世界の植物紀行 – 四代目金岡又右衛門 –セネガル編3「植物マーケット視察」
LOVEGREEN編集部
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今回は街の中心にある植物マーケットの視察をした時のことをお伝えしよう。
目次
出発前
まず、朝4時に起床し活動開始。すぐに出発するわけではないが、ホテルにいる間だけが何とかネット環境が保たれているので朝のうちにデスクワークを行った。それとこの後は離れ小島での一泊になるので、一旦荷物をフロントに預けていくためにパッキングしなければならないからである。
おおかたの準備を整え、水筒をもって朝食を食べにいくために部屋を出ると、昨日の友達が迎えに来てくれた。それも今回は子どもか彼女か彼氏か分からないが、パートナーを連れて。きっと私に紹介するために来てくれたのである。私に朝食のお裾分けをねだりに来たわけではないと信じている……。
そして私が勝手に指定席とさせていただいている海岸に面した場所に腰かけ、シンプルな朝食をいただいた。
しかし普段と違う景色での朝食は色んなことを感じさせてくれる。おまけにグラス越しに写真を撮ってみるなどカメラマンを気取りながら、リラックスして出発前の時間を過ごせた。
そして出発のため、翌日まで荷物をフロントに預けようと持ち込んだら、フロントスタッフが「今日は週末で混んできているので、一旦部屋をリリースすると帰ってきても部屋がないかもしれない」と言うのだ。
こちらにしては明日からの2泊も予約済み。だから、それは無いでしょ? と強く言ったが「必ず部屋を確保したいなら、1泊代を支払って、荷物を置いていった方がいいよ」と言う。
まず日本では考えられない会話だ。交渉の末、少しまけてはくれたが、結局料金は支払うことになり、部屋に荷物を戻し、部屋の鍵を持ったまま視察に出掛けることとなった。
植物マーケットへ
気を取り直して、市内の植物を売っているマーケットへと向かう。セネガルに限らずまだまだインフラが整備されていない国々ではありがちな渋滞。ただ週末であったので宿泊地から約1時間半で マーケットへ到着。
平日であれば数時間かかっていたのであろう。ただこのことは事前情報をもらっていたので織り込み済みである。
マーケットに到着し、気になるところをいくつか見て回った。海外ではよく見かける光景である。マーケットでは特に小売り卸売りの区別はなく、必要なものを交渉して買うことになる。
当然日本で流通している植物と品種は違うが、特に気になる植物は見当たらない。
たまに日本でも人気の高いビスマルキアが安く販売されているが、輸出用に作られているわけではないので、すぐにこの地から日本に輸入することはほぼ無理であろう。
朝食がシンプルだったので、車で移動している途中で小腹がすき、露店で販売しているバナナをいただいた。日本ではあまりバナナは食べないのだが、このようにして売られているのを食べると空腹も手伝い、ごちそうにありつけたような気分になれた。
続いていくつかのお店を視察させてもらい、道路わきのバオバブや植栽を楽しみながら再び車で約1時間半、次の場所へと移動した。
黒いヤシの木
今回アシスタントをしてくれているTOMOさんが、ぜひ私に観て欲しい植物があると、あるナーセリーへと連れて行ってくれた。
目の前にした時、しばし立ちつくすほどの、まさに一目惚れするような植物に出会うことができた。
何とも惚れ惚れする黒いヤシである。見た瞬間に「え~~~!」という世界共通語とも言える感嘆の声をあげてしまった。名前を教えてもらったので、検索してみるが何となく違うようにも思える。
確かに葉や幹の形状は私の知識にあるものと似ているが、やはり何となく違うように感じる。これが現地だからこそ見られる素晴らしい表情であるとも言えると思う。
私の新調したスマホのカメラ機能が優れているのか? ただ一緒に写っている又右衛門はそれなりに写っているので、特別な機能を使った写真でないのは確かである。
特に私の目の前にあるものが特別なのかもしれないが、その後数人の人に聞いても同じ名前を言っていたので間違えではないはずである……。
ただ、まだまだこの地では正式な品種や名前などを特に気にせず流通しているので、実際にはもう少し調査が必要であろう。
また黒いヤシの近くには、木から私を見ている新しい友人の姿もあった。ひょっとしたらこのヤシの木の実をたべて黒くなったのかとも思ったが、そんな昔話のようなことはありえないので、きちんとご挨拶し、ハチワレ猫さんと黒いヤシに後ろ髪を引かれる思いで、この地を後にした。
その後一旦ホテルの部屋にもどり、今日1泊の用意をピックアップし、再び車で次の目的地へと向かった。
途中、セネガルの自然の中で住み暮らす人びとや植物を眺めながら、小一時間で港に到着した。
ユニークな植物やセネガルならではの自然に触れるために、これからボートで小島へと向かう。
そして次回は、島の様子をお伝えしたい思うのでどうぞお楽しみに!
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