これなんだ?正体を知ると鳥肌が立っちゃう虫こぶと対処法について

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みなさんは虫こぶという言葉を知っていますか?

一度知ってしまったら、もう忘れられない…

そんな虫こぶについてご紹介します。

目次

虫こぶとは

虫こぶになりやすい植物・虫・部位

虫こぶの対処方法

虫こぶとは

葉の先にかわいいピンク色のお花のようなものがついていますね。

 

もっとよく観察してみると花なんかではありません。葉の先が奇形しているのが分かります。

 

1枚や2枚ではありません。全体に広がっています。これはやっぱり植物に何かが起きているとしか考えられません。

病気なのでしょうか、それとも害虫のせいなのでしょうか?

 

虫こぶ

ズバリこれが虫こぶなんですが…

どうしてこのような状態になってしまったのでしょう。

原因

昆虫類やダニ類が植物に寄生することにより、細胞が傷ついてしまう。

結果

植物の細胞が異常に生長し、奇形化する。大量に虫こぶが発生すると植物ごと枯れてしまうこともあります。

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虫こぶになりやすい植物・虫・部位

虫こぶの原因となる虫は、単食性で決まった植物のみを加害することが多いようです。そのため、虫こぶがつきやすい植物や害虫、発症する部位について頭に入れておくと良いでしょう。

植物

虫こぶはブナやヨモギ、エゴノキ、ヤマフジ、クリ、ブドウなどにつきやすいようです。

ハエ目タマバエ科、ハチ目タマバチ科、フシダニ類、カメムシ目アブラムシ科、カメムシ目キジラミ上科など。

例えば、タマバチ科のクリタマバチは単食性でクリのみを加害する害虫です。幼虫が虫こぶの内部に寄生することもあります。

部位

虫こぶが発生する場所は、植物の芽や茎、葉や蕾、花、実、根にまでと様々な部位にできます。

上の画像のように虫こぶの原因となった虫の幼虫が寄生している新芽は、春の生長期に新芽が伸びない。そのため、開花もしなければ実もできないため、植物が生育しないことになってしまい、被害が拡大するに従い樹全体が枯れてしまうことになります。

勇気がある方は、虫こぶの断面を切ってみましょう。虫こぶの内部に幼虫を見つけることができるかもしれません…でも、やっぱり怖いですね。

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虫こぶの対処方法

虫こぶと一言でいっても、害虫の種類によって対処方法は違ってきます。まずは害虫の正体を突き止めましょう。

例えば、害虫の種類がアブラムシだったとします。

アブラムシの卵が冬を越し、4月に孵化し樹液を吸うため虫こぶが4月上旬以降にできます。この幼虫が成虫になると虫こぶから飛び出し活動し出します。そして、秋になると再び樹に戻り産卵するというサイクルを送ります。

防除方法

アブラムシが原因の防除方法は、虫こぶから羽のある成虫になって飛び立つ前にスミチオンなどのアブラムシに効く薬剤を散布してみましょう。

舞い戻って卵を産みつけられて被害を拡大される前に対処したいですね。

 

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一見すると樹の葉っぱに可愛い実がついてるように見える虫こぶ。春はみなさんも近所のあちこちで虫こぶを発見するかもしれませんね。

 

 

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