アストランティアとは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- アストランティア
- 学名
Astrantia
- 英名
- Great masterwort
- 別名・流通名
- マスターウォート、アストランチア
- 科名
- セリ科
- 属名
- アストランティア属
- 原産地
- ヨーロッパ
アストランティアの特徴
アストランティアは、セリ科アストランティア属の宿根草で、初夏に星のような形をした花が開花し、別名「マスターウォート」と呼ばれています。学名の「Astrantia」は、ギリシャ語で星を意味する「Astra」が語源となっています。
独特なフォルムのアストランティアの花は、花びらに見える部分は「総苞」で、その中心に小さな小花が密集しています。素朴で野趣あふれる草姿がナチュラルな雰囲気のため、欧米のガーデンにはとてもよく植栽されています。高温多湿が苦手なため、真夏の気候が厳しい日本の平野部ではなかなか夏越しが難しい草花ですが、寒冷地ではこぼれ種で発芽することもあります。
流通としては、苗より切り花としての流通量の方が多い植物です。主役級の花ではありませんが、フォルムのユニークさからアレンジのわき役の素材として人気があります。
アストランティアの詳細情報
園芸分類 | 草花 |
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草丈・樹高 | 40~80cm |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 弱い |
花色 | ピンク、白、赤 |
開花時期 | 5月~7月 |
アストランティアの育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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植え付け | ||||||||||||
開花 | ||||||||||||
肥料 |
アストランティアの栽培環境
日当たり・置き場所
日当たり~半日陰程度の風通しの良い場所を好みます。アストランティアは冷涼な気候を好む草花なので、どちらかというと寒冷地での栽培が向いています。
真夏に西日が強く当たる場所に植えるのは避けましょう。明るめな半日陰なら栽培可能ですが、日照が足りないと花付きが悪くなります。
用土
過湿と乾燥の両方を嫌います。適度に湿り気のある保水性のある土に植え付けましょう。
アストランティアの育て方のポイント
水やり
地植えは、根付いてからの水やりは必要ありません。真夏に日照りで土が割れてしまうほど雨が降らない場合は、朝か晩に水やりをします。
鉢植えは、極端に乾燥させた状態だと弱ってしまうので、土の表面が乾きはじめたらたっぷりと水を与えましょう。
肥料
春と秋に緩効性肥料を株元に与えます。
病害虫
目立った病害虫の害はありません。
アストランティアの詳しい育て方
選び方
葉がきれいで傷んでいない苗が良い苗です。植え付ける場所に合った草丈の品種を選ぶとよいでしょう。
植え付け
春と秋が植え付け適期です。地植えにする場合は、事前に土に腐葉土をすきこんでおいてから植え付けましょう。品種によっては草丈が1m近くなるものもあります。それぞれの品種の草丈、横張りに応じた株間を取りましょう。
植え替え・鉢替え
鉢植えは、2~3年に一度、植え替えをしましょう。
花
アストランティアの開花は一般的には5月~7月ですが、四季咲き性のある品種もあります。
枝分かれしている形状で1本の茎からたくさんの花が次々に開花します。すべての花が終わったら、株元で花茎を切り取ります。
収穫
アストランティアの花は、切り花やドライフラワーとして楽しむことができ、切り花としては長期間流通しています。
夏越し
アストランティアは、高温多湿の地域では夏越しが難しい草花です。強い西日が当たるような場所に植栽するのは不向きです。乾燥と地面の温度が上がることを防止する手立てとして、株元にマルチングをするとよいでしょう。
冬越し
耐寒性がある宿根草です。冬は落葉する場合がありますが、春になると再び芽吹きます。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
株分けと種で増やすことができます。適所に植えると、こぼれ種で増えることもあります。