前田有紀の一“花”言vol.4「オーニソガラム」~年末年始は長く楽しめる切り花を!
LOVEGREEN編集部
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今回ご紹介するのは、とっても長持ちする切り花「オーニソガラム」
年末年始の花生けにおすすめしたいお花です。
長く切り花を楽しんでもらいたい「オーニソガラム」をレコメンド
オーニソガラムは球根花です。生花では、ほとんどのお花屋さんで通年見られる丈夫なお花です。見た感じはシンプルなオーニソガラムの魅力をお伝えします!
可愛いお花
小さな蕾からぱっとかわいらしいお花を咲かしてくれます。花弁がすこし丸まって包み込むように咲く姿はとても愛らしいです。たくさん花を咲かせますが、一花々をじっくり見てもらいたいですね!
とても長持ちします!
見た感じは、華やかさを感じにくいオーニソガラム。この蕾が下から徐々に咲き始め満開になるまで寒い時期は約数週間かかり、花が満開に咲いてからもしばらく花を咲かせます。花が咲くまでの様子や花持ちがいいことから実はお花屋さんでも重宝されアレンジメントでよく使われています。
長く楽しめる草花と一緒に生けてみよう!
年末年始は、生ければあとはお花の変化を楽しむだけ!オーニソガラムだけで生けるのも簡単で素敵ですが、今回はvol.3と同じように変化を楽しめる花材との組み合わせをご紹介!
おすすめの花材
左から
リューカデンドロン・ゴールドストライク / リューカデンドロン・プルモサス / オーニソガラム
リューカデンドロン・ゴールドストライクは下までびっしり葉がついているので水がつからないところまで葉は取りましょう。
あとは、オーニソガラムの形や傾きからその他の花材の長さと合わせて前からみてバランスをとりましょう!
今回、市場で見つけたオーニソガラムは蕾が多くフォルムが少しクネクネしていたので、どのように花を咲かせてくれるのか楽しみです!
年末年始は、長い期間生花を楽しめるオーニソガラムでお部屋を彩ってみるのはいかがでしょうか?
撮影後のオーニソガラムの花のつき方と花持ちはどう?
編集部の玄関に飾っていたオーニソガラム。
撮影から約3週間ほど経っていますが、オーニソガラムの花は満開に開きとってもきれい。生けたときにまだ蕾だったリューカデンドロン・プルモサスもきれいに花が開いていました!
白のオーニソガラムは、最初のフォルムからは想像もできないような美しさでした。
撮影裏側をこっそりご紹介♪
今回のTOP画像の撮影。実は足元には前田さんの息子さんが、、、笑
前田さんも「写っちゃうよ~」と言葉を交わしながら撮影をしていました!
可愛らしい頭がうつりこみ!
前田さん曰く、最近は息子さんもお花やカメラに興味を持ってきたようですよ。これからが楽しみですね!
今回はメーキングムービーもお届け
vol.3とvol.4の撮影風景を動画にしてご紹介します!
引き続き、隔週金曜日に前田さんの連載の「前田有紀の一花言」を配信しますので、お楽しみに!
フラワースタイリスト
前田有紀
2013年イギリスに留学し、帰国後フラワースタイリストとして活躍。イベント装飾やブーケやアレンジメントの制作を手がけ、雑誌やSNSなどでメディアを通して花と緑のある暮らしを提案している。2017年の春以降は積極的にワークショップも行い、花や緑に関わる人々と直接ふれあうことでリアルな声も積極的に取り入れている。また、2017年10月にオープンした「世界の花屋」では、デザイン監修を務め、世界の花々の生産や流通など、花の歴史などの魅力を伝えている。
Facebook/前田有紀『一日一花』
instagram/@yukimaeda0117
世界の花屋/公式サイト
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