ウエストリンギアとは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- ウエストリンギア
- 学名
Westringia
- 英名
- Coastal rosemary,Australian rosemary
- 別名・流通名
- オーストラリアンローズマリー
- 科名
- シソ科
- 属名
- ウエストリンギア属
- 原産地
- オーストラリア
ウエストリンギアの特徴
ウエストリンギアはシソ科の常緑低木です。別名をオーストラリアンローズマリーと言い、木立性のローズマリーに良く似た形状をしています。違いは、ウエストリンギアの方が葉の色が淡く枝も華奢で柔らかく、触れても香りがしません。花はローズマリーに良く似た薄紫の小花を咲かせます。
ウエストリンギアは日当たりさえ良ければ(真夏と真冬以外は)一年中花が楽しめる四季咲きです。特に春から初夏は花数も多く、観賞を楽しめます。ローズマリーに比べて生長が早く、茂みになります。
斑入りの品種もあり、より軽やかな印象を受けます。
ウエストリンギアの詳細情報
園芸分類 | オーストラリアプランツ |
---|---|
草丈・樹高 | 1.5m |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 強い |
花色 | 薄紫、白、ピンク |
開花時期 | 四季咲き(真夏と真冬を除く) |
ウエストリンギアの育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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開花 | ||||||||||||
植え付け | ||||||||||||
挿し木 |
ウエストリンギアの栽培環境
日当たり・置き場所
ウエストリンギアは日当たりと風通しの良い場所を好みます。ウエストリンギアは暖地であれば地植えにすることが可能です。
用土
市販の培養土で問題なく育ちます。
ウエストリンギアの育て方のポイント
水やり
ウエストリンギアは乾燥気味を好む植物です。地植えのウエストリンギアは根付いてからは、特に水やりの必要はありません。鉢植えのウエストリンギアは表土が乾いたら、たっぷりと水やりをします。
肥料
ウエストリンギアは痩せ地でも育つ植物です。過肥の必要はありません。花付きが悪くなってきたと感じたら、穏効性肥料を適宜与えます。
病害虫
特に目立った病害虫の被害はありません。
ウエストリンギアの詳しい育て方
選び方
ウエストリンギアは株元から枝がしっかりとしていて、徒長していないものを選びましょう。株元の方の葉が黄色くなっているものは根詰まりを起こしている可能性があるので、避けるようにしてください。
植え付け
ウエストリンギアの植え付けは、真夏と真冬を避けた春か秋の暖かい日に行います。
仕立て方
ウエストリンギアは放っておくと1.5m程度にまで生長します。刈り込むことで生垣のように仕立てることもできます。
剪定・切り戻し
ウエストリンギアは四季咲き性なので、剪定時期はあまり選びません。葉が黄色くなった枝などはこまめに枝元で剪定します。生長が早いので、混みあってきたと感じたら適時剪定しましょう。
ウエストリンギアは刈り込んで生垣のように仕立てることも可能ですが、刈り込み剪定をすると、そこから枝が分かれて生長するため枝が混みあってきます。ナチュラルな雰囲気に仕立てたい場合は、混みあった枝を元から剪定することを続けるとよいでしょう。
植え替え・鉢替え
鉢植えのウエストリンギアは1~2年に一度、1~2回り大きなサイズの鉢に植え替えを行います。真夏と真冬を避けた春か秋の暖かい日を選んで植え替えるようにしましょう。
花
ウエストリンギアは春から初夏が最も花が多いですが、四季咲きで真夏と真冬以外は日当たりが良ければ一年中花を楽しめます。
夏越し
特に必要な夏越しの作業はありません。
冬越し
ウエストリンギアは常緑です。特に必要な冬越しの作業はありません。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
ウエストリンギアは挿し木で増やせます。
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