ペペロミア・プテオラータとは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- ペペロミア・プテオラータ
- 学名
Peperomia
- 英名
- Peperomia
- 科名
- コショウ科
- 属名
- ペペロミア属
- 原産地
- 南米
ペペロミア・プテオラータの特徴
ミニ観葉やハイドロカルチャーとしても人気の高い「ペペロミア」は、世界で1000種以上も品種があるという、バラエティの多彩さも魅力の植物です。その中でも、定番品種ともいえるのが「ペペロミア・プテオラータ」です。やや肉厚の葉に、ストライプ模様が入るのが特徴で、水やりにさえ注意すれば管理もしやすい、初心者向け観葉植物です。
ペペロミア・プテオラータの詳細情報
園芸分類 | 観葉植物 |
---|---|
耐寒性 | やや弱い |
耐暑性 | 強い |
耐陰性 | あり。半日陰を好みます。 |
ペペロミア・プテオラータの栽培環境
日当たり・置き場所
半日陰を好みますので、明るい室内がベストです。戸外に置く場合は直射日光の当たらない、明るく風通しの良い場所を選んでください。
温度
5℃以上。8℃以上なら安心して育てられます。
ペペロミア・プテオラータの育て方のポイント
日常の管理
特別な手入れは特に必要ありませんが、水やりにさえ注意すればOKです。株が大きくなりすぎたり、根が回ったら植え替えをしましょう。
水やり
やや多肉質なので、水を葉に蓄える性質があります。ですから、水のやりすぎ(回数)はNG。土の表面がよく乾いてから、たっぷり水やりするのがコツです。一度に与える量はたっぷり、ただし、水やりの頻度を少なめにします。
肥料
5~10月の間、2か月に1回ぐらいの割で緩効性化成肥料を与えてください。もしくは、週に1度、薄めの液肥を与えるという方法もあります。
病害虫
ハダニが発生したら、専用の殺虫剤を散布してください。カイガラムシがついたら歯ブラシで駆除します。
ハダニは気温が高いところや乾燥している場所に発生します。暖かい時期に発生しやすく植物の葉から栄養を吸収して弱らせます。また、弱った植物はハダニの被害に遭いやすく、被害も大きくなりやすいです。数が増えて被害が大きくなってくると、葉緑素の不足によって光合成ができなくなり、生長不良になったり、植物自体が枯れていきます。
カイガラムシがつくと樹液を吸われてしまい、株が弱り生育も悪くなり衰え枯れてしまいます。カイガラムシは国内で約400種が発見されており、大きさや形なども様々であり、カイガラがあるのとないものもいます。野菜や果樹、草花、サボテン、ラン、観葉植物と様々な植物に発生し、吸汁(きゅうじゅう)します。
ペペロミア・プテオラータの詳しい育て方
植え替え・鉢替え
根が回ったら(鉢底から根が出てきたら)、一回り大きな鉢に植え替えましょう。適期は5~6月ごろです。古い根を取ってから植え替えてください。
冬越し
5℃以上で越冬しますので、ふつうに室内で管理すれば問題ないでしょう。ただし、窓際に置くと朝の冷え込みがかなりきつくなるケースがありますので、要注意です。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
挿し木で殖やせます。1節ずつカットして、1日置いてから川砂やバーミキュライトなどに挿します。
枯れさせないポイント
水の管理がすべてです。水はけのよい土に植えること、水やりの回数を控えめにすることがポイント。特に冬場は土がよく乾いてから与えてください。