サカタのタネ×農業女子プロジェクト~丸の内タニタ食堂 ナス「ごちそう」を使ったコラボレーション定食
とまつあつこ
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農業女子って知ってますか?
このたび、サカタのタネさんと農業女子が意見交換や試作を経て選定した、女性農業者へおすすめする新野菜のシリーズ「ハッピーベジタブル」のひとつである「ごちそう」というナスを使って、サカタのタネさんと丸の内タニタ食堂さんが共同開発したヘルシーメニューを試食しながら農業女子と交流できるワークショップに参加させていただきました。
目次
■サカタのタネ「ハッピーベジタブル」~農業女子におすすめしたい野菜品種シリーズ
■丸の内タニタ食堂~ナス「ごちそう」とのコラボレーション定食登場
■まとめ
農業女子って何?
農業女子とは
農業女子とは、女性ならではの感性やしなやかさ、こまやかさを発揮しながら農業の分野で活躍している女性のことをいいます。
OLからの転身をとげた人や、実家の農場を継いだ人、未経験ながら夫の夢を支えるために就農を決意した人、女性にとって理想の職場を作ろうと農業法人を立ち上げた人など、就農までの道のりは様々ですが、農業の仕事に魅力を感じ、就農した多くの女性たちが日々活躍しています。
農業女子プロジェクトとは
農業女子プロジェクトとは、「農業女子」が日々の生活や仕事、自然との関わりの中で培った豊かな知恵を、様々な企業等の技術・ノウハウと結びつけ、新たな商品やサービスを生み出し、農業で活躍する女性の姿を広く社会に発信する農林水産省と民間企業の官民連携プロジェクトです。
2017年3月現在、参画企業数は28社、教育機関2校、プロジェクトに参加している農業女子メンバーは500名を超えているそうです。
農業女子の紹介
今回のワークショップには、農業女子プロジェクトメンバーのお二人も登壇されました。
写真左は、事務職から農業に転職された宮本優美さん、写真右は、レストランの料理人から農業に転職された榎本房枝さんです。
お二人とも、農業はけっして楽なことばかりではないけれど、自分の育てた野菜が美味しいと言ってもらえた時の感動はこの上ない幸せだと話していました。
暑さ、寒さ、肉体労働、虫との戦い、お話の中で大変な様子が本当によくわかりましたが、登壇された時のお顔の表情は輝いていて、農業に対するやりがいや夢に満ち溢れているように感じました。
サカタのタネ「ハッピーベジタブル」~農業女子におすすめしたい野菜品種シリーズ
「ハッピーベジタブル」とは、農業女子プロジェクトメンバー10名とサカタのタネさんが意見交換や試作を経て選定した、女性農業者へおすすめする新野菜のシリーズです。畑で、食卓で、女性農業者が笑顔になれるハッピーな野菜をセレクトしています。
気軽に 農業女子は働く女性!だから、忙しくても調理がカンタン、気軽に食卓に取り入れられる野菜
楽しく 農業女子は食のアンテナ高し!だから、作って、食べて、人に教えたくなる、新しくて楽しい野菜
美しく 農業女子は見た目も重視!だから、彩りが美しくて、かたちがかわいい野菜
現在、シリーズのラインアップは春まき品種6品種、秋まき品種6品種、計12品種を展開しています。
ナス「ごちそう」~特徴と調理法による食べ比べ
特徴
ナス「ごちそう」は、ハッピーベジタブルシリーズ12品種の中のひとつです。
「ごちそう」は水ナスタイプで、火を通さずに食することができます。果肉がやわらかく、みずみずしく、あくが少ないナスです。甘さがとても強いので、サラダなどの生食がおすすめです。
房状に実が付くことが特徴の珍しいナスです。房取りで収穫した「ごちそう」は、有名デパートなどでも販売されることがあるそうですよ。
調理法による食べ比べ
ナス「ごちそう」を、①生のまま②蒸す③焼くの、3種の調理法で食べ比べました。
食べた後に、全員でどれが好きだったか挙手をしました。人気は好みで分かれましたが、個人的には選べないほど全部美味しかったです。
①は、食べた事のない爽やかな甘さとみずみずしさを感じました。②は、とてもジューシーで中からナスの水分がじゅわっと出てくる感じでした。③は、②より水分が少し減り、かわりに甘味が増したように思いました。
生で美味しくいただけるナスは、蒸しても、焼いても美味しいということですね。
お土産にいただいたナス「ごちそう」は、編集部でも味見させていただきました。生のままで塩をつけて食しましたが、ナスを生で食べたことがある人もない人も、目を丸くして「美味しい!」と大好評でした。
普通のナスを生で食べたら、あくが強くて固くて、こんなに爽やかなみずみずしさはありえないですよね。
丸の内タニタ食堂~ナス「ごちそう」とのコラボレーション定食登場
丸の内タニタ食堂では、2017年7月24日~29日の期間限定でナス「ごちそう」を使った週替わり定食が提供されました。※現在は提供されていません。
メニュー名は、「鮭の唐揚げとナス『ごちそう』のサラダ仕立て~バーニャカウダソース~」です。
こちらは、サカタのタネと、タニタが共同で開発したヘルシーメニューで、ナス「ごちそう」の魅力を全面に引き出したレシピになっています。
当日、このメニューを試食させていただきました。
ナス「ごちそう」の爽やかさと甘みを生かすソースと新鮮野菜、かりっと揚げた鮭とお豆の入った副菜など、組み合わせのバランスが良く、毎日こんな定食が食べられたら健康で幸せだと思いました。
まとめ
農業女子実態アンケートによると、農業女子の就農の主なきっかけの1位は「結婚して嫁ぎ先が農家だった」です。
農業の魅力は?の質問に対する答えの1位は「おいしいものを多くの人に届けることができる。」とのこと。
そして、農業女子プロジェクトに参加して良かったことは?の質問に対しての1位は「全国の農業女子と知り合い想いを共有できた」だそうです。
お嫁に行った慣れない土地で、初めて農業の仕事に就く女性が多い中、消費者においしいものを届ける「いのちをはぐくむ」仕事に誇りを持ち、自然の中で野菜を育てる事、農業そのものを楽しみながら全国各地で活躍している農業女子。そんな女性たちが農業女子プロジェクトによってつながることは、さらなるパワーを生み出し、農業に携わる女性たちを輝かせると思いました。
また、「ハッピーベジタブル」シリーズの12種類の野菜たちはどれも見た目もネーミングも可愛らしく、とても興味深く感じました。
家庭菜園で栽培可能な品種もあるようなので、気になる方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
▼サカタのタネ「ハッピーベジタブル」についてはこちら
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▼丸の内タニタ食堂「週替わり定食」についてはこちら
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