に入りの植物とにらめっこしながら、時間を忘れ、ただただ手を動かす。こんな幸せなひと時を教えてくれた葉月先生、どうもありがとうございます!」

 

 Tさん「今まで植物を上手く描けなかった理由は、よく植物を見ていなかったことにあると気づかされました。植物をよく見ると改めて色々な発見があり、雪崩式に楽しさが増してあっという間に時間が過ぎて行きました。」  「大勢で一緒に描くことで、この人はこの植物のここが好きで、こんな風に見えてて、こういう風に描きたいのか。など、それぞれの見え方や感じ方を勉強できました。」

Tさん「今まで植物を上手く描けなかった理由は、よく植物を見ていなかったことにあると気づかされました。植物をよく見ると改めて色々な発見があり、雪崩式に楽しさが増してあっという間に時間が過ぎて行きました。」

「大勢で一緒に描くことで、この人はこの植物のここが好きで、こんな風に見えてて、こういう風に描きたいのか。など、それぞれの見え方や感じ方を勉強できました。」

 

Mさん「普段は忙しい暮らしですが、今回ゆっくりと植物に向き合い、植物の造形の素敵さを感じる事ができて、描き終わる頃には心も整い豊かで素敵な時間だと感じました。」

Mさん「普段は忙しい暮らしですが、今回ゆっくりと植物に向き合い、植物の造形の素敵さを感じる事ができて、描き終わる頃には心も整い豊かで素敵な時間だと感じました。」

 

Yさん「とっても気持ちよかったです。良く知っているはずの植物をいつもとは違う目線で見ることで新しい発見があり、また植物の可愛さを再認識させられた時間でした。」

Yさん「とっても気持ちよかったです。良く知っているはずの植物をいつもとは違う目線で見ることで新しい発見があり、また植物の可愛さを再認識させられた時間でした。」

 

Sさん「よく観察して絵を描く機会が最近はなかなかなかったので、とても充実した時間でした。その気持ちがなんとなく絵に出た気がしました。」

Sさん「よく観察して絵を描く機会が最近はなかなかなかったので、とても充実した時間でした。その気持ちがなんとなく絵に出た気がしました。」

 

Iさん「あんなに集中して対象物を眺めることは滅多にないので、普段は気づかないような、植物の質感、色など新しい発見がありました。」 「みなさんと一緒に描けたことも、大事にしているポイントがそれぞれ違って勉強になりました。」

Iさん「あんなに集中して対象物を眺めることは滅多にないので、普段は気づかないような、植物の質感、色など新しい発見がありました。」
「みなさんと一緒に描けたことも、大事にしているポイントがそれぞれ違って勉強になりました。」

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植物を描くことは楽しい

大好きで育てているハート型の葉をしたアイビー。特に先端から出てきている新しい小さな葉っぱが好きです。葉の色といえばグリーンですが、色を塗る時に、部分的に赤や紫などを重ねると自然な色合いになると教わり試してみました。もっともっと描いていたいと思う楽しい時間でした。

大好きで育てているハート型の葉をしたアイビー。特に先端から出てきている新しい小さな葉っぱが好きです。葉の色といえばグリーンですが、色を塗る時に、部分的に赤や紫などを重ねると自然な色合いになると教わり試してみました。もっともっと描いていたいと思う楽しい時間でした。

 

葉月さんも今回のワークショップの隙間時間に植物を描いていましたよ。

葉月さんも今回のワークショップの隙間時間に植物を描いていましたよ。

 

なんと、葉月さんは植物が画用紙につくった影を見ながら影の絵も描いていました。葉月さんの描く絵からはいつもわくわく感があふれ出しているように思います。だから葉月さんの絵を見て、自分も描いてみたい!と思ったのだと思います。  何かと忙しく過ぎてしまいがちな毎日ですが、時にはじっくり植物と向き合って植物を描いてみてはいかがでしょうか。心が落ち着いて新しい発見がありますよ。

なんと、葉月さんは植物が画用紙につくった影を見ながら影の絵も描いていました。葉月さんの描く絵からはいつもわくわく感があふれ出しているように思います。だから葉月さんの絵を見て、自分も描いてみたい!と思ったのだと思います。

今回は、植物に関わる仕事をしている人たちが集まって植物の絵を描いてみたのですが、いつも植物を見ている私たちなのに、植物をじっくり見て描くことで次から次に今まで気付かなかったことに気付き、ますます植物を愛おしく思ってしまう時間を体験しました。

何かと忙しく過ぎてしまいがちな毎日ですが、時にはゆっくり植物と向き合って植物を描いてみてはいかがでしょうか。心が落ち着いて新しい発見がありますよ。

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戸松敦子

グリーンアドバイザー、ハンギングバスケットマスター、野菜ソムリエ、家庭菜園検定2級。園芸業界で植物全般を幅広く学び経験してきました。LOVEGREEN編集部では主に寄せ植えやリース作り、ボタニカルピープルなどの取材を担当。人が植物と心地良く暮らし、その幸せの連鎖が世界中に広がっていくことを願います。趣味はママさんサッカー。都大会優勝を目指して日々練習しています。

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