室内で育てる花!ミニセントポーリアの育て方と楽しみ方
とまつあつこ
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室内で育てられる花といえばセントポーリア。その中でもミニサイズのセントポーリアに注目し、育て方と楽しみ方を紹介します。手のひらサイズのミニセントポーリアはとても繊細で可憐。花や葉の形、色も変化に富んで美しく、1年中室内で育てられます。スペースもとらず、室内で花を育てたい方にとってもおすすめの植物です。
目次
ミニセントポーリアの魅力
ミニセントポーリアの魅力は、まず、室内で花を育てられること。室内で花を楽しめる植物を探すとなかなか無いのですが、ミニセントポーリアは普通サイズのセントポーリアとともに、室内で花を咲かせる植物の代表と言っても良いと思います。
今回紹介するミニセントポーリアは直径6㎝ほどの器に入った手のひらサイズ。小さいので狭い場所でも楽しめます。小さい株にたくさんの花をつけます。
つぼみをたくさんつけ、次々と花を咲かせる準備をしている姿がなんとも愛らしいですね。
花や葉の形、色も変化に富んで美しく、このような八重咲きのミニセントポーリアもあります。
コンパクトな株でありながら、のびやかに育つ草姿が美しいです。
葉は肉厚でぷっくり、ふわふわしています。よく見ると葉や茎にうぶ毛が生えていて面白いですよ。
ミニセントポーリアの育て方
ミニセントポーリアは、イワタバコ科の非耐寒性多年草で、花期は周年です。
暑さにも寒さにも弱いのですが、18~25℃くらいでカーテン越し程度の明るさがあれば一年中花が咲きます。
ミニセントポーリアが好む生育環境は、人間が快適に感じる室内環境と似ていると言われています。
葉挿しでふやすこともできます。
ミニセントポーリアを購入した時、小さなプラスチック鉢に植えられたものが、白いプラスチック製の鉢カバーに入っていました。できたら植え替えた方が良いのですが、このままでもしばらく楽しむことができます。
ミニセントポーリアを上手に育てるためには、ちょっとした水やりのコツが必用です。
水やりは、だいたい3~4日に一回、室温と同じくらいの温度の水をあげます。土が湿っている時はあげず、乾いたらあげましょう。花に水がかからないようにします。また、室温と10℃違う水をあげてしまうと、葉に薄黄色の斑点ができたり、腐ってしまう原因になります。育てている室温と同じくらいの20~25℃の水が望ましいです。
ミニセントポーリアを購入してきたままで育てる場合、水やりをすると鉢カバーに水がたまります。
根腐れや病害虫予防のため、水やりの際に鉢カバーや受け皿にたまった水は必ず捨てるようにしましょう。
ミニセントポーリアの植え替えについてお話しします。
バーミキュライトやピートモス、パーライトなどを混ぜて使う土をつくることもできますが、水はけと保水性がよく、根腐れしにくく、セントポーリアが好きな環境に調整済みの土も販売されています。
植え替え用の小さな鉢に鉢底ネットを敷き、鉢底石を入れ、その上に器の半分くらいの高さになるくらい土を入れて植え替えていきます。
茎が折れやすいので優しく扱いながら植え替えます。
植え替え完了です。やっぱり植え替えると一味違ってさらに愛着がわきますね。
花が終わったら、手で摘み取りましょう。終わってしまった花を取ることで、次の花を次々に咲かせることができます。
▼ミニセントポーリアの本家、セントポーリアの詳しい育て方はこちら。
ミニセントポーリアの楽しみ方
しばらくは購入して来たまま、室内のレースのカーテン越しなどの明るい場所に置いて楽しんでもいいですね。
このように、ミニサイズのおしゃれな鉢にそのままセットするだけでも雰囲気が出ます。
さらにひと手間かけて、おしゃれなミニサイズの鉢に植え替えて飾ってみました。見た目も美しく、鉢カバーの中に水がたまることも無く、ミニセントポーリアが生き生きと育ちそうですね。
ミニセントポーリアは、インテリアとしても室内で素敵に飾れます。コンパクトなので移動も簡単。その時の気分で室内の好きな場所に飾ることができて楽しさいっぱいです。
ミニセントポーリアを楽しもう!
「ミニセントポーリアが好む生育環境は、人間が快適に感じる室内環境と似ている。」それを聞くととても親しみがわいてしまいます。ミニセントポーリアは室内で育てるので、天候や寒さ暑さに関係なく、昼でも夜でも手入れをして楽しむことができ、場所をとらない優れもの。ぜひ、室内で上手に育てて周年花を咲かせて楽しんでくださいね。
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