こごみ(クサソテツ)とは？育て方・栽培方法｜植物図鑑

こごみ(クサソテツ)の特徴

「こごみ」「コゴミ」とは、クサソテツの新芽の別称です。山菜としての流通名でもあります。「こごみ（コゴミ）」という名前は、ワラビやゼンマイのように先端を巻き込むような形状をしており、これが屈んでいるように見えるというのが所以です。食用としては灰汁が少なくぬめりが少しあります。

日陰と湿地を好むシダ植物。生長すると葉を大きく伸ばし、斜め上方向へ向かって放射状に広げます。春から夏の新緑が美しく、高木の足元に植えると涼しげな印象になります。

明るい日陰から半日陰を好みます。日向でも育ちますが、葉焼けを起こすことがあります。

温暖を好みます。

肥沃で水分の保水性の高い土壌を好みます。

湿った土壌を好みます。乾燥させすぎないように管理してください。

特に必要はありません。

特に病害虫の被害はありません。

株元からしっかりしているものを選びましょう。

山の中や林の中の日陰に自生している植物です。腐葉土をたっぷりと漉き込み、水はけよく保水性の高い土を作ります。葉が大きく伸びるので、株元はしっかりと深く植え付けましょう。

春か秋の暖かい日に行います。冬は休眠期になるので根をいじらないようにしてください。

春の新芽は「こごみ（コゴミ）」といって山菜として好まれます。先端が内側に巻き込まれていて葉の開いていないものを根元から摘んで食用とします。山野で収穫する場合は経験者に確認をし、誤食に気をつけてください。

湿地が好きです。夏に高温乾燥が続くような場合はまめに水やりを行ってください。乾燥させない方がきれいな葉の色を楽しめます。

地上部は枯れて根は休眠します。水やりは控えめにします。

春に株分けで増やします。掘り上げた株をハサミで切り分け、植え替えます。

日陰と湿地を好みます。明るい半日陰などに植えるとよく育ちます。年々株で増えていき、群生します。増えすぎた際は株分けで移植するか、最初から増えてもいい場所に植えるようにします。

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