「第88回東京インターナショナルギフトショー秋2019」に行ってきました!
LOVEGREEN編集部
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2019年9月3日(火)から6日(金)の4日間、東京ビッグサイトで開催された日本最大のパーソナルギフトと生活雑貨の国際見本市「第88回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2019」に行ってきました!東京ビックサイトの迫力ある独特な建物6階の会議棟で行われたセミナーには、LOVEGREEN編集長の川上が登壇。そのセミナーの様子と、青海展示棟「第6回LIFE&DESIGN」で気になった展示ブースの様子をレポートします。
目次
ギフト・ショー秋2019とは
「第88回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2019」とは、東京ビッグサイト全館を使用し開催される日本最大のパーソナルギフトと生活雑貨の国際見本市のことです。
今回のテーマは「心地よい暮らしの提案」ということで、家具や照明、生活雑貨、グリーン、インテリアアクセサリーなど総出店者数3000社が素敵な住居空間を演出していました。
LOVEGREEN編集長の川上が登壇しました!
LOVEGREEN編集長の川上が登壇したセミナーは、東京ビッグサイトの会議棟6階で行われました。
特徴的な建物の真ん中にある三角窓から見えるのはこんな景色です。建物左側に設置されているエスカレーターで2階から6階までノンストップで上がったのですが、とても長くて外の景色が良く見えて迫力がありました。
セミナー開始時に川上が「LOVEGREENやBotapiiをご存知の方はどれくらいいますでしょうか?」と、挙手をお願いしたところ、参加者のほとんどが手を挙げてくださいました!
セミナーでは、月間約450万人、年間約2240万人が訪れる園芸業界最大級メディア「LOVEGREEN」から見る「最新ボタニカルライフトレンド」と、消費者が何を求めているのかをデータから紐解き、どのようにアプローチすればよいかをお話ししました。
総務省平成28年社会生活基準調査による、園芸・庭いじり・ガーデニングをしている人口は、年齢が高くなるにつれて多くなっているのですが、10代から40代は、総務省が発表している「園芸人口」より、LOVEGREENの読者の数が大幅に上回っている現状に驚きました。年齢の高い方に比べて園芸をあまりしていないと思われがちな10代から40代の方が、LOVEGREENに多くアクセスしています。LOVEGREENは、若年層が園芸へ興味を持つきっかけづくりなっているのではないでしょうか。
その他、読者は四季はもちろん、その月・その週の旬な花・植物を求めていることや、花・植物の育て方や飾り方、害虫対策などの悩みがあり情報を探していること、自ら手を動かしてやってみるワークショップを求めていることなどを、データから紐解いて解説しました。
そして最後に、Botapiiのご紹介です。Botapiiは一般の方に読んで楽しんでもらうことはもちろんですが、店舗側としては集客・販促ツールとしても使っていただけることを具体的にお話ししました。
多くの方にご清聴いただきありがとうございました!
「第6回LIFE&DESIGN」会場で気になる展示ブースをご紹介
青海展示棟で行われた「第6回LIFE&DESIGN」には、気になる展示ブースがたくさんありました。その中からピックアップしてご紹介していきます。
GRASSE TOKYO
アロマ・フレグランス商品を数多く手がけるGRASSE TOKYO(グラーストウキョウ)のブースでは、営業企画部の岩崎さんに教えてもらい、香りの魅力を楽しみながら学べる新商品「香の具(kanogu)」の使用体験をしました!
「香の具」は、100%天然のエッセンシャルオイル(精油)と塗料を混ぜ合わせた絵の具で、絵を塗りながら香りを楽しむことができるんです。
香りは、ゼラニウム(あか)、ジュニパーベリー(あお)、イランイラン(きいろ)、パチュリ(みどり)、オレンジ(しゅいろ)、ラベンダー(むらさき)、シダーウッド(ちゃいろ)、ユーカリ(しろ)、ブラックペッパー(くろ)の9色です。
2019年10月中旬から、GRASSE TOKYO公式オンラインストアにて販売開始するそうです。
色を濃く塗ると、香りも強く出るとのことで、少し濃く塗ってみたり。
植物由来の精油の香りに癒されながら、色をつけていく時間はとても新鮮でした。
絵の具と同じように混ぜ合わせることで、色の変化とともに香りのブレンドも楽しめる「香の具」。発売が楽しみですね。
TAKUMI Collection
「久留米絣(くるめがすり)」を知っていますか?恥ずかしながら取材に行った私たちも知らないことばかりで、代表の榎本さんにいろいろ教えてもらいました。
久留米絣は、福岡県久留米市および周辺の旧久留米藩地域で製造・生産されている綿織物で、藍染めが主体。丈夫で風通しが良く、濡れても乾きやすい柔らかな肌触りの久留米絣は、その機能性だけでなく、職人さんたちの丹念な手仕事や素朴な中にも計算された美しい模様が人々に愛され続けているそうです。
そして、こんなかわいい「もんぺっぺ(mompeppe)」の展示も気になりました。
もんぺっぺには、「子どもを優しく包んで守ってあげたい。」「たくさん汗をかいて元気いっぱい遊んでほしい。」そんなmom(お母さん)の想いも込められていると聞きました。丈夫で使うほどに柔らかく、濡れても乾きやすい久留米絣で作っているので、寝返りを始める頃から歩けるようになるまで、この一枚のもんぺっぺで過ごせるそうですよ。
久留米絣の柄にはそれぞれ意味があることも教えてもらいました。「心願成就・恋愛成就」「金運アップ」「家内安全・円満」「商売繁盛・勝負運上昇」「心と体が丈夫に」「平和・あふれる生命力」など、魅力的な意味ばかりで久留米絣にとても興味がわきました。
「oLAND」「SWITCH」「ARTWORKSTUDIO INC.」3社のコラボ
植物、インテリア、照明を得意とする3社のコラボブースには、緑豊かな心地よい暮らしの景色が展開され、多くの人が引き付けられて集まっていました。
「oLAND」は、アウトドアリビングの空間、売場、展示会プロデュース、アウトドアリビングに特化したエクステリア・インテリア関連商品の卸売を行っています。代表取締役の永谷さんにお話を聞きました。「oLAND」は植物を使った空間づくりを得意としているので、今回は植物を吊るすなど様々な植物の飾り方の工夫を凝らして3社のコラボブースを癒しの空間に演出したそうです。
「SWITCH」は、ソファ・テーブル・インテリアを大阪府富田林市の工場で一つ一つていねいに製作しています。営業部の金田さんにお聞きしました!張生地や別注寸法の対応・別注家具の相談もできるそうですよ。素敵なブルーのソファがとても印象的でした。
「SWITCH」のインテリアに植物が添えられることで、インテリアの魅力がさらに上がり、リアルに快適な暮らしがイメージできますね。
「ARTWORKSTUDIO INC.」は、オリジナルデザインの照明で独自の世界観を生み出しています。オシャレな照明でインテリアと植物が照らされ、相互に魅力を引き立て合い、素敵な空間演出がされていました。植物、インテリア、照明の見事なコラボレーションを見ることができ、そんな空間で暮らしたいと夢をふくらませてしまいました。
ARTWORKSTUDIO INC. Instagram>>
BIRDY PLAN
BIRDY PLANは、プリザーブドフラワー及びアーティフィシャルフラワーのデザイン・アレンジ、花材卸の専門店です。
プリザーブドフラワーを知っていますか?プリザーブドフラワーは、特殊な方法で生花を加工した花材で、まるで生花のような美しい色とフレッシュさを長期間楽しむ事ができます。
代表取締役、尾本さんに最近のプリザーブドフラワーのトレンドについてお聞きしました!
プリザーブドフラワーはボックスに入ったタイプが人気ですが、ニューヨークでは、同じ色の花を集めたシンプルなデザイン、日本では、メインの花以外に実物を混ぜたりする少し複雑なデザインが好まれるそうです。
テーブルの中にプリザーブドフラワーをアレンジしたインテリアが一番のおすすめ。これは、大理石のテーブルにゴールドのバラがアレンジされています。
テーブルの材質は大理石の他、木製の落ち着いた雰囲気のタイプや、金属製のシンプルなタイプなど様々あり、好みの色のプリザーブドフラワーを合わせることができます。プリザーブドフラワーがより美しく見えるよう、テーブルにはこだわりのドイツ製のガラスを使用しているそうです。こんな素敵なテーブルは初めて見ました。華やかな雰囲気がホテルのロビーや客室、レストランなどの特別な空間にぴったりですね。
東京ビッグサイトで開催された「第88回東京インターナショナルギフトショー秋2019」では、「心地よい暮らしの提案」をテーマに各社おすすめの製品をたくさん見ることができました。次回の展示会も今から楽しみです!
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